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「オルゴールが今日も虐め抜く。」
エクスタ市ではアンチテーゼとしてのレジャーが流行っていて、未だにマイナンバーカードの発行をしてない誰彼の面倒さに応じて、ロケット型の卓上電子ライターで頭をぶん殴っている。痛そうな傷痕には素直に成れない言い訳が宿っていて、学者たちにも判らない事柄を利用する事で生活する街並みに届いて、夕凪は何時までも包帯の振りをして泪を御洒落コーデの一つに定着させている。学校に馴染めない事で落ち込んだりなんてさせないと一生懸命をしていて、壊滅していくヒロイン像としての二宮金次郎さんには悪い事をしたと唄って、其の末路として瞼も震える真っ暗な部屋で永遠の夢を見続けている。世界の終わりの様な事件事故に唾を吐いても特別には成れないと知っていて、でも他に手段が無いのだから時間を全て捧げて無駄な悪足掻きを重ねて、ギャンブルの怖さに一銭も払わなくても理解出来る程度には未だアイデンティティを残している。歩き方にて遣えるかどうかよりも均衡のデザインとして完成しているかを気にしていて、負けたら悔しいが負けない事よりはマシなのだと論破するスターターパックを誇って、演者の意志を介さない完璧で独善な思い通りの作品で在り続けている。
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