I(アイ)のままに我ままに僕は君達を傷付けない
皆さん、こんにちは。ワタクシはこの瞳で嘘をつく、木賃ふくよし(芸名)です。
どうでもいい話ですが、「僕はこの瞳で嘘をつく」(CHAGE & ASKA)と「愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない」(B'z)の2曲は、
(´°Д°)」 歌って確認しないと
どっちがどっちかわからん!!
さて。世の中には、良い嘘と悪い嘘がある、なんて言われます。
ワタクシは、それが事実か事実でないか、という形でしか真偽を判断しないため、
(´°Д°)」 良いも悪いもあるか。
嘘はどんな形であれ嘘なんだよ。
そして、そもそも必ずしも嘘が悪だとも思ってない。
ってスタンスな訳なんですが、この嘘にも色々と種類がありまして。
言った本人が真実だと信じ込んでいるケース。
こちらも嘘なんですけど、本人が嘘を言ったつもりがない、という意味では嘘ではないのだ。しかし、ある意味では悪意ある嘘より性質が悪い。
また、未来形で真偽が逆転するケース。
(´・Д・)」 言った時は
本当だったんだけど、
後から嘘になってしまった。
「AちゃんとBくんが付き合ってる」ってのは真実でも、別れてしまって嘘になった。
あるいは、「付き合ってない」って言ってたのに、付き合うことになってしまったパターン。
スケールを大きくすると、キリストが生まれたのって紀元前1年だと思ってたけど、調べていくうちに紀元前4年っぽいわ。
てな感じで「真実」が移ろいゆく事もある。
嘘かどうかは問題ではない。言い続ければ真実になる、とか、嘘から出た誠なんて言葉もある。嘘にも色々と種類がある訳だ。
他にも、あえて「言わない」という選択や、「ぼかして答える」なんてのも、分類の仕方によっては「嘘」となる訳だ。
例えば、ワタクシは以前、バーを経営してた訳だが、お客様が事実として「間違った知識」を披露する事がある。
その間違いを指摘することが正しいかどうかはわからない。
単純にその場を丸く収めるなら、あえて指摘しない選択もあるのである。
しかし、物事を長期的に考えるならば、指摘してあげる方がいいのかも知れない。
それらが良いか悪いかは知らん。
いわゆる「ホワイトライ」ってヤツだ。対義語はダークライなのですがもちろん嘘です。しかし、ダークライの対義語がディアルガなのかパルキアなのかはわかりません。
ただ、結果として、誰にも損害がない。あるいは全員が得をする嘘ってのも存在する。
この話は以前にここで書いた気もするが、とある知人の料亭で、お客様が言った。
( °▽°)ノ カマス
持って来てくれ!
それを聞いた料亭の女将は困った。
(;´ ▽ ` ) カマスって何?
飲み物を注文するタイミングだった。魚のカマスではない事はわかっている。しかし、カマスに該当する飲み物なんかないのだ。
(;´ ▽ ` ) カマス、、、?
という困惑を表情に出さず、女将は、
( ´ ▽ ` ) かしこまりました。
と答えて座敷を出ると、灰色の脳細胞をフル回転させ、とある酒を持って戻った。
( ´ ▽ ` )っ🍾 こちらでございますね!
女将が手にしているのは、
CAMUS
( °▽°)ノ コレや、コレ!
俺はコレしか飲まんのや!
(´°Д°)」 よく正解したな、女将さん。てか、それしか飲まないなら名前ぐらい覚えてよ。
ここで、「カマスって何です?」と問い返さず、自ら正解を導き出し、「カミュですよ」と言わずにいる。
これこそホワイトライだろう。
さて。本日の話題が、何故こんな話になったかと言うと、先日の大阪のイベントに、ワタクシの新しい食い扶持となる可能性があるクラフトコーラを売りに行った時の事である。
基本は「クラフトコーラいかがですか〜?」ってな声掛けがメインとなるのだが、反応した人の年齢層や服装、興味の具合でアプローチを変えていく。
冷やかしだの何だの色々といるが、なかなか厄介なのは、
2人いて、
1人しか興味がない
というパターンだ。
興味がない人に興味を持たせるのがワタクシの仕事ではある。飲んでさえ貰えれば、美味しいと言ってもらえる自負もある。
しかし、最初の段階で、
( ಠ_ಠ) コーラが
嫌いなんです!
とか、
( ಠ_ಠ) 炭酸が
苦手なのよ!
って人の心を変えさせるのは困難である。ちなみに、うちのコーラは炭酸が嫌いな人にも、コーラが苦手って人にも喜んでもらえる工夫はしてあるのだが、最初から心の門を閉ざされると、それを突破するのは難しい。
それが1人なら「通り過ぎる」だけで終わりなのだが、
(´・Д・)」 1人が飲みたくても、
もう1人が飲みたくないと言う
組み合わせは多数存在する。
わかりやすい話、祭りの屋台の飯の衛生面などを考えて、食わせたくない親と、気になるから食いたい子供の図だ。
他にも、パートナーを自分の支配下に置きがちな人なんかも、そーゆー傾向にある。
この日も、クラフトコーラに興味がある人と、絶対に飲みたくない人の組み合わせがあった。
父娘である。
イレギュラーだったのは、飲みたいのがお父さんで、飲みたくないのは小学生ぐらいの娘さんだったって事だろうか。
お父さんは飲んでみたいし、実際に飲んでくれたし、「美味い!」と言ってもらえたし、お父さんも娘さんに「飲んでみたら?」と言ってくれてるけど、娘さんが自主的に飲んで「おいしい!」って思ってもらえないと、購入という壁は乗り越えられない。
実際、炭酸もコーラも嫌いだという娘さんでも、うちのコーラのミルク割りを試してもらえさえすれば、美味しいと思ってもらえる自信はある。牛乳が嫌いだったら知らんけど。
何とか飲んでもらいたいが、これ以上勧めるのも良くないな、と思っていた。
その時、歴史が、社長が動いた。
(`・ω・´)ノ 「えらい!
知らないオッサンから
食べ物を受け取っちゃダメ!
お父さんの教育も素晴らしい!」
って言った事により、場が丸く収まったのである。
(´°Д°)」 社長、、、!
さすがやで、、、!!
娘さんは嫌なものを飲まずに済んだ。
お父さんはメンツを保てた。
ワタクシは場が丸く収まった。
社長はワタクシから尊敬を得た。
(´∇`) 誰も傷ついてない。
これがハッピーエンドですよ!
(´・Д・)」 まあ、父娘にコーラは売れなかったんですけどね。ええ。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。