完壁な間違い
皆さん、こんにちは。書けば書くほどに、誤字率は下がるのか? 上がるのか? 木賃ふくよし(芸名)です。
なお、タイトル画の「かんまち!」は漢字間違いを最近の萌えアニメっぽく表現しただけです。安易に。そう。とても安易に。
さて。先日書いた黒板が、ちょいバズりまして。ええ。
それが、こちらです。
この、
学歴
の漢字を間違えましてね。ええ。盛大に。
わずか5分足らずで知人に指摘され、
5分で中卒がバレる。
という大失態をやらかしました。(´・Д・)」
いや、実際にワタクシの最終学歴は高校中退なんで、実質中卒ですし、隠してもいないんですけどね。ええ。
まあ、しかしコレ、なんで間違えたのか、サッパリわかりません。
間違えを指摘された瞬間に笑いと恥ずかしさがいっぺんに押し寄せてきて、書いた時の心境をあまり思い出せないんですよね。
状況から考えるに、書く文章はスマホにメモしてあり、そちらはスマホがちゃんと変換してくれていて、「学歴」と書かれている。
ワタクシはコレを見ながら書いたはずなのである。なのに、なぜ間違うか。
まあ、言い訳と思って貰っていいのだが、今後の自戒の為にも分析しなければならない。
いや、分析するまでもなく、ある程度の理由はハッキリしている。
黒板にチョークで書くからだ。
ワタクシは字が下手である。それには自覚がある。
しかし、黒板に書いて公表する以上は、なるべく綺麗な、読みやすい文字を心掛けているのだ。だが、元の字がヘタクソな上、デカい黒板にチョークで書くとなると、
めちゃくちゃ難しいのである。
チョークはすぐに削れて太さが一定じゃなくなるわ。
細かい瓢箪みたいな漢字を書いたら潰れるわ。
油断すると右肩上がりや右肩下がりになるわ。
文字の大きさを誤ると書き切れないわ。
小さくすると潰れるわ。
気を緩めると字がデカくなったり小さくなったりするわ。
そもそもチョークだと筆跡を安定させるのが難しいわ。
黒板の位置によっては書き順を変えなきゃならんわ。(立てて書いているので、黒板下部は上から下に書くのが手の運び的に難しくなるため、下から上に書いたり、口を◻︎で書いたりする)
ミスったら水で消してまた乾くまで待たなきゃならんからミスれないわ。
などなど色んな事が頭を駆け巡り、ケアレスミスを犯しがちなのである。
実際、漢字などの間違いは今までにも何度もあった。存在しない漢字を書いたりした事もある。誤字など、今に始まった事ではない。
実際、一流大学の現役学生に、簡単なレタリングをお願いしたら、絶対に間違えようのない漢字を間違った(しかも二箇所)という事件はあった。1つ目の「國」はともかく、2つ目は「長」である。流石に間違えない漢字だろう。しかも、漢字の間違いには長らく誰も気付かなかったというから、また不思議。
だが、レタリングの方に意識を取られると、間違ったり間違ってても気付きにくいものなのである。
まあ、そんなモノなので、間違いはあって当然だ。毎日書いてりゃ書いただけミスの可能性も増えるのだ。別に、それ自体を恥じる事はない。
しかし、書いた文章が文章だけに、
見事なまでの墓穴である。
で。思い起こすに、書いた時間、アップした時間を考えても、毎日のネットバー放送時間(23:00~)に間に合わせようと焦っていた事は間違いない。
で。書いた直後に放送開始し、放送中にツイッターで指摘されてるのを見て大爆笑&赤っ恥である。
その瞬間の証拠動画(3:30~)
なお、一見の価値あり。
この動揺っぷりを見ればわかると思うが、相当な動揺である。そして、この瞬間に書いた時の記憶なんざキレイさっぱり消し飛んでいる。
思い起こそうとしても、
・何の疑いも持たずに書いた記憶
・暦で合ってたっけ? と疑問を抱いたような記憶。
・暦に決まってんだろ! と自信満々に書いた記憶。
その全てがある。人は記憶を捏造すると言うが、これまた見事に捏造している。このうち2つは捏造した記憶なのだろうが、いずれにせよ間違った事実は変わらない。
今後の反省として活かしたいと思うばかりである。
まあ、ワタクシは常からマナーってのは極力なくすべきだと公言してるし、同様に、言い間違いや漢字の間違いなどは糾弾すべきではないというスタンスを取っている。
3つ目のこの記事が重要。
しかし、糾弾すべきではないと言うのがワタクシのスタンスである一方、ワタクシは日本語も漢字も文章も大好きだし、他人を不愉快にさせないように最低限のマナーには気を配りたいと思ってるし、自分の漢字や日本語の間違いは極力避けたいと思っている。
自分が気を付けることと、他人に求めることは別でいい。
上のリンクの記事(3つ目)にも書いているが、ワタクシの間違いへの指摘は歓迎なのである。
ちなみに最近自分で気付いた間違いは「一家言」である。この「いっかげん」を長らく「いっかごん」と読んでいた。おそらく30年ぐらい間違えたままだった。
しかし、いっかごんに慣れすぎてて、直すのに一苦労しそうである。
まあ、いずれにせよ普段から「歴」史モノ好きとか、文字を書くのが好きとか、辞書とかWikipedia大好き!とか言ってる奴が、
このタイミングでやらかす
誤字じゃねーのは確かである。
気を付けたからと、今後なくなるものではない。
書けば書くほど注意深くなり、ミスの確率は減る。しかし、書けば書くほど文字数と共にミスの可能性も増えるのだ。
出来ることは、気をつけること。
そして、凹まずに書き続けることだ。
とは言え、正直、
(´°Д°)」 どちゃクソ恥ずかしいわ!!
と言う訳で、話の最後を締めるのはワタクシではなく、知人女性のエピソード。
中学生の頃、20問ほどの漢字の書き取りテストに自信があった彼女は、満点を取った確信があったので、
解答用紙の最後の空きスペースに、「完壁!」と書き添えた。
しかし翌日、返って来たテストには、
99点の数字が。
(´⊙ω⊙`)
なんで!? 何を間違ったの!?
彼女は解答に目を通すが、一見しただけでは○ばかりで、✔︎は見当たらない。
なんで!? どう言うこと!?
解答用紙を最後までチェックしたところ、最後の最後に、
完壁!
↑✔︎璧です。-1
と書かれていたと言う。
今回の「学暦」事件で、ふとそんな話を思い出しました。
(´・Д・)」 さて。タイトルに気付けた人間はどれだけいるだろう?
※ この記事はすべて無料で読めますが、お気に召した方は投げ銭(¥100)とかサポートをお願いします。
なお、この先には特に何も書かれていません。
ここから先は
¥ 100
(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。