見出し画像

「アリアドネの糸で縛って。」

団子虫は岩の下の蔭と言うパライゾで翅も無いにも関わらず倖いな毎日を送れていた。ア・プリオリと急かして来る意地悪な北風を太陽に告げ口して暴行で訴えていく事で。ズット傍に居て呉れる事は充分に恋愛の発露の理由に成り得るから。ドウカ間違えても自殺オフ会でセックス出来る様なツマラナイ獣に惑わされないで欲しい。

もしも諸事情で臓物を放って置くと気付かぬウチに蝶々結びにされてしまうのだった。マジシャンを解明する道理は少し感受性が足りないから気掛かりな画集に成った儘で。眉根を寄せて釈然として無い味噌っ子にモット光を与えられたなら。横向きに伸びて生えた親知らずの様に閉じ込められていたカスパールを遂行していきたい。

視透かされた詩篇は要らないので啓蒙したいなら政治家や先生に成れば佳いと伝えた。話したくない過去さえも役に立てたいならばテロリストだって諦めなければ可いので。虹の麓と言う言葉のニュアンスだけで精神がヤられて揺れてたから。答えをフリップに書く前に一度だけレディオ体操第一首の運動第二をして整って貰いたい。

ズットズット今の自分を否定し続ける事でしか生きると定義されない事を想い出した。闘いなら上手に遣れよと指摘したかった時も有ったけど今はもう空が何処までも青で。メッセージ性と言うモノが纏った稚拙さに溜め息を吐く核戦争なら。ハッピーターンの粉を大して美味しいと思わないからキット小回りの効いている命は無い。

幼さの有る造型でショートを選ぶくらいの勇気が有れば何もかも順調に違いなかった。唐突に悶えたのは冬が寒過ぎて夏が遠過ぎて春が酷過ぎて秋にトキメキ過ぎたからで。割の合わない善悪の帳尻合わせした盲腸炎に興味を持てたのだから。兎を蹴るな仔を殺すな性で騒ぐな弱さを叩くな其れすら護れないからソモソモが下らない。

火を通してなくても喰べられる肉を見付ける旅の終点には何時だって泣き顔を配した。踊る様に飛び出した喉仏が自分を自分以外だと証明してるのは夢の中に違いないので。何度も何度も作り直してたデッキに祈りと加虐性を預けてくのなら。負けて泣いても勝って叫んでも此処は其れに対応した場所だと気付けただけでも十分偉い。

漫画家の脳に有る高まった理論に敬意を表しながらも詩人は時に誰彼を痛め付けないといけない事実を編んだ。
ダークでクレバーの代名詞を投げ棄て倖いを選んだ人を認める資格が欲しくてモット地獄を注いだと知り給え。

いいなと思ったら応援しよう!