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「休戦と名乗る庭。」

手元に無い友愛の遠さに眩暈がする。
信号無視してる車両に突っ込みたい。
縫い包みは綿ダクの模造品で宜しく。
ジョイントされるのは真っ黒黒介で。

翼の生えた野犬に哲学者は喰い散らかされる。
ボディーブローの様に喪失は精神を蝕むから。
応用悪魔学を笑い種にした後に直ぐ三歩進む。
神殿では朗誦鳥の鼾に依って不健全に陥った。

ドレスコードに引っ掛かる程度の苦しさ。
臓物とコーディネートで詐称を発揮した。
真っ当な無敵さを備えて何処へ往こうか。
権利と言う有りもしないのに役立つモノ。

天ぷらが揚がったらベッドメイクして。
ホログラムの指令に坂本九さんが笑む。
言葉の貌を重要視し平気で暗号化する。
サイケを気取って塩じゃなく牡蠣醤油。

無償の慈悲なんてゴミ箱に孕まされる儘だから。
また逢える日が来るのならば季節外れを療する。
鏡の向こうでは写真の中に入った敵が睡ってて。
存在の為にする一番新しい行動こそが探る事だ。

四季の巡りに共感してボランティアをした。
積んだ石を崩させる事なんて赦さないから。
最高速度で知らない人の知らない人に成る。
宇宙人が観たら怒る様な映画を背景音にし。

不機嫌な夜に打ち明けたい事に気付いて。
頬張った被害者意識で乱暴を昇華してた。
歩く電柱に宗教じみた解釈を当て嵌める。
最後の一息を諸説有りなんて狡いと感じ。

ブルースを弾く携琴で鮮魚を征服したら。
煙草を吸わなく成ってからは鉛色に病む。
デジャヴに怯えて想い出せない様にする。
ソロパートは音の外れたベースが肝要で。

囀った着地点にスニーカーのセンスは病気。
待ち受け画面は公然の秘密に過ぎなくても。
巨大な挨拶も言えない成育は恥と知り給え。
返辞が出来ない程の電池の無さを指摘した。

ノイズで包んだ花火で腐乱した恋人を見付けた。
誰が熱を入れたのかは最早関係すらも無いので。
今安心した人は職員室で感想文を描写しなさい。
ちょっと判れば魂の安康を得たと一人で背泳ぎ。

雨霰で切った手首から流れる栄養飲料。
産まれて此の方自分以外に成ってない。
タイムマシーンは来ないが時は止まる。
酷い言い方をするから去るに去れずで。

重過ぎる街には十字架で貫かれた鮫の声。
用意した言葉は初手で遣い切るから歪む。
欲しい性能は自発性のモノだと重ねてた。
何処から朝が現れて花を救い出すのかも。

御揃いの話題性を持ってたら永遠だと想った。
馬鹿なのに頭が佳いと細胞しか肯定出来ない。
結んで歩き廻った四次元時空から飛び立って。
大は小を兼ねるを誘爆しようと約束したのに。

憂欝な蜘蛛は油虫で何とか収まれど。
音も無い場所は二度と観たくも無い。
貴方の泪の子供で愉しい唄は虚数で。
僕にはどうやら未だ未だ早過ぎてる。

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