豚は声るか死ぬしかない
皆さん、こんにちは。自分の声が嫌い。木賃ふくよし(芸名)です。
てか、自分の声が大好き!なんてヤツいるの? って聞きたいレベル。
さて。よく「またまたご冗談を」とか言われるのですが、ワタクシは、自己肯定感の低い人間です。
人に誇れるものが何1つない、ショボい人間なのである。
知能、体力、技能、美貌、センス、地位、財産。そのどれを取っても、
(´・Д・)」 二流半以下。
(´・Д・)」二流にさえ届かない。
話にならん。幸いな事に、三流半までの項目は山ほどあれど、四流以下は少ない(と信じてる)、実に器用貧乏である。
何をやっても、自分に才能がない事を実感させられ、痛感しているから、
(´°Д°)」 肯定要素皆無。
自己肯定できる才能なんか一欠片もないのである。あ。身長ぐらいか。無駄に高い。それも、いざ身長の高さの不便を味わってる身なので、必ずしも肯定的だとは言えないし。
とは言え、身長も慣れた。だって、24時間この身長なんだもん。
(´・Д・)」 ← あと、コレ。
(´°皿°)」 自分の顔も嫌いだけど、
何らかの形で、自分の顔を一瞬も見ない日はない。
それこそ、風呂にも入らず、顔も洗わない日であれ、窓ガラスに映った自分の顔を見てしまう。
だから、慣れた。
色んな意味で、「才能」ってヤツに恵まれない、ショボい自分に慣れたのである。
しかし、その中でも慣れないモノがある。
(´°Д°)」 声だ。
(´°皿°)」 ワタクシは、自分の声が大嫌いなのである。
正確に言うならば、自分で発している自分の声には慣れた。当たり前だ。ある意味では、自分の顔より馴染みがある。けっして好きな声じゃないが、慣れた。変えられるモノでもないし。
だが、録音物。
(´°Д°)」 コレはダメだ。
通常、自分の耳に届く自分の声は、骨伝導によるものが大きいので、他人が聞いている自分の声とは異質なものになる。
そう。他人が聞いている声こそ、録音物として記録された声こそ、
(´°Д°)」 本当の自分の声。
そして、ワタクシは自分の声が、
(´°Д°)」 大嫌い。
可能ならば、全力で10分間殴らせろ。問答無用で殴らせろ。声が出なくなるまで殴らせろ。ってぐらいに自分の声が嫌いなのである。
何だこのお調子者を具現化したようなMHzは。
流石に、年齢とともにおっさん声になってきたし、放送などの録音物チェックをする機会が増えたから、慣れて以前ほどの嫌悪感は感じなくなりましたが、
(´°Д°)」 高校時代の
自分の声を聞いたら、
挨拶代わりに拳を見舞うわ。
ってぐらいにフラストレーションが溜まる。
それぐらいに自分の声が嫌いなのよ。マジで。
てな訳で、それが原因では全くないのですが、ワタクシ、渋いおっさんの声が大好きなのである。
安原義人、堀勝之祐、津嘉山正種、磯部勉、加藤康之、山路和弘、土師孝也、小林清志、屋良有作、野沢那智、中田譲治、清川元夢、立木文彦、大塚芳忠、若本規夫、ささきいさお、若山弦蔵、柴田秀勝、家弓家正、広川太一郎(順不同、敬称略)などなど。
渋い声の、主に洋画の吹き替え声優が、死ぬほど好きなのである。
※ ぶっちゃけ、渋い声好きになったのは、子供の頃、家にビデオがなくて、映画館に行く金もないから、TVで放映される吹き替えを待つしかなかった。なので、俳優に似合わない声を当てられるとブチ切れてただけで、自分の声が嫌いなのとはあんまり関係ない。
ちなみに、女性声優、特に若いアイドル女性声優には微塵も興味がなくて、
(´・Д・)」 声豚の
気持ちはわからんわ。
✳︎1 声優おたく。
とか思ってたけど、知人に、ベクトルが違うだけで、
(´°A°)」 それ
立派な声豚ですよ。
って言われるまで、自分が声豚であることに気付かないぐらい声豚だったのである。
どんなクソ作品でも、渋い声が堪能できたら、「まあ、作品はクソだったけど、〇〇さんの声が堪能できたし許す」ってな、何処に出しても恥ずかしい立派な声豚だ。
(´・∀・)」 だって、
カッコいいんだもん。
そんなワタクシですが、知人に数名、やたらと声の良い人がいたりする。羨ましい限りだ。こんなに良い声だと生きてるのが楽しいんじゃないかと思ってしまう。
さて。ここで少し話は変わるが、先日も、ワタクシがデパ地下の惣菜売り場で、
(´・Д・)」 いらっしゃいませぇ〜
洋食惣菜、揚げ物、
お弁当はいかがですかぁ〜ぁ?
と声を張り上げて、呼び込みをしていた。
正直、前述の通り、自分の声は大嫌いなので、声を出す仕事は、
(´・Д・)」 みんな、この声
聞かされて迷惑だろうな…
とか考えちゃう自己否定野郎なので、それなりにストレスである。
あと、録音物じゃないとしても、自分の声が好きな訳じゃないので、やっぱりストレスだ。
しかし、それでもまあ仕事は仕事だし、ワタクシの声とは別次元の話で、
(´・Д・)」 自分のセールスで
商品が売れるのは楽しいのである。
なので、それなりに楽しんで声掛けをしている次第である。(メインの仕事はデパ地下の更に地下でカツアゲ(ミンチカツを揚げてる)してるので、あんまり売り場には立たないけど)
そんな折、なんか見覚えのある顔がワタクシの前を通り過ぎた。
(´・Д・)」 今の人、
ゆっ毛さんに似てる?
*2 ゆっ毛さん。知人。名前はツイッター上のもの。
似てる気はするが、何しろ、折からの騒動で皆さんマスクをしてる。判断が難しい。
そして、この人物がゆっ毛さんだとしても、会うのは実に2年ぶりになる。2年だと、痩せたり太ったりハゲたり毛がなくなっているかも知れないのだ。
(´・Д・)」 ゆっ毛さんだと
思うけど、違う気もする。
ちなみにワタクシは、この2年で更に視力が落ちてる。ゆっ毛さんに見間違えてるだけかも知れない。自信がない。
だが、ワタクシはそこでない知恵を絞った。
(´・∀・)」 いらっしゃいませぇ〜
そう。ワタクシの声に明確に反応したら、それはゆっ毛さんに違いないのだ。
(´・Д・)」 が、
特に反応がない。特にこっちを向いたりする様子もない。ううむ。どうやら人違いだったか。
まあ、それはともかく、件の人物はウチの売り場で商品を買ってくれる模様。人違いだったとしても、それはそれで有難い話だ。うむ。すると、注文のために、その人が口を開いた。
( ・∇・) 『コレください』
(´°A°)」 ゆっ毛さんじゃねーか!
ゆっ毛さんはワタクシの知人の中で、十指に入るイケボなのである。
顔半面では断定に至らなかったが、この濡れてビブラート掛かった、塩沢兼人と中田譲治を足して3で割った美声は間違いなくゆっ毛さんだ。
(´・Д・)」 そして正解してた。
そんな訳で、自分でもキモいと思ってた声豚度合いが上昇してて、自分でも更にキモいと思った次第である。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。