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「最終兵器ニアイコール緑の指。」
幾ら温かい詩賞が欲しくても、奴隷みたいな懇願の手紙なんて書かない。星座を一つ残らずに滅ぼした実績を解放したから、少しくらい頼って貰いたいので。傍らに居るのならば一層戦車を求めたく成るけど、其れはシャワーを浴びる前に逃げ切ったモノの特権だ。鍵盤の鋭さを増した旋律に軀のアチコチが穴塗れに成るが、其処から唄い出したフォークロアこそ真実なのだと思っている。
人格と感情を画した行動原理に従っていれば、何時だって格好の佳い大人に成れるのだろうか。知能と好意の是非で壊れた玩具に成っても、包帯は許して呉れないし。
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育つ事とは悪化する状態だと重々信じれれば、理想の線路の終点で何も出来ず潰れていくのか。少ない方向を犠牲にして自分を殺しても、ドウシヨウも無く淋しいし。
量産型の評判作を眺めても、寒気が緩むのを止められない程に足りない。ゲテモノを食べる陶酔に不愉快を感じ始めたなら、サイケデリックな虐めみたいで。子供の余裕は少しずつ浪費していく砂時計だけど、同時に永遠に音の出ない銀のハーモニカでも有るのだ。正しい人類は少しずつ専門家に成っていくのも知ってるが、茶髪も恋人もピアッサーを刺す様にさり気なく傷付いて笑える。
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