薄暗い土の底から
皆さん、こんにちは。ホラー大好き、木賃ふくよし(芸名)です。
いやー、ワタクシ、ホラー大好きなんですよ、ホラー。
この話をすると、おそらく過半数の人が「怖いのはチョット、、、」って反応をする。そこでホラー映画フリークスはこう答えるんだよ。
(´・∀・)」 大丈夫!
怖くないから!ってね。
(´°Д°)」 フザケんな。
ホラー映画は怖くてナンボじゃい!
(´・∀・)」 ホラー映画?
オレ全然びびんないんだよね?
(´°Д°)」 俺TUEEEEEって
しょーもない自慢は他所でやれ。
(´°Д°)」 ホラー映画は、
怖がるためにあるんだよ。
鑑賞前は、この映画怖くてチビっちゃったらどうしようってびびり、
鑑賞中は、物語、演出、音楽、映像。そのすべてにびびり、
鑑賞後は、その余韻で背後に誰かいるような気配にびびる。
(´°Д°)」 それがいいんじゃねーか。
それを「怖くない」だの「びびらない」だの、
(´°Д°)」 アフォか。
大学生が、何のスポーツでも格闘技でもケンカでもいいけど、小学生相手に、
(´・∀・)」 負ける気がしないw
ってレベルのカッコ悪さである。
いいか。ホラー映画ってのは、
(´・Д・)」 マジで
怖くないのが8割。
怖がるつもりで観て、
( ͡° ͜ʖ ͡°) アッハイ。
マジで真顔になる
レベルのB級映画が
ほとんどなんだよ!
(´・Д・)」 まあ、ワタクシはB級映画大好きなんで、すげー楽しめますけども。ええ。
ぶっちゃけ、ホラー映画の8割は本当に、
真面目に作ったか? 予算は4ケタか? 監督のアタマは大丈夫? 出演者キレなかったのか? ってレベルのクソ映画だらけである。クソ映画はそれはそれで楽しめるから、ワタクシ的にはアリなんだけど。
実際のところ、
・悪ふざけで作ったクソ映画。マジクソ。20%
・真面目に作ったのにクソ映画。胸糞。20%
・箸にも棒にもかからない凡作。駄作。40%
・真面目に作ってちゃんと怖い。良作。10%
・悪ノリで作ったが超楽しい。クソ映画。10%
これぐらいの確率。
そもそも過半数が怖くないし、パッケージやタイトルからして怖くないのが瞬時にわかるものが過半数なので、それを「怖くないじゃんwww」とか、
(´・Д・)」 名探偵コナンの映画で、
(´・∀・)」 きっと
今回も爆発する。
って得意げに言うレベル。違う。違う違う。そうじゃ、そうじゃない。
明らかに怖くない作品を除いて、今回こそ! 今回こそ怖いのでは!?
ちびるぐらい怖かったらどうしよう!? そんな作品にブチ当たる可能性に震えながら楽しむのがホラー映画の醍醐味ですよ。
さて。少々前振りが長くなってしまいましたが、ワタクシ、柄にもなく、現在はデパート勤めです。
デパートって言っても、デパ地下の更に地下で、
(´・Д・)」 カツアゲしてるだけ。
※ ミンチカツ揚げ担当です。
ワタクシが勤務してるデパートは地下1階まで。
一般客にしてみれば、地下は1階までしかないのです。
ですが我々のような裏方は、存在しないはずの、
(´°Д°)」 地下2階で
働いている訳ですよ。
存在しないはずの階に行ける。割と冒険心をくすぐられますよね。まあ、本当は地下2階まで存在してるってだけの事なのですが。
「マルコビッチの穴」にも存在しない階が存在してましたし、村上春樹の作品にも存在しない階が存在していました。割と定番です。
そして、ホラー的には、
存在しないはずの
ホテルの13階や、
マンションの42号室で
恐ろしい事が起きる。
(´・Д・)」 そんなある日、ワタクシがいつも通り揚げたカツを売り場に運んでいると、いつも使用するエレベーターが、
(´°Д°)」 存在しない
地下3階に停まってた。
:(;゙゚ω゚): ひ、ヒイイィィィィ!?
って怖がるほどの事はない。
タイミング的に写真は撮り損なってしまったが、このデパートは一般的に地下1階まで。裏方のスタッフ的には地下2階まで。そして、裏方の裏方的には地下3階まで存在している。それだけの事だ。
実際、噂には地下3階があるとは聞いていたし、そのエレベーターの地下2階の乗り場には、🔽下行きボタンが存在している。
写真一番下の●が点灯してた。
1年半ほど勤務して、初めて目撃した。噂には聞いていたが、要するに地下ボイラー室か何かが地下3階に存在しているが、専門の業者ぐらいしか出入り出来ないだけなのである。
実際にボイラー室なのかどうかは知らない。屋上にそれっぽい煙突のようなものはあるが、ボイラー室が存在するのか、現在も稼働しているのかもわからないのが本当のところだ。
また、このデパートは立地条件的に地下水を利用しているという話もある。この辺も真偽は定かではないが、ひょっとしたら地下3階は、地下を水汲み上げる施設なのかも知れない。
いずれにせよ、レアケースを目撃できたので、エレベーター待ちのストレスも忘れてウキウキである。
写真を撮り損ねたのは残念だが、良いものを見られた。
そしてようやく、エレベーターが到着する。
ワタクシが乗るタイミングで、ちょうど後ろからデパートの社員さんが来たので、開延長ボタンを押して迎え入れる。
(´∀`) 「どうも」
デパートの社員さんがにこやかにお礼を言ってくれる。
ワタクシは嬉しくて、ふと、先ほどの話をした。
(´・∀・)」 噂には
聞いてましたけど、
エレベーターが
地下3階に停まってるの、
初めて見ましたよ。
(´∀`) 「あー、とうとう
見られちゃいましたか〜!
秘密にしてるのに〜」(笑)
社員さんがノリノリで茶化して笑う。
(´・∀・)」 惜しくも写真は、
撮り損ねちゃいましたけど。
突然の事に、スマホを取り出してカメラアプリを立ち上げ、シャッターを押すまでが長すぎたと話を盛り上げようとすると、その社員さんが、
(* ∀ *) 「それは、、、
幸いでしたね、、、」
(´°Д°)」 えっ
ゴウン、と音を立て、エレベーターが目的階に到着する。
(* ▽ *) お先に
失礼します、、、
社員さんは足早に、エレベーターを出た。
(;´°Д°)」 、、、
:(;゙゚ω゚): 今のナニ?
という事がなかったんですが。ええ。ありませんでした。
ちなみに何があるのかは知らないけど、地下3階がある事は事実だし「とうとう見られちゃいましたか」までが本当にあった話である。
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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。