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どっちのいいね、どっちがいいの?


 皆さん、こんにちは。どっちでもいい木賃ふくよし(芸名)です。
 さて。皆さんの中には、Twitterやこのnoteなどで、何らかのコンテンツを配信する側の人もいる事でしょう。
 インターネット、SNSなどのツールが発達したお陰で、多くの人間がかつてよりも気軽に、簡単に、そして軽率に発信側の人間になれるようになりました。
 そして、多くの人が多方面への受信側になった訳ですが、ワタクシは、どっちの立場が偉いとか凄いとは思いません。

 ツールなんて使い方はそれぞれですし、こう使わないと駄目!なんてルールはないと思うのです。あるのは、こう使うと痛い目を見るって事だけ。
 包丁を料理に使うのが普通で安全です。工具として使ってもいいけど、ノコギリとかカンナとかノミとか使った方が安全だよってだけの話です。
 ひょっとすると、工具としても、この場面では包丁を使えば超便利ってライフハックがあるかも知れません。もし、それを見つけたら工具として使えばいいだけのこと。
 要は、道具の使い方なんて自由。ただし、安全に使うには、使用用途を考えた方がいい。それだけだ。

 SNSだって、発信側と受信側がありますけど、そのどちらかでなければならない理由もありません。10:0でも0:10でも、5:5でも、3:7でもいい。
 発信だって、単なる備忘録として使うもよし。情報を発信するもよし。知り合いにだけ向けて言うもよし。定められたルールに反しない限りは好きにやればいい。強いて言うなら、ルール内であれ、人様の迷惑にならないようにって事ぐらいだろう。

 それが、ワタクシのSNSやネットのみならず、道具に対するワタクシのスタンスである。
 なので、個人的にはこれが正しいとは思うが、道具の使い方のみならず、この考えを他人に押し付けるつもりもない。
 無論、人間なんだし、矛盾はある。簡単に言えば、人殺しは絶対に許さないから死刑にしろ!って事だ。
 道具なんて好きに使えばイイけれど、どうしてもアイツの顔が嫌いだから、アイツが好んで使ってる、その使い方だけは許せない! ってな事がどうしても出てくる。そんなモンである。
 せいぜい、それがダブルスタンダードになってる事を自覚して、これは仕方ないと納得し、以後はなるべく減らしていくしかない。そんなモンでいいと思う。

 で。
 なんでこんな話をしてるかと言うと、

 ワタクシが先日、「いいね」を押してくれ!と催促した事に端を発する。

 平たく言うと、



 面白いと思ったから
 「いいね」を押して貰えるのと、

 読んでないけど、とりあえず
 「いいね」を押して貰えるのと、


 どっちがいいんですか?



 って話が出たからである。
 ふむふむ。なるほど。実に興味深い。うん。そうだね。これに簡潔に答えるとするなら、


 どっちでも、
 ありがたい。



 「くれてやるから這いつくばって拾え」って投げ捨てられた1000円と、「大事に使えよ」って握られた1000円、どっちがありがたいの? って話、ワタクシには同じ現金1000円です。気の持ちようは変わるだろうけど、1000円は1000円。
 って事になる。
 そりゃ「いいね」より「リツイート」、リツイートより「いいねとリツイート」の方がありがたい。贅沢を言うなら、投げ銭までしていただけるとありがたい。
 気持ちのこもってない「いいね」なんてもらって嬉しいか? と言われると、嬉しいですね。だって、いいねに気持ちがこもってるかこもってないかなんて、簡単に判別できませんから。
 だって、面白いと思ったけど「いいね」は押さないなんて人はザラにいます。
 例えばワタクシは昔、こんな感じの文章をfacebookにも載せてたけど、

「アンタの文章には共感したけど、これに共感するヤツって思われたくないから絶対にいいねなんか押さない」って言われた事もあるし。

 それに、例えば先程の1000円、寄付をする/されるとして、必要なのは寄付金である。
 同情の気持ちだけで人は救えない。それが現実である。心の中で嘲笑っていようと、その寄付金で助かる人がいる事の方が大事なのだから。

 それに、その人が読まずにリツイートしようと、リツイートされた先の人が読んでくれればいい。万人に受け入れられる商品なんてモノはないだろう。だが、受け入れてくれる人の元に届くかも知れないのだ。


 だからワタクシは、いいねもリツイートも欲しい。


 そりゃ読んだか読んでないかって言われると、読んでいただけると嬉しい。だって、



 読んでもらうために
 書いてるんだからさ。


 面白いと思って貰えるために
 書いてるんだから。



 まあ、実際に面白いのかつまらないのかはわからない。少なくとも、自分なりに面白いと思えるものを書いているつもりだ。
 中には、面白いと思ってくれる人もいる。
 けど、毎日アップされてるから、毎日ちゃんと読まなきゃって義務感が出てきて読むのがしんどくなった、とか言われたりもする。だったら読まなくてもいいと思う。
 実際、いいねを押す事が義務になって、読むどころか押すのも億劫、なんて言われるし、それなら押さなくていいと思う。
 最初に言った通り、ツールなんて好きに使うものだから。

 だから、ワタクシも好きに使う。
 ワタクシは自分の書いた文章に、いいねもリツイートも投げ銭も欲しい、隅々まで読んで欲しい、と主張するだけだ。

 催促がウザいと思われるのは仕方ないだろう。ワタクシもしたくないけど、生活がかかってるんで仕方ない。迷惑だったらスミマセン。
 でも、心底ウザければ、ミュートにするなりブロックするなりしてくれればいいと思う。そーゆー機能があるんだし、それが道具の使い方だと思うのだ。

 到底、真似できそうもないが、


 『高田純次 適当伝説 DVD 見なくてもいいよ。買ってくれれば。』


 という精神でいたいと思う次第です。



 ※ この記事はすべて無料で読めますが、そんな訳で、いいねもリツイートも投げ銭(¥100)もお願いします。いいねは、Twitterもnoteも両方お願いします。noteのリツイートはオススメです。
 なお、この先には特に何も書かれてません。

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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。