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冴えたやり方は1つじゃない。


 皆さん、こんにちは。冴えない木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 はい。昨日の記事に書きましたが、とんでもない事態になったので、記事は短めにサクサク進めたいと思います。

 とんでもない事態。


 えーと。そんな訳で約1週間の東京出張から帰ってきたワタクシですが、まあ、要するに、


 (´・Д・)」ワタクシが
 制作に関わった
 クラフトコーラを
 売りに行ってた訳です。



 で。ワタクシゃ、そろそろクラフトコーラを売って3年ぐらいになるのだろうか。
 飲食業界という枠内ではかなり長くなるが、クラフトコーラ業界という枠内ではヒヨッコである。
 もっとも、狭義で言えばクラフトコーラという業界自体が発足して5年ほどなので、そう考えれば長い気がしなくもない。

 さて。そんなクラフトコーラ業界ですが、業界自体が新しい事もあって、


 (´・Д・)」変な所で、
 無知だったりする。


 いや、コレはクラフトコーラ業界に限らないが、新しい業界や新しい業種ってのは、当然、新しい事をするので、想定してないトラブルに見舞われたりする訳だ。
 無論、新しい業界でもそれまでのキャリアが役立つ事も多い。だから、誰もがまったく想定していないトラブルってのは多くないのである。
 しかし、業界の規模が小さいと、埋められる穴ばかりとは限らない。

 わかりやすい話、人間が100人いれば、確実に英語が話せる人間が1人はいる。
 しかし、10人しかいなきゃ、誰一人として英語を話せないなんて問題にブチ当たる訳だ。

 例えば、とあるイベントの時に、



 客が「飲み残したコーラ」という「液体のゴミ」をどう処理するか。


 という問題にブチ当たった事がある。そう。イベント会場に必ず排水設備があるとは限らないのだ。
 だが、飲食業界が長いワタクシは、その状況を見て、


 (´・Д・)」 それ、
 ティッシュに
 液体を吸わせて、
 可燃ゴミとして
 処理すればいいのでは?


 と提案したら、



 Σ(;゚Д゚) 天才かッ⁉︎


 みたいな空気になった事がある。
 いや、別にコレはワタクシが天才な訳でも何でもなく、たまたま、その場にはそれを知っている・思い付ける人間がいなかっただけのこと。
 三人寄れば文殊の知恵、と言うが、まさにコレ。大した事のない問題でも、人数が少ないと対処策を知っている・思い付ける人間がいない事はあるのだ。
 逆に言えば、それなりの人数がいれば、必ず誰かは対処できる。

 ここに案外と「頭の良さ」は関係なかったりして、むしろ色んなキャリアの人間がいる事の方が問題解決に向かったりするものだ。
 よくあるRPGの職業みたいなもので、この問題を解決するには戦士、この問題は魔法使い、この問題なら盗賊、というように必要な知識やスキルが違っているだけのこと。

 で。同じくイベントで、クラフトコーラを試飲してもらう際に、4つの試飲カップに5mlずつ注ぐ必要があったとしよう
 瓶から均等に5mlを手早く注ぐのは少し手間が掛かる。
 液体の粘性もあり、垂れたり溢れたりもしてしまう。

 しかし、別の人が、


 試飲用カップAに20mlのコーラを注ぎ、
 カップB,C,Dに小分けする
 という方法を取っており、


 長年バーテンダーをやっていたワタクシからすると、


 (´°Д°)」そんな方法がッ!?


 と驚いたものである。
 簡単で当たり前の方法だが、ワタクシが単体でこの方法を思いつくにはもっと時間と場数が必要だったろう。うむ。素晴らしい手法である。

 ちなみにクラフトコーラの販売なのだが、ワタクシと社長の2人だけで運営している。と言うか、ワタクシは社員という訳でもないので実質は社長のワンマン業態だ。
 しかし、この東京出張の少し前から、新人くんが手伝いに来てくれるようになり、新体制となった。

 で。新人くんに対し、ワタクシは得意げに、

 カップに小分けにする方法を
 伝授してあげようとしたら、



 (´・Д・)」教えるまでもなく、
 自分で勝手にやってたわ。


 (´・ω・) コレ、簡単に
 思いつくことなの?

 バーテンダー視点で言うと、なかなか思いつかないんだけど、いや、バーテンダーに関係なく、ワタクシが思いつかないだけか?

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 なお、この先には昨日の記事の修羅場がどうなったか、という話しか書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。