さだ MC
皆さん、こんにちは。倦怠期です。木賃ふくよし(芸名)です。
さて。何が倦怠期かと言うと、MCハマーの代表曲「U can't touch this」が「倦怠期です」に聞こえるってコトでMCコミヤこと小宮孝泰がCDまで出したって話なんですが、まあ、どうでもいいですよね。
さて。MCとはマスター オブ セレモニーズ(master of ceremonies)である。
MCハマーのMCがそうなのかどうかは知らないが、簡単に言えば、式典の支配者を意味している訳だ。
式典の支配者とか言うと大袈裟だが、要は司会者のことである。
司会者は他の英語で表しても、ホスト(主人)、チェアマン(会長)など割と大層な呼ばれ方をする。
好き嫌いや良し悪しは置いといて、桂三枝(桂文枝)や明石家さんま、上岡龍太郎などを見ても、司会進行役こそがTV番組の顔だったりもする訳だから、表現としては間違っていない気もする。
要するに、単なる司会役ではない名司会をMCと呼ぶ。って事にしておこう。
なお、MCはその意味が転じて、音楽ライブなどで、曲の合間の会話繋ぎパートもMCと呼ぶ。ちなみに担当は大概ボーカルが務める。
外国人ミュージシャンの「アイシテマース! トーキョー!」とかがそれです。
ええ。ワタクシが行ったライブの大半は外国のメタルバンドなので、そのほとんどが、
「アイシテマース! オーサカー!」
「ドモ アリガト オーサカー!」
だったりしますので、硬派和製メタルバンドOUTRAGEのライブに行った時は、
( ;∀;) MCの意味がわかる、、、!
と無駄に喜びました。はい。
まぁ、このMCという存在は、面白いほど良いのですが、面白すぎると問題があったりします。
やしきたかじんなどに代表される、
(´°Д°) 「喋ってないで、歌えよ」
現象である。
特にたかじん、円広志などの場合、しゃべりはTV番組で散々聴いとるんや!! 歌ァ聞かせんかい!!という意見もわからなくはない。むしろ、関西人的にはわかる。
中には、憂歌団のように、観客から、
「はよ歌えアホ!」
と野次が飛んでくるのを、木村充揮が
「アホ言う方がアホなんやアホ!」
と返し、観客との交流にまで昇華させたケースもあったりします。
あと、もはやMCが3時間コンサートの1時間を占める、
さだまさし
みたいなレアケースも存在する。
なお、さだまさしは世界でも唯一なんじゃないかと思いますが、
MC全集が
音源化されている
スーパーウルトラレアな存在です。
ちなみに、なんでMCの話を始めたかと言うと、先日スターダストレヴューの「夢伝説」へのリンクを貼ろうとしたら、根本さんがMCパートの時にしゃべり過ぎてセットリスト曲を3曲しか演奏できなかったと言う「夢伝説」ならぬ「都市伝説」を見つけてて笑ってしまったからである。なお、この話が事実かどうかは知らない。
10年ほど前、玉置浩二が酔っ払ってステージに登場、泥酔しててロクに歌わず、観客ともバックバンドとも喧嘩してコンサート中止、なんて話もある。(※しらふ説も有力視されている) これはチケット代が返金されているので都市伝説ではないが、個人的には、
玉置浩二の歌はCDでいつでも聴けるだろ。
生ライブで生喧嘩とか
最高じゃねえかよ。
むしろ、ご褒美だろ。
とか思ってしまうのは悪い癖だ。
まあ、玉置浩二はMCと言うより失態だし、特殊例だとしても、さだまさしに始まり、むしろMCを聞くのが楽しみってミュージシャンがいたりもする。
井上陽水の
「人前で歌うなんてね、、、?」
は何度聞いても面白いし、大槻ケンヂ(筋肉少女帯、特撮etc…)なんかも面白いと言えるだろう。
また、個人的に彼女自身の音楽にはさほど興味がないのだが、アンジェラ・アキのMCは確実に面白かったりする。
あと、女性ミュージシャンと言えば、辛島美登里のMCも面白い。
透明感のある声から、何だか澄ましてそうなイメージのある彼女ですが、タモリ倶楽部の「空耳アワー」の大ファンだったり、むしろお笑い大好きだったりする。
実はワタクシ、レーベルをファンハウスに移籍してヒットする前のスターチャイルド時代から、辛島美登里が好きでして、それこそ代表曲となる、
「サイレント・イヴ」
以前のコンサートにも行ったことがあるのである。(自慢) ちなみに時代的に考えると、多分辛島美登里がワタクシの最初のコンサート体験である。(32年も前の話なので、記憶が正しいかどうかは不明)
で。
ピアノ弾き語りで歌ってくれる
生の辛島美登里に感激したのも事実だが、
まあ、よく喋るんですよね。
面白かったからいいんですが、コンサートの帰り、観客の「喋ってないで歌えよ、、、」って愚痴が聴こえて来たので、喋りすぎなのはワタクシの勘違いではないと思います。
ワタクシはこの日以来彼女のコンサートには行っていないのだが、実際、喋り半分、歌半分ぐらいだった。
※ 別にこのコンサートに不服があって、以降の彼女のコンサートに行っていない訳ではなく、その後、ヘヴィメタルに目覚めてしまっただけである。
まあ、おそらく初のライブだったんで、それが基準かどうかもわからなかったし、ファンハウス移籍直後だったんで、スターチャイルド時代の曲は演奏してくれなかったり、歌うより喋る方が長くない? とか、喋りすぎじゃね? とか、え? まだ喋るん? とか、不満がなかったと言えば嘘になるが、
大体は満足だった。
って話をしてたら、
(´◉A◉) 「そんなに喋るんですか?」
って訊かれたんで、
(´・Д・)」 歌半分、喋り半分ぐらい?
って答えたら、
(´◉A◉) 「ええ…?
全然サイレント・イヴちゃうやん…」
って返事があって、笑顔になりました。
辛島先生、探していた笑顔はここにありました。
※ 辛島先生の曲に「笑顔を探して」ってのがあるんです。
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なお、この先には個人的辛島美登里のベスト曲(スターチャイルド時代)と、大変失礼な事が書かれています。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。