現場女子のトイレ問題
一つ前の現場から、仲良くしていただいている設備屋さんが、応援に呼んでくださり、梁スリーブ(コンクリートの躯体に配管などを通すための貫通穴を設けるための配管)工事のお手伝いに行っています。人材不足などが進むと、業種を超えたコミュニティーも今後膨らむのではないでしょうか。
私が実際に経験したトイレ問題
その1
ドアを開けられてしまった。
現場に出たての頃、仮設トイレを使用したことが無かった私は扉の開け方、鍵の締め方も分からず。聞く事も出来ず恐る恐る。。笑 使っていた時、鍵がしっかりかかっておらず開けられてしまったという失敗がおこりました。開けてしまった男性は一瞬でどこかに消えていってしまいましたが、、、めちゃくちゃ恥ずかしかった事を、今でも覚えています。反対に開けてしまった事も多々あり、私のように鍵を掛けるのを失敗したのか、忘れたのか、、、、この話を人にすると、かけない人もいるとの返答もあり、衝撃をうけました。
それ以来、現場のトイレを開ける瞬間が怖いと感じています。
その2
現場にトイレが無くて、近所のコンビニのトイレに長蛇の列ができた。
これは、本当の話で、竣工前の新築現場で現場にトイレが無い!という事態が起こってしまいました。
ただただ衝撃でした。
その3
女性用トイレの鍵は事務所まで
女性用トイレを男性が使わないようにとの対策で鍵を現場事務所にいる監督さんに借りに行かないといけない事がありました。
仮に行くと、少しめんどくさそうに対応され、、、、、安心して使えるトイレのはずが少し残念な気持ちに、、、。やんわり施工管理に相談し後日、合鍵を作製していただきトイレを快適に使えるようになりました。
その他、現場の最寄りのコンビニの女性専用トイレから見覚えのある男性が出てきたり、トイレを現場外で借りるのにわざわざ買い物をしたりと、日々の努力?を重ねている方も多いのが建設現場の現状でもあり、昔に比べると改善はされてきてはいますが、男女ともに
労働安全衛生規則にある
職場のトイレは男性用と女性用のトイレを設けた上で、同時に労働者数によって一定の個数を確保する事
がしっかり守られる事を強く望むのと同時に、その使い方についても個々で意識を持って行いたいですね。
こんな事が叶えばトイレ問題は解決にならないか。
個々の使い方できれいに保つ事も可能な仮設トイレは、どこにでも設置できる移動式のトイレです。
また、課題としては、多機能トイレをわたしは今まで現場で見たことがありません。
災害があった際に避難場所に運んで設置する仕組み。
これを、規模の大きい工事現場から地方自治体などと協力する事で仮設トイレの確保ができないだろうか。今後、私たち技能者側からも
実現にむけて一緒に働く環境の整備に取り組んでいきたいと考えています。