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「其れでも銃は脳に向き。」

恐らく只の愚痴や怯えや淋しさだから。
ジッと笑みすら醒めないのが僕なのか。

喩え死に戻りが出来ても、敵を思い込む愚鈍で止まらないから。
可視化され易い戦闘民族にも、家庭が有るのは理解しているの。
偶々、居なかった自分達の思考回路を疑うような言説が苦しい。
猛る唄や風刺する詩篇には、何処か他人風が吹いてる気がして。

文化も背景も経緯も人生も、星の数ほど星が有るのを知り給え。
顔に穴を開けて、自分の違和感を解消して何が悪いのだろうか。
飯盒炊爨で出来立てホヤホヤの偏見を、同志達と食い散らかし。
利用出来る人種だと判断されている事を、重々恥だと想えれば。

月を往復する程に遠い距離感でも、縋る話を聴かせて欲しいの。
普遍性には其れなりの意味が有るけど、役に立たない方が多い。
排除されても繋がれたらと、様々な無茶や無神経を繰り返して。
祈るって行為は、癖に成れば成る程に自我の否定に肯いたから。

無垢な子供は、悪い人と善い人の殺し合いなんだと語っている。
絵や旗や写真を穢している、コンビニエンスな革命家も担いで。
持論を一番理解していないのは、自分だと言う事に何時気付く。
こんなに意味の有りそうな言葉なんて、書きたくないのだけど。

大きな物語の下で起こる様々な災いに、小説家を気取るツモリ。
心が動いても、一度放った凶器の軌道は正確無比に届き切るぞ。
家に招き肩を叩きたいと言う些細な希望すら、難し過ぎたなら。
セメテ己の手を汚してから、相手を睨むなり歯を剥くなりせよ。

悩み相談室で待ち侘びているから、少々時間を割いて頂きたい。
一番の常識は、非常識をよく知らない人の中には存在しなくて。
口紅の塗り方も判らない女の子に、言葉を与えて焚く正義感よ。
ベルボーイの様に、バランスの佳い奴隷に成りたくて生きてる。

弱いフリをする事こそ、一番の原罪だと信じて疑っていないぞ。
ギャル氏くらい真っ直ぐな本能と感性で、世界の頭を叩けたら。
頑張り続けても赦されて、其の上で褒められるなんて萌えるし。
ゾンビ映画で笑える人じゃ無いと、ゾンビに逢えない様に佇む。

沼った後に光り輝く事が有るのならば、胸の隙間は空けておく。
友達が欲しくて、理由の無い痛みの中で深く堕ちない様にした。
精神病棟みたいな踊り場で、照準合わせた人々に紛れていても。
最後の最後まで捜し続けるし、最低の最低でも拾い集めるから。

個人としての誰彼も判らない言葉の列。
選んで呉れたのは果たして貴方か否か。


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