ガンダムSEEDOM

　皆さん、こんにちは。熱クナラナイデ、負ケルワ。木賃もくちんふくよし(芸名)です。
　はい。そんな訳で、観て参りました、

　(´°Д°)」ガンダムSEED

　ＦＲＥＥＤＯＭ！！

　いやー、もうね、結論から言っちゃうとね？

　(´･∀･)」 ケッサクですわ。

　はい。そんな訳で順を追って話していきましょう。
　まず、ロボットアニメの金字塔と言える「機動戦士ガンダム」とは、ほぼまるで関係ない「機動戦士ガンダムSEED」という作品がある。
　そう。関係ない。タイトルは同じモノを冠しているが、世界が繋がっていないプリキュアのようなモノだと思っていただければ充分だろう。(プリキュアを観た事がないので繋がってたらゴメン)
　むしろプリキュアの方が、劇場版で歴代プリキュア勢ぞろいするらしいから繋がってると言えるかも知れない。(プリキュアを観た事がないので繋がってなかったらゴメン)

　ぶっちゃけ、モビルスーツ(ロボットの総称)等の固有名詞や設定が幾つか引き継がれているだけで、名前とロボットの見た目以外はほぼ関係ないと思った方がいい。
　要するにガンダムとは世界が違う。アメコミ風に言うとアースが違う。

　なので、ガンダムSEEDは、最初のガンダムに似た部分もある、SFロボット物という事で話を進めさせてもらう。

　あらすじは、未来世界では、科学技術遺伝子操作により、人類より優れた人類「コーディネイター」が生まれていた。

　コーディネイテッドじゃないの、、、？

　で。遺伝子操作してない人類「ナチュラル」と「コーディネイター」は仲良く暮らしてたんですよ。そしたら、なんか知らんけど、遺伝子操作されて人類より優れた奴がいるのは良くないよな！　って過激派が、コーディネイターの国を攻撃しちゃった。
　そしたらコーディネイターさん激おこ。ナチュラルに対して戦争を仕掛けちゃったの。

　そんな中、平和に暮らしてた主人公キラ・ヤマトくんは、ひょんな事から戦争に巻き込まれてしまい、否応なく人型新兵器「ガンダム」に乗り、戦う事に。

　そこ、SEEDの世界にガンダムは存在しない、とか面倒な話はするなよ？　こっちは知らない人にもわかりやすく説明してんだから。

　そして、キラくんは親友が敵軍にいる事を知ったり、双子の妹の存在を知ったり、友人の彼女の色仕掛けに引っかかって寝取っちゃったり、なんか知らんけど敵軍にいる親友の婚約者を寝取ったりしながら戦争を戦い抜いていく。

　結果、なんかコーディネイターを全滅させたる！って黒幕的組織が出てきたり、人類なんか全滅させたる！ってラスボス的人物が出てきたり、戦争論を語る割に、出てくる奴がだいたい脳筋なので、話の風呂敷が広がるだけ広がって、

　(´･Д･)」よくわからないまま終わった。

　色んな謎や伏線は放置されてるし、割と何があったのかわからないまま、戦争が終結したらしくて終わり。
　キラくんが最後に「僕たちはどうしてこんな所まで来てしまったんだろう…？」って呟くんだけど、

　(´°皿°)」　こっちが聞きたいわ！

　そして２年の月日が流れ去り、

　ガンダムＳＥＥＤDESTINY

　正統な続編が登場しました。ええ。今度は戦争中、キラくんの戦闘中に副次損害で家族を殺されたシン・アスカくんが、キラを絶対に殺すマンとなって主人公の座を獲得。
　前作の主人公が敵となり、前作で放置された伏線の数々が回収されるのでしょう。これは期待ですね。

　(´･Д･)」と、思いきや。

　前作で張られた伏線はほぼ回収されず、むしろ謎が増えてねえか？ってぐらいに風呂敷は広がる。
　そして、いまいちパッとしないシンちゃんの活躍。
　逆に前線復帰してきたキラさんがバッキバキに活躍し、

