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笑えばいいと思うよ。


 皆さん、こんにちは。どうした? 笑えよ、ベジータ。木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 さて。本日の話題は、

 (´・∀・)」 スマイル。


 笑顔ですよ、笑顔。笑って、笑って、笑ってキャンディ…! 買ってやるさ! ドリアンくん!!
 ってな訳で、笑顔のお話。
 まあ、笑顔と言っても、微笑とか爆笑とか冷笑とか嘲笑とか色々あると思います。

 そう言えば昔、小学校のテスト問題か何かの例文に、

 日本語には笑うと言う表現は沢山あるが、英語にはスマイルとアルカイックスマイルしかない。日本語は素敵だなー。

 みたいな文章があって、

 (´・Д・)」 堂々と嘘かましやがんなコノヤロウ。


 って思った記憶があります。正確には、まだ子供だったので、「そうなのかー! ん? そうなのか、、、?」とか思った程度だったんですが、笑顔はsmile。声を出して笑うのはlaugh。冷笑するならsnicker。フフッと笑うのはchuckle。クスクス笑うのはgiggle。歯を見せてニカッとトム・クルーズみたいに笑うならgrin。馬鹿笑いするならguffaw。なんかの単語を知り、


 (´・皿・)」 ガセ情報つかませやがって、、、!


 と米アクション映画で無駄足を踏む刑事みたいな顔になった記憶があります。(lol)

 ちなみに、ホラー映画なんかで命の危機に陥った人物が、恐怖の淵に立たされ、笑いながら殺されるなんてシーンがあったりします。ベタですが、好きな演出ですね。
 なおワタクシ、こーゆーシーン、いえ、正確に言うと実際に危機に陥ると笑ってしまうらしいのですが、コレは死を目前にし、感情が昂り、混乱の末に笑っているのだと思っていました。
 ところが、人間が笑うのは、本来は面白いから笑ってた訳じゃないらしいのです。
 笑う、つまり笑い声の由来は「警戒の伝達」だったそうな。

 要するに、言語を持たない頃の人間は、例えば猛獣に遭遇するなどして、命の危機に瀕し、


 (´°∀°)」 アッヒャッヒャ〜!
 ヤベェぞ!皆!気ぃ付けろ!!


 って警笛の役割を果たしていたそうなのです。
 一見すると「マジで?」って思える理屈なのですが、くすぐられると笑うのは、本来狙われると危険な弱点をほしいままにされている状況なので、辻褄は合います。
 笑いとは主に「ありえないほど馬鹿げた事象」に対して起きるものでもありますから、それで笑う事も、矛盾は生じない訳ですね。

 他にも、滑ったギャグに、


 (´・∀・)」 ハハッ


 って冷めた笑いを返すのは、「オメー、つまんねぇよ」って親切な伝達だし、


 (´°∀°)」 それ言っちゃ
 ダメなヤツぅ〜wwww


 って際どい危険なギャグほど笑えるのは、実に「笑い」本来の役割だと言える訳ですが違いますかそうですか。

 まあ、人間が笑いによって危険を報知していた事は間違いなさそうですが、猛獣などの狩猟生活が減るにつれ、その意味合いを変えていったと言う事なのでしょう。また、楽器の発明によって、声よりも遠くに届ける事が可能になった、などもあるようです。

 ですが、警戒のための笑いが何故、警戒を解く笑顔に変わっていったのでしょう?

