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「知の無知。」
気難しい詩篇ばかり書いている。
感性も資質も技術も残骸も持っていない僕なので。
詩篇の中で僕を表現するのが怖かった。
どうやらアンダーグラウンドは東京にしか無いらしいし。
頑張れば報われるとは限らない。
しかし其れが頑張る事を止める理由には成らない。
続ければ成長するとは限らない。
しかし其れが続ける事を止める理由には成らない。
応えれば赦されるとは限らない。
しかし其れが応える事を止める理由には成らない。
夢観れば変貌するとは限らない。
しかし其れが夢観る事を止める理由には成らない。
アニメソングが泪を誘ってくる。
底抜けに明るい曲だから余計に。
人に隠れてオタ芸をしていても。
欲望の儘でヒロインに成っても。
せめて信仰さえ有れば佳かった。
草や花の様に生き残りたかった。
一番常識の有る一番の奇人の声。
僕は夭折した音楽に遠慮してる。
上記は全く以って詩篇では無い。
脳を壊す様な現実が闊歩してる。
敗北を怒る事が情の条件ならば。
僕は特別。僕は特別。僕は特別。
ストレスを喰んで軀を絞ってる。
人に黙りながら物語に篭りたい。
悪い夢が甘い事実を演奏してる。
また巧く統合出来ない朝が来る。
僕は僕の何を知ってるかも判らない。
パーなので、誰彼を推測するのも叶わない。
美徳の点が其の行為に追いつくまで。
勝手に存在させた本性を讃えるのは御免だ。
結局、自分の学を自分で把握していない。
蓋然性とか伸び代なんて言葉で御洒落はしない。
子役の俳優に恋の曲を唄わせるな。
今、貴方は此の関連性を諦めただろうか。
生活するなら苦しまねば成らぬ。
何かを崇拝して、何かに成らねば。
明日の数学の小テストの範囲は何処。
僕の代替品の仙人掌は三日程で枯れた。
自分の非には甘い癖に、僕の過ちは赦さない。僕に説明不足の指図をして、其れで完遂できなければ、罵倒してくる。僕が巧く喋れないの判ってる筈なのに、聴こえ辛かったら責める様に聴き返してくる。決め台詞は「頭を遣え」。他人がされて嫌な事を平気でする癖に、其れが自分に降り掛かると被害者の様に振る舞って凌いでいる。自分の邪推を本当の事だと疑わずに、其れで間違っていても、間違っているとは認めない。只管、他人の悪口を言うのが生き甲斐で、素直に肯定するのを嫌がる。視野が狭く、思い込みが激しいので、幾ら正しても納得しないし、納得しないといけない状況に成ったら、判り辛い其の状態を責め、自分は怒っていると言うアピールでお茶を濁す。自分は仕事が出来ると自信を持ち、仕事が遅かったり要領が悪い人に傷付ける様な言葉を遣っていく。穏便に済ますという概念が無く、言える人には好きな様に言って憂さ晴らしをする。物事にイチャモンを付ける事が格好佳い事だと信じている。
そして僕は命を握られている。
だからキット、僕はもう其れ以外何も知らない。