トランスフォーマーONE
皆さん、こんにちは。私にいい考えがある。木賃ふくよし(芸名)です。
てな訳で、早速ですが、
(´・Д・)」観てきました。
トランスフォーマーONE
ゆずとうふさんの奢りで。いや、金がなさすぎて映画にも行けない状態なのよね。割と真面目に。
そんな訳ですから、
(´・Д・)」他人の金で
トランスフォーマー!
もう、面倒なので、手っ取り早く結論から行きますね。今回のトランスフォーマーONEは、
100点満点方式で評価すると、
はなまる💮でした。
(´・∀・)」ま、
最高ですね。
簡単に言いますと、頭を空っぽにして楽しめる娯楽作、と言うか、
(´・Д・)」頭が空っぽでないと
楽しめないかも知れない。
ハッキリ言えば、トランスフォーマーシリーズのファン以外は、この映画を観なくても何ひとつ損はしない。しかし、この映画を見れば笑顔になれる。
ぶっちゃけ、開始10分ほどで、物語の展開が「読める」のだ。要はありきたりなストーリーで、どんでん返し部分を含めて、すべてが予定調和。まあ、何ひとつ新しい展開はない。
だが、面白い。
そう。水戸黄門や吉本新喜劇が、マンネリであろうとも面白いのには理由がある。完成されているからだ。
その点でこの映画は、枯渇してしまったエネルギーを求め、鉱夫の労働者たちが冒険に出て、その裏に隠された陰謀に巻き込まれつつも、再びエネルギーが湧き出すようにするまでの英雄譚である。何の捻りもない。
だが、それでいい。約束された面白さで応えてくれる。
そこには、我々の観たかったトランスフォーマーがあるのだから。
しかし、一点だけ注意が必要だ。最低限でいい。トランスフォーマーの基礎知識だけはあった方がいい。
トランスフォーマーという超ロボット生命体達に対し、
(´・Д・)」誰が操作してるの?
誰が作り上げたの?
こいつらセックスすんの?
子供作れるの?
みたいな設定部分で引っ掛かっちゃうと、物語以前に設定が頭に入って来ない。←こーゆー人を何人も見てきた。
なので、トランスフォーマーという世界を、アニメでも実写映画でもいいから、
(´・Д・)」 コイツらは機械で出来てるだけで生命体。
正義のサイバトロン軍団と、悪のデストロン軍団が戦ってる。
サイバトロンのリーダーはコンボイ(オプティマス)で、デストロンのリーダーはメガトロン様って知ってれば、だいたいOk。
ぶっちゃけ、トランスフォーマー(無印。第1作目)がyoutubeで公開されてるから、その1話だけ観れば予備知識は充分だと思う。
つまり、結論から言うと頭を空っぽにしないと楽しめない痛快アホ爽快アクション娯楽大作。であり、それが結論だから結論なのである。
まさに、はなまる💮の映画。
だが、不幸は訪れた。
映画を最高に楽しみ、エンドロールが流れ始めた時、とうとう出くわしてしまったのだ。
(´°皿°)」妖怪
「スマホいじり」に。
いや、これまで何度も劇場に足を運び、妖怪スマホいじりに出くわさなかった訳ではない。いた。何度も出会ってる。
しかし、これまでに出会った「スマホいじり」(昔はケータイいじり)には、まだ可愛げがあった。
光が漏れないように股の間でスマホをいじるとか、電源を入れても、着信履歴を確認したらすぐ消すとか、長いエンドロールに耐えきれず、終わりかけに電源をつける奴とか。
あるいは性質は悪かったけど、ワタクシの席からは遠くて被害が少なかったとか。
いや、コイツらも重罪だが、ワタクシにも情けはある。会社から、奥さんから、親から、どんな深刻な内容の連絡を受けてるかも知れんし、そーゆーシチュエーションがないとは言えん。
だから、落ち着かず、ついスマホの電源を入れてしまった人を全面否定はしない。
しょーもない理由ならハラワタ引きずり出して処すが、ちょっとしょーもない理由なら一撃斬首で処すぐらいの優しさは持ち合わせている。
しかし、
このワタクシの2つ前にいた、「妖怪スマホいじり」のおっさんは、
ワタクシの近くで、スマホの電源を入れ、しかもスマホを胸の位置まで持ってきて、
(´°皿°)」 SNSを
見始めたのである。
処す。これは容赦なく処す。
ワタクシはブチ切れ寸前だったが、まだ処刑するには証拠が足りない。
ひょっとすると、奥さんが出産するとか、親が危篤だとか、そーゆー報せがあるのかも知れない。そして、SNSがその唯一の連絡手段って可能性がない訳でもないだろう。まだだ。慌てるんじゃない。
怒りのトランスフォームにはまだ早い。
ちなみに、最初の時点で見ていたのは、おそらくInstagramだと思われる。(インスタはほとんどやってないので自信がない) しかし、妖怪スマホいじりはインスタを閉じ、
(´°Д°)」ツイッター(自称:X)を開いた。
ワタクシはツイ廃(ツイッター廃人)なので、遠目であろうと、この画面を見間違えるはずはない。ツイッターだ。しかも、ナイトモード(黒画面)じゃないから超まぶしい。
そして、ツイッターのDMを開くとか、特定のアカウントを見る訳じゃなく、
(´°Д°)」流し読みしてる。
うん。
(´・∀・)」 処そう。
映画が終わったら、このおっさん捕まえて、店員の前に引きずり出してやろう。はなまる💮映画を楽しんだ後だけに、ガチ切れ具合がガチである。
ちなみに、この日は3連休ってのもあってか、お子様連れの観客が多くて、正直「子供が騒いだらイヤだなぁ」とか思ってた。
しかし、思いの外ガキんちょどもは静かで、声を上げたりする事はゼロではなかったが、むしろ映画館の醍醐味だろ、ってぐらいで完全に許容範囲に収まっていたのだ。
そんな子供でも我慢できる程度のルールを、
(´°皿°)」おっさんが
守れんとは何事ぞ!?
