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ビデオを止めるな!


 皆さん、こんにちは。本当は違うタイトルにしたかった木賃もくちんふくよし(芸名)です。
 カメラを止めるな、だとそのままだし、フィルムを止めるな、だと今の若い人に通じないような気がして。ええ。

 そんな訳で本日は時間がないのでサクッと本題に行きます。

 先日、スポーツ番組におけるカメラワークの重要性を説いた訳なのですが、各種スポーツエンタテインメントに関して、


 (´・Д・)」カメラワークは、
 面白さに直結している訳だ。


 ぶっちゃけ、野球、バスケットボール、ボクシングの三大アメリカスポーツはカメラワークに特化している。次いでアメリカン・フットボール。
 要するにアメリカはその辺をよくわかってて、スポーツを迫力ある映像に変換するのが上手い。
 と言うか、野球、バスケ、アメフト、ボクシングはイニング制かラウンド制なのである。
 要するに合間にCMを流して儲かるスポーツが好き。だからこそ、CMを見させるためには番組を面白く作らなきゃいけない。
 それが素晴らしいカメラワークを生んだ訳である。

 だが、その他のスポーツでカメラワークが素晴らしい番組はあるだろうか?
 残念ながら少ないのが現実
だ。
 実際、ハンドボールなんてバスケと同じカメラワークにするだけで、面白さがグンと上がるだろう。しかし、そうならない。


 (´・Д・)」要するに、
 金を掛ける気がない。


 この際だからハッキリ言うが、試合会場の迫力や熱気、ライブ感という要素を抜いたら、


 (´・Д・)」生のスポーツ観戦
 って別に面白いものではない。


 誤解してほしくないが、スポーツ観戦そのものが面白くない、という意味ではない。
 例えば野球。球場で観戦しても、普通の人間にはまともにボールさえ見えなかったりする。ストライクかボールかなんてわからないし、球種なんてわかるはずがない。

 だが、TV中継ならカメラワークで「見たいところ」を見せてくれる。


 (´・Д・)」だから
 スポーツ番組の方が
 面白いんだよ。


 要は、ちゃんとした音楽を聴きたきゃアルバムを買え。ライブは楽しみに行くもので、音楽を聴くには適していない、という話だ。
 ライブでもスポーツでも、会場の空気感ってのは素晴らしい。しかし、それをTVで感じる事は不可能。
 だからこそ、TVはカメラワークや実況や解説で番組を彩ってくれるのだ。その一角である、カメラワークがつまらない。


 (´・Д・)」スポーツ番組の
 価値がないと思うんだよ。


 臨場感もなければ粉飾もない。それじゃダメだろ。
 日本ではスポーツ番組がイマイチ盛り上がらない。ワタクシゃそれはカメラワークが相当なネックになっていると思う。アメリカは金をかけて番組を面白くしたからこそ、結果として面白くなって金を稼げるのに、日本では「スポーツ番組は儲からないから金を掛けない」という真逆のスタンス。そりゃダメだろ、と。

 だからこそ、見て楽しむフィギュアスケートのカメラワークがクソってのは致命的だと思うし、そのカメラワークを自由にしたフィギュアスケートのアニメはすごいと思った訳である。

 だが、ここで少し誤解があるようなので、これだけは言っておきたいのだが、

 ダンスのプロモーションビデオなんかにありがちな、


 (´・Д・)」スローモーション。


 (´°皿°)」大嫌い。


 マジでアホかと。ダンスってのは、そのものが美しいのである。
 なんでそこで映像を止めちゃうの? スローモーションとかコマ送りにしちゃうの? バカなの?

 リプレイでスローにするのは好きにしたらいいけど、ダンサーは完璧にダンスを踊ってるのよ。それを編集で勝手に余計な演出を入れるな、と。
 早回しなんかもそう。元の速度で観たいんだよ。

 ワタクシは格闘技が好きなのですが、乱打戦の後のK.O.シーンとかをいきなりスローモーションで流すビデオとかあるんですよ。ボケが。

 リプレイで解説入りのスローモーションはいい。しかし、いきなりスローモーションとか、アホなんかと。
 逆に、ネットの動画に多いが、武術の演武を早回ししてる奴とか、


 (´°皿°)」元の速度路に戻せ!


 と。アホかと。
 格闘技のK.O.集なんかもそうなんだけど、決め手の一打となる攻撃だけ映してどうすんの?
 せめて、その手前の攻防がなきゃ、何故それがフィニッシュ・ブローになったのかわからんだろ、と。マジで出直せ。

 なので、ワタクシがカメラワークに凝れよ!とか、
 カメラワークが自在なアニメーションを褒めた所為で、


 (´・Д・)」余計な編集や、
 要らん演出を歓迎してると、
 誤解している人がいる。


 (´°皿°)」ぜんぜん違う。


 カメラワークに凝るのは、ありのままの迫力を伝えるため。
 アニメーションを褒めたのは、現実でやるべきカメラワークを、創造の世界で先にやったから。

 そのまんまで面白いダンスなんかに、


 (´°皿°)」 編集とか
 演出を入れてくれるな!


 と言うのがワタクシの本音である。
 言い方は悪いけど、スポーツなんかに変な演出を入れるのは粉飾じゃなくて捏造だと思うし、言っちゃ悪いけど、


 (´°皿°)」お前の演出が
 観たいんじゃねえんだよ。
 そのまんまを見せろボケ!


 って思うんです。ええ。
 ホントに口が悪くて申し訳ないが、「オレ、こんな演出ができるんですぅー!」って自己主張にしか見えん。しかもセンスが悪い。



 (´・Д・)」 いや、わかるんだよ?
 覚えた技は使いたくなるモンだし。


 ↑ ワタクシ自身も動画の編集をした事があるので、色んな機能を使ってみたい気持ちは理解できる。

 とにかくね? 映像の編集や演出で変なドラマ性を持たせようとかするのはやめて欲しい。
 実際、格闘技だと、勝たせたい旬の人気選手を粉飾する、って行為が悲劇を生んだケースは割と多くてな。それに加担してる気がしてならんのですよ。ええ。

 ちなみに、そういう編集は大嫌いだけど、特に興味がないスポーツは、


 (´・Д・)」ダイジェストで充分派。


 テニスとか割とそれ。

 ※ この記事はすべて無料で読めますが、この記事は毎日2時間ぐらい掛けて書かれ、30分ぐらい編集する、という割と苦労してるので投げ銭(¥100)ください。
 なお、この先には反省しか書かれてません。


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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。