フェミは何故、オタクやロリコンを目の敵にするのか？

　皆さん、こんにちは。HORI製コントローラーはホリコンだよね。木賃ふくよし(芸名)です。
　さて。本日のお話は珍しくストレートに「タイトル通り」です。

　ツイッターなんか見てると、とかくフェミニスト(いわゆるついフェミ)ってのはオタクとロリコンを目の敵にしているような気がする。
　ぶっちゃけ、言いたい事はわかるんだが、その推論は間違っている気がするのだ。

　オタクやロリコンってのが、大変失礼ながら「キモい」って思われることに関しては、まあ、概ね同意を示しておくことにしよう。少なくとも、そーゆーイメージなのは事実だろう。

　だが、ハッキリ言うと腑に落ちない。
　性的暴行などの事件を起こしているのは、どちらかと言うと、非オタク、非ロリコンの方が多いのではないだろうか。
　女性を、いわゆる「食い物」にして、女性性を蔑ろにしてるのは、どちらかと言うと、ではなく、確実に「陽キャ」と呼ばれるタイプであり、オタクやロリコンってのは、まさに「陰キャ」だからだ。
　無論、どちらのタイプにも犯罪者はいるし、それを除けば、どちらもほとんどが善良なる市民だ。少なくとも、法的には。

　筆者は24年ほどバーを経営してきたが、女性を酔わせてどうにかしてしまおう、なんて邪な考えを実行に移そうとするのは、少なく見積もって半数以上が陽キャである。
　陰キャにもそのタイプはいるが、いたとしても大半は、介抱するフリをして身体に触る、とかそのレベルだ。
　無論、どちらも問題行動ではあるが、法的に見て、より罪が重いのは前者であろう。

　だから、後者ぐらい見逃せ、とは思わない。しかし、より先に、より強く叩くなら前者の方を叩くべきではないか、と言うのがワタクシの考えである。
　万引き犯を見逃せとは言わない。万引きも立派な(？)窃盗である。窃盗犯として厳罰を与えねばなるまい。しかし、それより殺人の方に、より厳格に厳罰を与えよ、と言主張しているだけだ。

　だがどうにも、世はロリコンやオタクを叩く一方、現実の脅威に目を向けない。
　出所と収監を繰り返す婦女暴行犯、何度も離婚と再婚を繰り返すDV男。連れ子目当てでバツイチ女性と再婚する男。いわゆるヤリ捨て常習犯のナンパ男。どう考えても、身近に実害が出てるのはこっちだと思うのだ。

　無論、未来ある子供が標的にされる事は極力避けねばならない。また、専門家ではないのでデータが正確とは言えない点もある。あと、これはどちらにも言えるが、いわゆる暗数、露呈しない事件がどの程度あるかもわからない。

　だが、より身近な脅威は暴力的な男性の方ではないのか？

　それでも先にオタクやロリコンが攻撃される理由は何なのか？

　ワタクシはそれを考えてみた。
　ツイッター的には、言い返して来ないから、叩いてサンドバッグにするには丁度いい説が流布している。うむ。言いたい事はわかる。しかしこれも当て推量が過ぎるのではないか。

　何故なら、
　陰キャは理屈っぽく
　反論が大好きだからだ。

　サンドバッグに丁度いいのはリアルの世界であり、ネットにおいて弁慶っぷりを発揮するのは陰キャなのである。理論武装ではむしろ、弁慶どころか八面六臂の大活躍をさせかねない。
　すなわち、陰キャは性犯罪に走りそう、と同じぐらい、陰キャはサンドバッグに向いてる、ってのはイメージでしかない。

　実際、阿呆な犯罪映像を自ら公開して炎上し、突っ込まれても反論できないどころか燃料をくべてしまうのは陽キャに多い。したがって、ネット上のサンドバッグにするなら、むしろ陽キャの方が適任なのだ。

　逆に言えば、ちょっかいを掛けると反論してくるので、いたぶるには丁度いい、という説も考えられるが、論理的に考えると、理路整然とした議論で返り討ちにあっているケースを多く見る。すなわち、コレも違う。
　リアルの世界だと陽キャの方が怖いから、というような考え方も出来なくはないが、基本的にネットは匿名なので関係ない。むしろ、リアルの世界で怖いから、ネットで陰口を叩く図式が妥当である。

　ん？ 怖い？

　いや、ステロタイプ的に考えると、むしろ怖くはないはずだ。だが、ステロタイプ的に考えないと、わざわざ叩いたりしない。しかし、ステロタイプ的に考えると怖くない。矛盾だ。無論、単純に気持ちが悪い、という生理的嫌悪からかも知れない。しかし、その生理的嫌悪とやらも何処から来ているのだ？

　何となく不潔、何となくイメージが、何となく気持ち悪い、、、

　何となく悪そう、何となくイメージが、何となく暴力的、、、

　では、DV男や強姦魔は許容できて、ロリコンを嫌悪する理由は何だ？　考えに考え、そこでワタクシは、

　ひとつの共通項を見出した。

　不完全ではあるが、ある程度の所まで、項目が一致する。

　ロリコン、アニメおたく、漫画おたく、フィギュアおたく、痴漢、露出狂、屍体愛好壁、、、

　そう。これらは全て、女性から嫌悪される対象であり、同時に、

　子孫を残す事がない
　性的嗜好なのである。

　ひょっとすると、女性は本能的に、子孫を残そうとしない男性を嫌悪するようにプログラムされているのではないか。
　人間に限らず、生物は本能で近親婚を避けたりする。基本的に「異性に欲情する」ようプログラムされている。人間の「愛が心のもの」であるとするなら、愛に性別は関係ないはずだ。それでも、基本的に異性に欲情してしまうのだ。
　これが正常な「子孫繁栄のプログラム」だとするなら、「子孫を残さない男性を、最初から候補に入れない」ように嫌悪するコードが書かれていたとしても不思議はない。

　特に、生物界において、「オス」は種子を大量にバラまき、子孫を絶やさないようにする役目が多く、「メス」はそのまかれた遺伝子から、より優秀なものを選別する役目が多い。

　だとするなら、「子孫を残さない相手に欲情するオス」を篩にかけて落としてしまうのが、「優秀なメス」というプログラムが書かれていても不思議ではないのではないか。

　そう考えると、いわゆるヤリ捨て御免の陽キャが、プログラム的に見て「遺伝子をそこらじゅうにバラまく優秀なオス」であり、それが叩かれないのも優秀側として選別されたグループに属しているからだと考えられる。

　一方のオタクやロリコンという陰キャは、優秀になろうと、バラまく方向を間違ったのか、それとも子孫繁栄のシンタックスエラーなのか、忌避される側となった可能性を考えてみた。

　うむ。割と整合性は取れている。

　これが正解なんじゃないか？

　そこまで考えて、ふと頭をよぎった事がある。

　女子って、
　ホモとか
　BLとか
　好きよね。

　ここで調査は振り出しに戻ってしまった。(謎学の旅風)

　我々はその真相にたどり着くべく、アマゾンの奥地へと向かった。(水曜スペシャル風)

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　なお、この先には特に何も書かれていません。