そんな訳で結構なガチ切れ具合のワタクシ。正直、席が1つ前なら、確実におっさんの頭を持ってたカバンでシバいてた。
(´・∀・)」前の座席を蹴るのは、
劇場内で禁止されてますからね?
おっさんの頭をシバく事は特に禁じられていないし。
本当なら、今すぐにでも席を立って、このおっさんをシバきたい。しかし、それができない理由が2つあった。
ひとつは、このおっさんをシバきに行って、エンドロールで余韻を楽しんでいる観客の気分をブチ壊したくなかったからだ。劇場の席から考えて、おっさんのスマホで迷惑してるのは、多くても観客の1/4程度である。何も知らない3/4が巻き込まれるのは忍びない。
だから、劇場が明るくなるまでは動けない、と言うのが1つめ。
もうひとつは、
ポストクレジット(おまけ映像)が
ある事を知っていたからである。
(´°Д°)」しかも! 2つも!!
この妖怪スマホいじりをシメる事より、ワタクシがオマケ映像を見られない方が問題なのだ。そして、前者の理由と合わせるなら、多くの人が、映画の余韻どころかオマケ映像を楽しめなくなってしまう。それは避けたい。
とか思ってるうちに、オマケ映像のひとつは終わり、妖怪スマホいじりもツイッターを閉じ、
(´°皿°)」Facebookを
開きやがったのである!
ワタクシは自営業をやってた頃に、店の宣伝をFacebookでやってた時代が数年間あるので、Facebookの画面も見間違えない。そして妖怪スマホいじりは親指で画面を下にスクロールしてるから確実に流し読みだ。
処す。確実に処す。謝らせて、店員の前に引きずり出し、その後の処分は任せる。
(´°皿°)」絶対に許さん。
ワタクシは映画の余韻が吹き飛んだ事にイライラしながら、おっさんの特徴を記憶する。何しろ映画館の暗がりである。人違いをしたら大変だ。
ハンチング帽をかぶって、身長は170前後。中肉中背で、、、いや、やや太り気味か。思い出した。映画が始まる時も、本編開始直前に来た奴だな。座ってる席も数えた。おそらくFの8番だ。
よし。間違えない。
劇場が明るくなると
同時に怒鳴り込んでやる!
そう覚悟を決めた瞬間、妖怪スマホいじりは、席を立って、
(´°口°)」劇場を
出て行ったのである。
(´°口°)」ええええええぇぇぇえええぇえぇ?
いや、去ってくれたのは有難いけど、
だったら最初から
劇場の外でスマホ見ろよ!
って思うと、安堵とフラストレーションが膨れ上がる。
いや、キレずに済んだのは有難いけど、キレる寸前だったワタクシの怒りの行き場は!?
いや、今ワタクシも席を立っておっさんを突き出すべきか?
いや、でも、流石にもうそろそろポストクレジットが始まっちゃうし。
と思ったら、まだスタッフロールが続いてる。
さっきのタイミングで席を立ってれば間に合ったか!? いや、どうなんだ!?
とか思ってるうちに、オマケ映像が始まり、楽しかったんだけど、楽しみ切れない自分がいた。
「終わり良ければ全て良し」って言うだろ? 妖怪スマホいじりはその終わりを台無しにするカスなんだよ。
次に出くわしたら、ワタクシは確実に「処す」からな。覚えとけ。
って言っても、妖怪スマホいじりは、こんな長い文章を最後まで読めないんだろうな。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。