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「一点集中に十二分な距離。」

夢の中くらい健気で在りたかった。テレビデオみたいに味の有る恋をするのならば。しかし最後に辿り着くのはマスターベーションだったという御話らしい。認めたく無いので「如何せん、如何せん……。」と言葉の続きを待って居る。次に巡り逢えるのは法廷に成るだろうかとヒヤヒヤとしていたから。喰いたく成ったら御腹の蟲が鳴るのは普通に不快な気持ちに成る表現だと思うんだが。月に帰るならゴールデンバットとトランプとチョコレートとスケッチブックも買って来て呉れ。頑張りの過程の休憩会話を駄サイクルって馬鹿にする奴らの作品には選民意識と視野の狭さが詰まって居る。ハウスミュージックを聴きながら泪を止められずに下校した浅い夜の様な冷たさを感じたとしても。カナリ無理の有る目標を作る事で何とか日々を視失わないでいられた。夜行列車に乗りながら水浸しに成っている人々に神経を尖らせつつも窓の外を眺めていたけど。勝手にブッキングされた死期を赦す事など出来る筈が無く。綾波レイさんはキット髪が腰まで伸びている方が痺れが取れなく成る程美しいから。蛇口で蜘蛛の化け物を退治する事でしか世界を救う方法が思い浮かばなくて。両手で抱えられないくらいの物語の続篇の完成を死ぬまで(或いは其れに依って世界が終わるまで)信じ続けているのだ。ライヴでは下手と上手のメリハリを付ける事でパフォーマンスの観え易さが高まっている。細やかな座敷童の立ち位置に居たいと考えてた時にはもう手遅れの様な収束をしていったので。大きな本棚の狭間や空白は心の安康を齎せて呉れていた。今は可愛い男の子と可愛くない女の子の声しか聞きたくないから。雨が降っても風が吹いてもツマリは何が有ってもヘンザアップだけは忘れない様にして欲しい。充分読み取れない癖にアバウトな決め付けで物事を悪く言う人となんて隣に座るのも嫌だ。掻き毟る癖まで自傷行為にされて其れでも賢く生きていけと言うのか。御祈りをして睡れぬ日々が続くくらい勝手に自分を失くさないで欲しいのに。常連にしてと頼み込んだラーメン屋では高い食材の新メニューを出して世界を拡げようとしていて。孤立を肴にして呑むアルコールには不思議な人生の苦さが薫れば。サーバーが堕ちるくらいの詩心に依る情報を提供出来たらなら本当に佳かったが。コレが夢じゃないなら此の世にはそんなモノ存在してないと呟けども。其れの別の名を人々は淋しく成ると呼んでいた。

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