筆下ろし

　皆さん、こんにちは。筆下ろしに書き初めって言うと、下ネタを連想する人が多いよね。木賃もくちんふくよし(芸名)です。
　さて。筆下ろしと言うと、本来の意味は、

　(´･Д･)」新品の筆を
　初めて使う事です。

　下ろしたてのシャツ、新しい靴を下ろす、と言うように「下ろす」には「新品を初めて使う」という意味があります。
　これが転じて「筆下ろし」には「新しい物事を初めて行う」という意味が含まれている訳ですね。ええ。

　ですが、世間では３つ目の最も使用されているであろう、

　(´°Д°)」男子が、
　「童貞を捨てる」
　という意味もある。

　(´･Д･)」ああ、ちんこの形が筆に似てるからか。なるほど？

　つまり、初めて新品の筆(ちんこ)を使うから、筆下ろし、という訳だ。
　ふむ。かつては鉛筆もシャーペンもボールペンもペンタブもなかったから、

　(´･Д･)」新しい筆を
　下ろすのは普通のこと。

　しかし、時代が変わり、ほとんどの人間が筆を常用しなくなった現在、隠語的な「筆下ろし」の意味合いの方が強くなってしまった、という事なのであろう。

　そんな感じに、本来の意味と俗語的な使い方が逆転してしまった例は他にもあるでしょうが、ワタクシ、今回は新年にかこつけて、

　(´･∀･)」筆下ろし
　しちゃいましたぁ☆

　はい。正確には筆下ろしと言うか、書き初めと言うか、説明すると長くなっちゃうんですが、

　(´･Д･)」書き初め
　したんですよね。

　ええ。

　いや、「書き初め」ってのを本当にした事がないのか、って言うと、たしかに小学校授業の一環でやらされたとは思うんです。
　あと、何をもって「書き初め」と言うのか、は厳密に分析するのは難しい。
　しかし、小学校の授業以外で筆ぺんや絵筆以外で筆を持ち、半紙に文字を書く、なんて行為をやった記憶がない訳です。ないです。ありません。
　それらしい行動は小学校の「習字」の時間だけ。ん？　中学にもあったっけ？　記憶にないけど、多分ない。
　と言うか、今の小学校教育に「筆文字」のカリキュラムはあるのか？　なさそうだぞ？
　そろばんとかもまだあんの？　むしろ電卓の授業をやるべきじゃね？

　いや、そんな事はどうでもよくてだな。

　要は「授業でやらされた事がある」って程度の書道なんて、やった事がないのと大差ない訳ですよ。
　たまにある話ですやん？　音楽の授業は大嫌いだったのに、ふとした事で音楽にハマってミュージシャンになりました、みたいな話。

　ワタクシも今回は、コーラ売りで販売イベントに出てる時、会場のスタッフの方から、

　（╹◡╹）書き初め大会
　やってるんで、是非、
　参加してくださいね！

　って言われたから、

　(´･Д･)」ほう、
　そーゆーのもあるのか。

　ってなった訳ですよ。ええ。
　正直に言って、ワタクシは字が下手な自覚はある。筆なんてまともに握ったのは４０年ぶりぐらい。別に、

　(´･∀･)」あ、後で書いておきますねー。

　とか言っといて、忘れたフリをする事も出来た。
　しかし、別に下手かどうかなんて事を気にしてたら、

思想と能力に直接の関係はない。 pic.twitter.com/DMfglqtTKx

— 木賃ふくよし(芸名) @ 寿烏丸るみの中身 (@wb_opus_1) January 9, 2025

　(´･Д･)」黒板に字なんて
　書いてない訳ですよ。

　だから逆に、「この歳だからこそ、普段やらない事に手を伸ばして行かなきゃな」とは思う訳で。ええ。
　ただ、割と皆さん、

　(;´･Д･)」真面目な事を
　書いてらっしゃるのよね。

　ワタクシが「希望」とか「挑戦」とか書いても空々しいだけだし、画数が多いから書きたくないし、場の空気に合わない事を書いてシラケさせるのもキツイし。

　(´･∀･)」やー、なんか
　皆さん真面目な言葉ばかりで、
　自分みたいにフザケた奴は
　どうにも書きにくいっすよねぇ。

　と、スタッフの方にチラッと探りを入れ、

　（╹◡╹）　大丈夫ですよぉ！
　「ダイエット！」とか
　書いてる人もいるんで！

　と言う返事をもらい、

　(´･Д･)」書きました。

　(´･Д･)」　おわかりいただけただろうか？

　(´･∀･)」　ぶっちゃけ、
　やっぱり浮いてたし、
　空気的にはスベってた。

　(´･∀･)」ま。いいか。

　そんな訳で、「やっちまったモノは仕方ねえ」と、ほとんど気にしてなかったんですが、たまたま、スタッフの方々が、

　（╹◡╹）　誰かのせいにしない、
　だったらわかるけど、、、

　(๑╹ω╹๑)　誰かのせいにしたい、
　だもんねぇ、、、

　と心配そうな声色で話してるのを聞いてしまい、

　(´°Д°)」　うわあ、スミマセン！
　フザケた事を書いちゃいました！

　と咄嗟に詫びを入れた所、

　（╹◡╹）　あれ？
　コレを書かれたのって、
　木賃さんなんですか？

　と話が少し噛み合わない。
　いや、正確に言うと、便宜上「木賃さん」と書いたが、仕事上では当然本名を名乗っているので、ワタクシが木賃もくちんふくよし(芸名)だなんてフザケた名前を使っている事を知っている訳がないのだ。
　それどころか、話を聞いてみると、

　（╹◡╹）　ウチの職場に、
　フクヨシってスタッフがいまして。

　なんかイメージに
　合わない事を
　書いてるなあ

　って思ったんですよ。

　(´°Д°)」フクヨシさん、
　心よりお詫び申し上げます。

　その場は誤解を解いて事なきを得たのですが、書は飾られたままだし、スタッフの方は沢山いるし、

　(´･Д･)」風評被害を
　バラまいている気がする。

　(´･∀･)」ま。いいか。

　(´･Д･)」ワタクシなんかに、
　「やりませんか？」って
　声を掛けた方が悪い
　と思うんですよ。ね？

　↑　さっそく誰かのせいにしている。

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　なお、この先には名前の話しか書かれてません。