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やったか…!? いやまさか…!?


 皆さん、こんにちは。それでも僕はやってない。木賃ふくよし(芸名)です。
 いや、よくあるじゃないですか、この台詞。
 悠然と迫り来る敵。持てる火力を浴びせまくり、コレで倒せぬはずはない。


 「全弾、目標に命中!」


 「やったか…!?」


 吹き上がる炎。爆炎で何も見えない。敵は跡形もなく消滅しているはず。
 だが、爆煙の向こうから、ゆらりと現れるシルエット。



 「いや、まだだ!!」


 「馬鹿な!?」


 「まさか!? 全弾命中だぞ!?」


 「こ、、、これは、、、!」



 ってアレ。
 コレね、ホントによく使われてるんスよね。ワンセットで。

 映画、ドラマ、漫画、アニメ、小説、演劇の類まで、とにかく「やれてない」んですよ。ホントにやれてない。アクション、ホラー、SF、ファンタジー、果ては推理ものまで、とにかくやれてない。
 このテの検証って、それなりの反証が出てきたりするんですが、

 マジで見つからない。


 いや、多分あるんでしょうけど、とにかく少ない。

 え? いや、その台詞を抜くと「え? まさかコレで終わり?」ってぐらいに呆気なく退場してしまうケースはあるんですけどね。ええ。

 ちなみに「どうした? もう終わりか?」が、次点で「もう終わらない鉄板」だと思ってます。

 そんな訳で、本日は日常に潜む「やったか!?」度合いについて話してみたいと思います。はい。


 1.仕事

 よっしゃ! 片付けた! と思ったら、片付けた書類の下から、出てくる未処理の書類。
 あります。ありますとも。しかも、下から出てきた方が締め切りが近いとか、絶望感が中ボス級です。
 課題、宿題なんかでも同様です。
 しかし、招いたのは自分の管理ミスが大半ですし、片付けた途端に新しい仕事が来るパターン(奴は四天王の中では最弱パターン)も多いので、「やったか度」はイマイチ。60ポイント。


 2.大掃除

 よっしゃ! 片付けた! と思った矢先から、アレ? 何故か、ここは手を付けてないよ? ってアレです。多い。多いよホント。アレ? 何でココ手付かずなのォ? って、ホントに多いんです。
 けども、全般的に片付けなきゃならないのに一箇所だけ必死になったり、片付けるために手に取った本をつい読んでしまって掃除が進まない(思わぬ伏兵に苦戦パターン)も多いので、「やったか度」は完璧じゃない。80ポイント。


 3.踏切

 待たされて、待たされて、ようやく開くかと思ったら反対側から列車が来るらしく、まだ踏切が上がらない!!
 ワタクシはコレこそが日常生活における「やったか!?」の最高ポイントだと思ってます。
 駅の近くだと踏切の降りている時間が長いから尚更ですね。


 右クリア! 左クリア!! よし!!


 って思ったら、もう一回右から来るなんて絶望のパターンもありますから、コレが最強でしょう。
 こっちが急いでいる時だと緊迫感も増しますし、二度、三度と続く可能性さえある恐怖。
 しかも、

 列車が眼前を通り過ぎた瞬間に、反対側のランプが点灯したりするあたり、もう最強じゃないですか。
 まさに、


 「いや、まだだ!」


 という


 「やってない」状態。



 いや、無職になって都落ちして、踏切の側に引っ越したんで、ホントによく出会うんですよ。これ。もう120ポイント。


 で。これはフィクションの話だけど、ラッキースケベ的なのが多い漫画とかハーレムアニメなんかで、山ほど据え膳状態が続く主人公も、それでも「ヤってない」のは、個人的に「逆に冷めるわ」って感じなんですけど、この気持ちわかる人いますかね?

 相手から好かれてるのが明白で、それだけチャンスがあって、スケベな事にも興味があって、多感な年頃で、それでもヤってないって、、、。むしろ不自然すぎるだろ、と。


 (´・Д・)」 え?



 あ。え、いや、キミの性交経験の話じゃないよ?



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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。