アイシャ

　皆さん、こんにちは。愛車は６輪車だぜ？(←クラフトコーラを売るための荷車)　木賃もくちんふくよし(芸名)です。
　さて。アイシャと言えば、アラブ系の女性名ですか？　愛社精神ですか？　持ってますか？　それとも愛車？

　本日はあなたの大事な愛車を預ける、

　(´･Д･)」　整備工の話でも
　しようかと思うのですが。

　ええとですね。
　ワタクシは全然知らなかったんですが、

ワタクシ、この画像を今日初めて知ったんだけど、左の清潔な方を選ぶかな。
右を選ばない理由は「靴のカカトを踏んでる」から。
整備するのにそりゃねーわ。腕まくりも危険。
清潔さ自体はどうでもいい。 pic.twitter.com/IGxWS24DQ2

— 木賃ふくよし(芸名) @ 寿烏丸るみの中身 (@wb_opus_1) October 6, 2024

　 この画像。

　なんか、定期的に話題になるらしいですね。
　確認した限り、数年前に投稿されたのが最初で、そこから小規模で一定期間おきに話題になってる模様。
　要するに、小綺麗サッパリな左の整備士か、いかにも叩き上げな右の整備士、

　(´･Д･)」愛車を
　預けるならどっち？

　という事らしい。ふむ。
　詳しくは調べてないので、このポスターの出自はわからない。(情報あれば教えてください)
　ある程度の推測は出来るが、その話は後にしよう。

　とりあえずは本題。

　あなたならどっちを選ぶ？

　身綺麗な左？　叩き上げの右？

　(´･Д･)」ワタクシゃ
　ぶっちゃけ、どっちでもいい。

　理由は、車持ってねえから。ブッブー。

　しかしまあ、自分の車を持ってると仮定して。自分の行きつけにしてる整備工場に行けない理由があるとして。仮に見積もりで２店舗回って、左と右の整備士が対応してくれたとして、だ。
　どっちを選ぶかと言うと、ワタクシは、

　(´･Д･)」左。

　はい。ココで、左の奴なんてツナギ(作業着)が綺麗だからロクに整備なんか出来ないんじゃないの？　右の方が油にまみれて仕事してる職人だと思う。って意見も出るだろう。

　最初に言ったが、ワタクシはどっちでも構わない。そして、別に正解はない。厳密に言えば、どちらも推測に過ぎないからだ。
　例えばの話になるが、日本人ならば、ほとんどの人がピンと来る📛名札の絵文字だが、幼稚園や保育園の名札を知らない外国人からすると、

　燃えるトーフ(´°Д°)ノ📛

　に見えるらしく、確かに正解は「名札」なんだろうけど、冷静に考えると「ファイヤー豆腐」の方が正しい気がしなくもない。
　と言うか、「📛←何に見えますか？」という出題なら、間違いも正解もないのである。
　「何に見えるか」を聞いてるだけで、「何と入力したらこの絵文字が表示されるか」という設問ではないのだから。

　今回の「どちらに愛車を任せるか」も、とりあえず「正解/不正解」がないモノとして考えていただきたい。
　その上で、ワタクシが何故、左の小綺麗ボーイを選んだのかを解説していきたいと思う。

　(´･Д･)」清潔さ

　は、

　(´･Д･)」ほぼ関係ない。

　ぶっちゃけ、左はツナギが支給されたばっかりなのか知れないし、右は交換寸前なのかも知れない。だから、服装の汚れだけで判断するのは軽率だと考えた訳だ。
　では、他に何で判断したか？

　(´･Д･)」笑顔

　も、

　(´･Д･)」ほぼ関係ない。

　ないのよ。まぁ、接客業なら笑顔であった方がいいし、整備士でも笑顔の方がいいとは思うが、ワタクシゃあんまり気にしてない。
　ぶっちゃけワタクシは、商品と代金を交換できればそれでいいのだ。特に笑顔や挨拶は求めていない。
　基本的に商品と代金だけで取引は成立している。なので、笑顔や挨拶ってのは、文字通り「セールス側のサービス」なのだと考える次第だ。
　つまり、笑顔や挨拶は「あればお得！」「なくて当然！」なのが、ワタクシの考えである。
　したがって、左がほんの少しお得ではあるが、右に対して「笑顔がないからダメ！」なんて事は思っていない。
　そして、思い出して欲しい。選ぶのは「整備士」だ。笑顔のいい店員選びじゃない。
　左は「挨拶と笑顔だけ立派で、整備の腕はからっきし」かも知れないし、右は「人手が足りないから仕方なく、ドックを出て接客してくれてる腕利きの整備士」かも知れないだろ？

　じゃ、何が決定打かと言うと、

　靴のカカトを踏んでいるのである。

　(´･Д･)」ないわ。

　だらしない、ってのも無くはないのだが、そこは割とどっちでもいい。単純に、危険物や事故の危険が高いモノがゴロゴロしてる工場内では、

　(´°Д°)」靴は
　ちゃんと履け！

　って事なのである。
　ワタクシはカス人間なので、ハッキリ言っちまうと、見も知りもしない軽率な整備士が、靴の踵を踏んでたせいで転び、溶接バーナーの炎に頭から突っ込んで、一生残る火傷を負おうと、