　(´･Д･)」主役に返り咲き。

　シンちゃん、降格。
　最終的に前作主人公が新作主人公をボコボコにする形で物語は幕を閉じます。いや、正確にはもっと色々あるんだけど、「やっぱりコーディネイターは全滅させたる！」組織と、今度は「自由意志があると戦争ばっかり起こすから、全部遺伝子で役割を決めちゃうぞマン」が出て来て話がややこしくなるだけだから割愛します。

　要するに、物語の伏線回収と決着が投げっぱなしにされたばかりか、風呂敷を広げるだけ広げてポイされたので、

　(´･Д･)」消化不良感がすごい。

　以降、関連作品が漫画やビデオで発表されたものの、特に伏線は回収されないまま、

　(´･Д･)」約20年が過ぎた。

　そして遂に、ようやく、やっと、とうとう、満を持して、待ちに待った、ってか諦めてた、

　(´°Д°)」正統な続編、

　(´°口°)」ガンダムSEED
　ＦＲＥＥＤＯＭ登場！！

　ってのが、今回の作品までの経緯なのです。
　で。ぶっちゃけちゃうとワタクシ、あんまりSEEDが好きじゃないんですよね。
　別にアンチって程ではないけど、SEEDに限らず、単純に物語をちゃんと終わらせてない作品が好きじゃないので。

　なので、今回の劇場版にはあんまり期待してなかったし、どうせまた物語は締め括られないと思っていた。
　だが、劇場を後にしたワタクシは声を大にして言いたい。

　(´°∀°)」　ケッサクですよ！！

　まあ、そもそもSEEDのファンは言わなくても観に行くだろうからどうでもいいとして、ワタクシは伝えたい。

　SEEDで消化不良を感じ、DESTINYに不満を覚えたアナタ！

　(´°口°)」　アナタこそ観るべき。

　(´°∀°)」　ケッサクだから！

　マジで。

　もうね、アンチ気味と言うか、アンチにこそ観て欲しい。ケッサクですから。ええ。
　ちなみに、コレは注意しておくけど、アンチとは言っても、

　(´･Д･)」ちゃんと全話
　観てる奴限定だからな？

　絵がキラ〜イ、とか、美少年美少女ガンダムとか見たくな〜い、とか言って観てない奴は観なくていい。ちゃんとSEEDやDESTINYに向き合った結果として、好きになれなかった、嫌いだ、って奴には観て欲しい。いや、観るべきだ。

　(´･Д･)」何しろケッサクだからな。

　って話を、SEEDを通ってない人に熱く語ったら、

　(　˙-˙　)　好き嫌い以前に、
　20年前の作品なんで、
　まったく知らないんですが、
　観ても面白いんですか？

　って尋ねられたのでお答えしますが、

　(´･Д･)」SEEDもDESTINYも通ってないなら、別に観なくていいと思うし、

　観るためにわざわざSEEDとDESTINYを履修するのは流石に時間の無駄だと思う。

　だからSEEDもDESTINYもFREEDOMも、観なくていいよ。

　ってか、

　毒を飲んでないのに、
　解毒薬は要らないだろ？

　(；˙-˙　)　毒、、、

　(´°皿°)」　我々は20年間、この毒の症状を抱えたまま生きて来たんだよ！　解毒薬があったら勧めるやろ！　キミはわざわざ毒を飲みたいんか！？

　って言ったら、ちょっとだけドン引きされましたが、鑑賞済みの人は、

　（ ´-` ） ｳﾝｳﾝ。

　って頷いてました。

　SEE毒に20年間苦しんだ人を癒す解毒薬、それがFREEDOMです。

　※　この記事はすべて無料で読めますが、SEED好きもそうでない人も、投げ銭(¥100)をお願いします。
　なお、この先には毒と解毒薬を食らった人間に伝えたい事しか書かれてません。