![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/163353466/rectangle_large_type_2_641cf5231b2b143d9017f24204506477.jpeg?width=1200)
「非才故の最低限の一撃。」
ビニール傘は公器では無い。雨が降る度に盗むのが社会ならば、肩書きなんてもう不要に成ってしまうから。ノックの音に気付けない様に、守護天使から殴れてしまえば善いのだ。淋しいくらいの秘密を抱えても壊せるモノは多くないのに。変態も狂人も創作に於いては役に立たない。薬物も幻覚も相手をしてるだけ無駄だ。チークにする為に流した血液の手首に有る供給所で溺れ死にたいと呟いた。憶える事を職業にするのは難しくて、笊に成った頭で面影を追い掛け続けている。ドスの効いた可愛い声が欲しかったから内臓を円柱にし激しく振るのだ。何時の間にかオーディエンスが集まれば、劇場から逃げて雪の上で泣いて芸術と納得させたい。死ぬまで定型を貫いて書けたなら、一種の存在として認めて貰えると信じている。規制の掛かったウェヴページみたいに静かな負け方をしたとしても。千年に一度の結実で、素晴らしいと名乗れるならもう何も怖く無いから。目新しさに騙された判ってる感を眺めているのは正直シンドイ。現代と冠しなければ、自分の作品に赦しを与えられないのか。チェインギャングが唄っている仁義ならば今隣でグッスリと睡っているぞ。もしもカリフォルニアに往けたなら、希望は希望として花を咲かせていただろうか。二十五ドルと数枚の銀貨で朝の永訣が決まったみたいで。脳髄の中は御得なので、幾らでも痛みの無い暴行を受ける事が出来る。光の様に風の様に波の様に海の様に。高らかに祝福するからこその、重過ぎる悪意では無いのか。屋上のバレリーナのサヨナラに違法視聴をしている他人が崩れ落ちている。取り敢えずは遠い御姫様にでも成れれば佳いのだ。アイヌがハングルをシマンチュにするのならば。正念場にする事と言えば、部屋の掃除で既読漫画の読書でラインの返信でラジオの葉書職人だったから。只々厨二病を患っている人間性で美しさに観惚れて居たいのだ。罪の無いクレヨンで、真っ赤な街をニコニコにさせている。必要悪なんて存在しない。往生際が悪いか、最後まで覚悟しているかの選択を迫っていくから。タイムラグの有る現実に少しだけ怖ろしさの芽の伸びる音が聴こえた。手紙は勘違いを残して燃え上がり、地獄に堕ちる事が出来ない事を可哀想に思えて。出来れば永遠に捜して気付いて手に入れて欲しいの。叫びたく成る瞬間を否定してまで、作品とした箱庭を捨て去ってくのか。ピーエスで言うならば「ドウカ軀を大切に。」だ。