　(´･∀･)」知ったこっちゃねぇや。

　しかし、わずかな接客程度でも知り合った相手が大事故に遭ったとなると良い気分はしない。そして、その事故の引鉄になったのが、

　(´°Д°)」自分の愛車！？

　ってなったら、

　(´°皿°)」気分悪いだろうが。

　で。他にも気になる点は幾つかあり、ツナギの首元が開襟状態。そして、首にはネックレス。
　工場内でこの格好は非常に危険だ。しかし、可能性としてなら、彼は休憩中に暑苦しくて襟を開けてるだけ、という事も充分に考えられる。
　急な来客に対応できる人間が、休憩中の彼しかいなかったのなら、仏頂面も納得するしかない。
　なので、作業中は襟を閉めてる可能性も高いから、スルーしよう。ネックレスも同様だ。作業中に襟を閉じてるなら、別にネックレスをしてても危険って事はないだろう。

　で。📛が名札かファイヤー豆腐なのかって問題だが、腕に着けてるのが腕時計かブレスレットかってコトである。
　絵柄からするとおそらくブレスレットだが、作業中にブレスレットは危険なのでNG。
　しかし、作業内容からすると腕時計で時間を測る必要があったりもする。また、現代社会でスマホを切り離しての生活はあり得ないだろうから、いわゆるスマートウォッチなのかも知れない。
　なので、グレー寄り、と言うか黒寄りのグレーだけど、ワタクシの判断は白。白か黒なら白。ブレスレットだとすると、わざわざ休憩の１時間だけ着けてる可能性も低い。

　んで、腕まくり。コレも危ない。
　しかし、休憩中や作業場を離れた時に、ちょいと腕をまくった可能性もあるのでコレもグレー。あと、整備工さんに「腕まくりは特に危なくないよ」と教えてもらったので、こちらは白寄り。ワタクシは整備工の仕事をした事はないが、確かに、運転直後で熱々のエンジンに触る事もないだろうから、下手すりゃ袖ありの方が「巻き込み」が危険かも知れないな。

　さて。

　数ある中で、どうしてカカトだけ「黒」なのかと言う点だが、靴の踵を踏む人間は、基本的にずっと踵を踏むからだ。あくまで可能性の話に過ぎないが、ワタクシのコレまでの経験から判断して、休憩時間中だけ踵を踏む、なんて事はない。休憩時間は靴を脱ぎゃいいんだから。それ用のサンダルでも用意すりゃいい。
　で。急な来客で、慌てて出たから「靴の踵を踏んでしまった」って可能性は充分に考えられるが、コレもまずない。
　何故なら、普段カカトを踏む習慣がない人はカカトが浮くから。
　このイラストだと、後ろに重心が行ってて、ガッツリ踏んでる。つまり、いつもカカトを踏む人間である可能性が大。

　で。事情はわからんが、普段は接客なんかしない整備士が、仕方なく応対しているとしても、だ。

　(・∀・)ノ　いや、スミマセン。
　担当が今いなくて、私で良ければ…

　ってのと。

　(´･Ａ･)」　うっ〜ス、何すか？

　ってカカトを踏んで出てくるか、って問題で、「あればラッキー」のラッキーが「ある」のと、「ない」どころか「マイナス」なら、どっちを選ぶよ？　って話でね？
　そもそも、後者が罷り通るって事は「上司や経営者はどんな教育してんの？」って話でもある。
　だからワタクシは左を選ぶ。
　で。このポスターの出自は不明だが、社名もロゴも何も入ってない。つまりは、おそらく、

　(´･Д･)」　社内の
　啓蒙ポスターだろう。

　つまり、この会社は「開襟ネックレス」「腕まくり」「ブレスレット」「カカト踏み」「汚れた作業着」を「危険行為」と判断してるって事である。
　さて。これでワタクシの判断材料は以上だ。その上でワタクシは、別にどっちが正解だとか、どっちが正しいなんて言うつもりはない。
　身綺麗な方が割高で、汚れた作業着の方は格安かも知れんし。財布の中身は重要だ。
　また、身綺麗な方が爽やか笑顔で「何しに来やがった？　客か？　客のつもりか？　ウチはオメーみてえな一見客は相手にしてねーんだよ、失せな！」って暴言を吐いてくるかも知れないし、汚れた作業着の方は、仏頂面で物凄く丁寧な接客するかも知れんしな。

　ま。ワタクシゃ、身も知りもしない人間がどうなろうと知った事ではないが、自分の身は自分で守れ、とは思う。
　時折、「青信号で渡ってるのに事故られたら、100%相手が悪いだろ！？」ってな人を見かけるが、どっちが悪いなんて話はしてない。
　事故って得な事はあるんか？　それで片足失ってもええんか？　と。
　自分の安全のために、左右は確認しろ。同様に、工場内では靴のカカトは踏むな。とは思う。
　お前の不注意でお前が片足を失ったとしても、その原因の一端がワタクシの愛車になるのは寝覚めが悪い。以上だ。

　(´･Д･)」ま。車なんか持ってないから関係ないけどね。

　※　この記事はすべて無料で読めますが、右を選んだ人も、左を選んだ人も、投げ銭(¥100)をお願いします。
　なお、この先には近況が書かれてます。