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湾岸D魂Z


 皆さん、こんにちは。キュワオオウ  木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 さて。いきなりですが、カテゴリを間違えちゃいけない。


 (´・Д・)」 ワタクシ、そう思うんですよ。


 って言うのもですね。知人と話してた事なんですが、

 楠みちはる先生の、

 湾岸ミッドナイト

 って漫画があるじゃないですか。

 アレと、しげの秀一先生の、

 頭文字D


 って漫画なんですけどね。
 この2つの漫画はよく、車漫画ってカテゴリで、一緒くたにされたり、比較対象にされたりするんですが、ワタクシむしろ、


 (´°Д°)」 真逆。


 だと思うんですよ。ええ。車漫画ってトコは一緒なんですけど。はい。どっちもヤンマガに連載された事がありますし、そもそも、「バリバリ伝説」「あいつとララバイ」の頃から一種の宿敵ともではあったと思うんですが。ええ。

 けど、この2人、特に「湾岸ミッドナイト」「頭文字D」に関しては、


 (´・Д・)」 正反対だと、
 思うんだよなあ、、、。


 この2つを同じ括りにするのって、同じジャンプ漫画だからって理由だけで、


 ドラゴンボールと銀魂を
 同カテゴリに放り込む感じ。


 だと思うんですよ。

 どっちが面白いとかじゃなくて、ドラゴンボールって、途中からは完全にバトル漫画ですよね? で、対する銀魂はギャグ漫画な訳ですよ。
 
 いや、ワタクシ、ドラゴンボールでバトルの間に挟まってるギャグは大好きですし、銀魂のシリアスバトル展開も嫌いじゃないんですよ。でもね?


 (´・Д・)」 皆さん、
 ドラゴンボールが
 ギャグに特化したら
 読まないと思うのよ。


 ネコ魔人読んでないでしょ? 同じく、


 (´・Д・)」 シリアスな
 バトル漫画の銀魂って
 読まないと思うのよ。


 お気付きだろうか。「イニD」は「ドラゴンボール」だけど、「湾岸」は「銀魂」なのである。
 待て。待て待て慌てるな。
 イニDがバトル漫画でドラゴンボールなのはわかるけど、湾岸はギャグ漫画じゃないだろうが! そう言いたいんだろ? わかる。わかるが待て。説明を聞け。


 銀魂のギャグは、割と、

 コレやっちゃって大丈夫?
 誰かから怒られたりしない?


 って心配になるぐらいキワを攻める事が多い。同じく、湾岸の日常会話は、


 ソレ言っちゃって大丈夫?
 該当者がキレて抗議しない?


 ってキワを攻めたモノが多いのである。

 車の事なんかわかってねえヤツをその気にさせて、高額で売り付けりゃいいんだよ、とか、公道バトルという違法行為を強く批判するセリフもある。
 痛い所を突かれてる読者は少なくないだろう。峠を攻めてヒャッホゥ!な「イニD」とは異質なアプローチなのである。
 他にも共通点としては、割と人情物語も多いし。

 そう。湾岸ミッドナイトは、漫画として「悪魔のZ」を取り巻くバトル漫画の要素を前面に押し出しているが、本質は、


 ホビー漫画なのである。


 なので、そもそもバトル漫画である「頭文字D」とは比較対象じゃないのである。

 例えばネット上を彷徨っていて、ネタコラージュ画像に出くわすのは、圧倒的にイニDの方だったりするが、湾岸のネタコラ画像は少ない。
 一方で名台詞や煽り画像に使われるのは「湾岸」の方で、こちらはイニDは少ない。

 ドラゴンボールもネタコラとネタコラ煽り画像は沢山あるが、

 銀魂はむしろ、


 作者コメントとか
 新八ばかりが使われる。


 (´・Д・)」 これが如実に作品のカテゴリの違いを表しているとは思わんかね?

 いや、ぶっちゃけどっちが優秀とか言うつもりはないし、どっちが優秀でもいい。別に、どっちの料理ショー的に「全然違う料理を比べてどうすんの!?」って面白さもある事だろう。

 言っちまうとワタクシ、車に全然興味ないし。バイクは好きだけど。

 要は、単にカテゴリを間違ってる人が多い気がするなあ、と思ったまでである。

 (´・Д・)」 経験上、ミステリ小説だと思って読んでたら、いつまで経っても事件が起きないな、、、ってなって、読み終える頃に、


 (:3 」∠) ミステリじゃなかった…


 ってな事が何回もあったのよね。ミステリ作家だからミステリだと思ったのよ。
 似たような所では、映画のポスターに騙されたとか、そーゆー経験、皆さんもあると思うんですよ。
 アナと雪の女王が原作ほぼ無視とか。
 無論、カテゴリをミスリードされたからこそ面白くなるケースもありますし、全面的に否定するつもりはありません。

 ワタクシは連載開始最初、「進撃の巨人」を「ゴジラ的怪獣マンガ」で、圧倒的暴力の巨人を相手に、人類がどう戦っていくのかを読む作品だと思ってたのに、


 (´・Д・)」 主人公が
 巨人になっちゃったよ。


 ゴジラだと思ったら、ウルトラマンだったでござるよ、って所で萎えたんですが、その後、最初から「ウルトラマンだよ」と思い直して読んだら、別に全然ウルトラマンでもなかったりした訳です。

 つい先日も言った気はするが、ただ単に、今日はカレーが食いたい口って時、否応なくハンバーグを食う羽目になった気分って事だ、と言えばわかりやすいだろうか。
 ケースバイケースではありますが、カテゴリを読み間違えると、損する事が多いよ、って事を言いたかっただけなのである。


 (´・Д・)」 で。


 さて。そんな訳で、どうでもいい話のオチをつけますけど、しげの秀一先生と比べるべくは、楠みちはる先生ではなく、


 川原正敏先生だと
 思うんですよね。




 (´・Д・)」 2人とも、
 やたらとホコリの多い
 世界を舞台にしてるから。


 (´・Д・)」 何なのアレ? ホコリなの? ねぇ?

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 なお、この先には実は比較すべき、もう1つの漫画家について書かれています。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。