ウェルビーイング大学と私 ~旅は道連れ世は情け~ by ざっきー
私がWBUに入学したのは、2021年の2月だった。
初めて交流会に参加する前は、ウェルビーイングを学ぶ大学だから、さすがに意地悪な人はいないだろうと想像するものの、知らない人との交流会というのはちょっとドキドキした。
でも、その初回が運命の出会いだったような気がする。
初回のブレイクアウトで出会った仲間と始まった部活が、「旅部」である。
自己紹介で、特段人に言えるような趣味もない私は、咄嗟に「旅が好きです。家族で47都道府県を巡るのが夢です。」という話をした。思いのほか旅の話題は盛り上がり、一緒にいた仲間の行動力により、あっという間に部活が立ち上がった。(こういう瞬発力って、やってみよう因子なのか⁉)
WBU日本(世界)全国Well‐Beingの旅部は、コロナ禍ということもあり、月1回程度、オンラインで、日本全国、世界各地の旅の楽しみをシェアしている。
日本全国を巡るすごろくのように、毎回違う土地を取り上げ、メンバーが過去に旅をして良かったと思う場所、住んでいるからこそわかるご当地ネタ、景色、お宿、方言、そして食べ物を紹介する。この「おいしいもの紹介」が私の楽しみで、食べ物の写真・動画をシェアしてもらうと食べていないのに、本当に食べているような気になり、元気が出る。(あ~ん、食べたくなる。食べるために旅したくなる。)
今やネット販売で日本全国だけでなく、世界の食べ物が手に入れようと思えば手に入る時代だが、不思議と通販サイトで見る食べ物はそこまで美味しそうに思えず、実際に買う気になれない物も多かった。クリックひとつで買えるのに。
しかし、旅の思い出と食べ物がセットになると、幸せ感が倍増し、手に取りたくなる。
旅部で満面の笑顔とともに紹介されると、旅番組や食レポを見た後よりもっと食べたくなる。
だって、幸せな人が幸せたっぷりに紹介してくれるから。
今まで紹介された「おいしいもの」で印象に残っているのが、宮崎牛、屋久島のトビウオの燻製が乗っているにゅうめん、熊本の鰻のお頭つき、愛媛の鯛めし、デンマークのおしゃれキオスクで売っているオーガニック食品、ニュー・ノルディック・キュイジーヌ(新北欧料理)、北イタリアのカルド・ゴッボ、ゴルゴンゾーラチーズ、松本の山賊焼き、長野の戸隠そば、江の島のしらす丼、長瀞のガレ、福島の天栄米、北海道のやきとり(豚肉)・・・
そして、たかし先生による広島講座や年末にはスペシャルゲスト前野夫妻によるサンフランシスコ編もあった。(入部後アーカイブでどうぞ)
今年は、やっとリアルでの旅も実現しそうで、ますますWell-Beingな旅が楽しめそうである。