 コレは私見ですが、警戒の意味はおそらく変わっていないのではないでしょうか。
 つまり、笑顔とは従来通り「警戒を伝えるため」のものであり、相手に警戒しているのではなく、警戒を伝える相手=仲間の証明という解釈に変わっていった結果ではないかと思います。

 ちなみに、昔雇ってたバイトの大学生(京大)がとても優秀だったのですが、自他共に認める「笑顔が苦手」な男の子だったんですよね。
 で。どうやって笑顔を作ればいいのかって相談を受けたのですが、ぶっちゃけ、


 (´・∀・)」 とにかく
 口角を上げてなさい。


 ってアドバイスした事が思い出されます。
 そのバイトの子は本当に優秀で、文武芸全てに秀でておりまして、京大と言うと文しか出来ないイメージがあったりしますが、文(京大現役合格)、武(スポーツ。バスケ)、芸(ピアノ)をこなす完璧超人。


 コレで笑顔が苦手でぎこちないだなんて、性別さえ女の子だったら、今時の萌えアニメのヒロインを張れそうな勢いです。


 ですが、現実はアニメとは違います。
 スポーツだって、普段やらない動きや運動をすれば、身体中が筋肉痛になる訳で。
 しかしそれでもその運動を繰り返すうちに、余計な筋肉は使わなくなるし、必要な筋肉はしなやかで強靭に成長していく訳ですよ。

 ですから、笑顔なんてとにかく無理してでも何でも構わないので、


 (´・∀・)」 とりあえず常に
 口角さえ上げてれば自然になる。


 実に単純な問題なのです。そう教えたら、流石に優秀なだけあって、笑顔はちょっとだけ自然になりました。


 (´°Д°)」 チョットだけかよ!


 ってツッコミが入りそうですが、たった一言のアドバイスでそれだけ改善されたら充分だと思う。うん。

 なお、ワタクシは30年ぐらい接客業をやってるので、笑顔は割と簡単に作れます。


 (´・∀・)」 にひっ。


 よく、その笑顔が余計に怖いんだよ、とか、まるで目が笑ってねえ、とか言われますが、


 (´・∀・)」 ワザとです。


 ってのも、自営業を20年以上やってましたので、


 (´°皿°)」 厄介な客に
 喜んでると勘違いされたら
 他のお客さんに迷惑だろ。


 なので、楽しい時は笑顔を作るまでなく、フツーに笑いますが、面倒なタイプの客相手には、


 (´・∀・)」 あー、
 ハイ。そっすねー。


 と失礼がない程度の笑顔を作ってた訳ですよ。ええ。

 とは言え、笑顔が基本。最近はずっとマスクを着けていたりするので、目が笑ってないと口角で誤魔化しきれない事もあったりします。

 ひょっとすると、この時なんかは、


 相当冷ややかな目をしてたんじゃないかな、と後から思ったりもします。

 まあ所詮、人間は究極的には主観でしかモノを見る事は出来ません。
 ワタクシ的には終始丁寧に接客していたつもりでしたし、上記のようなケースなら、客観的に見てもワタクシは悪くなかったと断言できます。ぶっちゃけクレーマーだったし。

 しかし、「客観的」ではなく、「客観」だとその限りではありません。


 その人からどんな風に見えたかなんて、その人にしかわからないのです。


 ワタクシやその他の人からは丁寧に見えていても、その人にだけは無礼な何かがあったのかも知れませんし。

 で、上記のケースは違いますが、無論のこと、長い接客歴の中には多くの失敗があり、お客様にご無礼を働いてしまったことは数多くあります。


 (´・∀・)」 ま。
 よくある話やな。
 しゃーないわ。


 失敗した事は仕方ないとしても、失敗してしまった事実は事実。
 それなりに反省したり落ち込んだりもするのですが、お客様から叱責を受けている最中、



 (´・∀・)」 ← 神妙な顔をしようとしても、
 笑顔がクセになってて、なんかニヤけてる。



 (´・∀・)」 ← 神妙な顔のやり方を忘れてる。



 (´・∀・)」 ← 口角ってどうやって、
 下げるんだっけ? 状態。



 (´°皿°) なにわろてんねん。



 (´・∀・)」 お こ ら れ ま し た 。



 (´・∀・)」 ← 反省はしとるんやで?



 (´・∀・)」 半笑いだけど。

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 なお、この先にはどうでもいいクイズしか書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。