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とととトトトト東京


 皆さん、こんにちは。自分がこんなに頻繁に東京へ行き来する生活になるとは思ってなかった木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 ええ。両親京都人、京都生まれ、兵庫育ち、京都在住30年の人間としては、言うて、


 (´・Д・)」コテコテの
 関西人やさかいにな。


 で。基本的に多くの関西人ってのは、


 (´・Д・)」深い意味もなく、
 東京を嫌ってたりします。


 そーゆーもんやで。
 最近はそうでもないのかと思いますが、子供ってのはとにかく「対立意識」を重視し、その勝ち負けを競いたがります。いや、競いたがると言うよりは、勝ちたがる、と言うべきでしょう。
 要するに自分が属する何らかの集団と、対立する集団を作り出し、戦い、勝ちたがる。そこに深い意味や意義はない。そーゆーモンだ。
 ワタクシはコレは本能的な「種族・民族意識」や「闘争本能」そして、「幼児性」だと思っていますが、この対立意識が強く、大人になっても抜けない人は、


 (´・∀・)」お子様ねぇ。


 って思ってますが、ええ。だってそうですよね。大人になっても本能タレ流しで生きてるって事ですし、抑制すべき所は抑制するのが大人ですから。はい。
 先ほど「対立意識」に深い意味も意義もない、と申し上げましたが、冷静に考えていただきたい。


 ジャイアンツが勝とうと
 タイガースが勝とうとも、

 (´・Д・)」あなたの実生活に、
 何の関係がありましょうか?


 まあ、こう言うと「関係ある!」って反論する人は多いと思いますが、その関係を問いただすと、決まって「フワッとした理由」でしかないのです。
 例えば、阪神が優勝したら「バーゲンが行われる」と言うのはあるんですが、「行われれば得する」であって、「行わなければ生活を脅かされる」なんてモノではありません。

 例えば特定アジアを露悪的に嫌う人もいますが、その人達が実生活を脅かされているかと言うと、


 (´・Д・)」接点さえ、
 なかったりするのよ。


 つまり、これらの意識は「仮想敵」を作り、それと敵対し、「戦っているイケてる自分」を演出しているだけのマスターベーションに過ぎなかったりします。
 まあ、イケてる自分を演出しているぐらいなら可愛いものですが、こじらせると、


 (´°Д°)」俺が不幸なのは
 ぜんぶ〇〇の所為だろ!!


 というルサンチマンを起こしかねません。そりゃ幼児ですよね。
 なので、「民族意識」「闘争心」「対立意識」自体は肯定しますが、それに引っ張られちゃってる人がいると、お子様だな、とは思う訳です。ええ。

 なので、関西人は何となしに「東京が嫌い」って人は多い訳です。いや、巨人が嫌いな阪神ファンという明確な理由はあるかも知れませんが、それも理由の内容としては「フワッとしている」んですよね。

 そんな訳でワタクシも類に漏れず「東京に対立意識のある関西人」だったので、こんなに頻繁(月1~2回)に東京に行くようになるとは夢にも思いませんでしたし、


 (´・∀・)」東京は
 ええトコやでぇ!
 皆もおいでぇや!


 って思うようになるとは想像もしませんでした。はい。

 ぶっちゃけ、ビジネスとして考えたら、


 (´・Д・)」東京が
 最強すぎるやろ。


 コストも高いし、リスクもデカいが、リターンのデカさは東京しかありえないレベル。
 まあ、東京の一般人の「笑いのセンスのなさ」とか、主要部以外の不便さ、物価の高さなんかには閉口してしまうが、気風(金払い)の良さや、主要部の便利さ、品揃えの良さなんかは無敵と言う他ない。正直、


 (´・Д・)」東京を
 褒めるなんて、
 関西人として
 如何なものかと。


 
 というジレンマがあったりする。

 例えば、「高級マンション」で見てみても、関西の高級マンション群の庭って、


 (´・Д・)」居住者以外、
 立ち入り禁止になのよ。


 ところがね、東京は普通に出入りできる。どういうことかと言うと、

━道路━┳
◼️庭◼️┃
◼️庭◼️┃
◼️庭◼️┃
↑マンション棟

 こーゆー見取り図の時に、


 (´・Д・)」庭を通って、
 ショートカットできる。


 しかも眺めがいい。こう言うと「いやいや、敷地内を知らん人間が行き来するとか勘弁やわ」とか言い出す関西人はいようが、逆に言えば、


 (´・Д・)」治安がいい証拠でな?


 更には敷地内に居住者・通行人向けの店まである。こーゆー所で全然勝てない。
 例えば、謎のオブジェ。東京には至る所に謎のオブジェがある。
 関西人なら「はぁ?そんな屁のつっぱりにもならん置物があったら何やねん!?」とか言うのだが、無駄にしか思えないオブジェこそが、雇用や余裕を生み出しているのだ。

 効率を考えて、無駄がないのが関西だと言うなら、なぜ関西は東京に勝てないのだ?
 東京は勝者だからこそ余裕があり、余裕があるからこそ勝者でいられるのだ。

 そして、前述したように東京は金払いがいい。
 よく、「お金は寂しがり屋」なんて言うが、まさにそれだ。沢山ある所に集まり、少ない所からは出て行く。コレは金も人も同じだ。悪い環境を抜け出し、より良い環境に行く。
 つまり、金払いがいいと、金は増えて戻ってくる。悲しいかな、コレが現実なのだ。

 そう考えると関西は確かにセコい。財布の紐が固い。要はケチ臭いのだ。
 倹約家と言えば聞こえはいいが、コレを会社に当てはめてみよう。


 給料が良ければ、
 社員はそれ以上の
 利益をもたらすのだ。


 待遇がいいから、能力の高い人材が集まり、能力が高いから利益を生み出す、インフレーションのスパイラルなのである。
 無論、話をわかりやすく「主語」を大きくしただけだから、例外はいくらでもあるだろう。しかし、全般的な傾向として事実である事は否めない。

 以前、関西人のお姉さんに、


 (╹◡╹) 「関西人は大体、
 好きなモノはベタ褒めして、
 そうじゃないモノには見向きもせず、
 知りもしないのにコキ下ろす
 傾向がありますからねえ」


 って言われて、メタリカでも聴いてるのかってぐらいに首を縦に振ってしまったが、確かに関西人はその傾向が強い。

 ってか、東京を褒めて関西をサゲてる今のワタクシが、


 (´・Д・)」見事にソレやんけ。


 ってなって反省した。

 ※ この記事はすべて無料で読めますが、関西人である矜持は捨ててないので投げ銭(¥100)ください。
 なお、この先には結局何処に住みたいのか、という話しか書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。