「天国では碧が流行ってて。」
掛け替えの無い頁を捲り。
護る自分の価値を鑑定し。
恋する事は諦めさせて呉れ。
追伸と書くのは空し過ぎた。
贅言でブヨブヨに肥った詩篇。
省エネ名人の活動家も等しい。
お供えの忘れ物は責任の在処で。
彼は正装する事すら出来ないか。
校庭の下の文化を追い掛けて地獄。
帰るべき心を持ってたら苦くない。
数多の人生を抱え切れる事は出来ぬ。
視えない感情に怯え語源を振り回し。
何故死なねば成らないのかが判らなく。
始めたのも進めたのも選ぶのもアレだ。
飽くまで解答が有るまで諦める気は無い。
認めたら幾らでも其の声を尊むツモリで。
オカルトは御主人様の炎の如くに逞しくて。
泡に成る為の旅に出掛ける黒い鏡の奥まで。
溢れた広告で時間と情報と雨天が固まりきる。
清か色の愛楽で八咫烏の後を追い彷徨えてた。
迷ったら自分の一番嫌いな人が喜ぶ事を選んで。
性格が悪いから絶対に誰かを傷付けないツモリ。
軋むギターの摩擦に火花が散る程の淋しさを贈る。
少しずつ佳く成って気付いたら穴に堕ちる時間だ。
夢観るスーツケースの中には御金か貴方が入ってる。
天文学を例に出してもラストでは御都合の鳴る方へ。
区別された境界線上で男の子と女の子が問答をしても。
命の授業が始まるので厚過ぎて結論まで辿り着けない。
指環を返したら周りの風景もカラフルに成ると信じて。
障害の話に乗ってくる武器が軽さの人々を魂で殺した。
祝福されなくても地球は廻り続けるから間違えない。
健やかなる時も病める時も社会の嗤いモノにされど。
唇が震えるくらいの現実感を受け止め切れなくて。
先生のチョークで汚れた指に存在を否定されてる。
嘘だらけだからこそ引き千切れる内臓が残った。
キット犠牲者を決める事すら出来ないのだから。
様々な生活音が脳髄に指令を誤送信してくる。
其れがバレたらもう永遠は御仕舞いに成るし。
子供の表情が貼り付いて取り外せないから。
余裕を装った初体験物語を敵に仄めかした。
ピコピコの無邪気さで呪詛を重ねていき。
読者は最早手遅れだと重々知り知り給え。
そんなに全て憶えている事が偉いのか。
ブルースを破壊の逃げ道にしても弱く。
鐘の音色は生贄の目醒めを報じてる。
可哀想だし廊下を奔って怒られてく。
屋上は夢記録を書いた少女のモノ。
救いが無い事で溜飲が下がる救い。
夕凪の中で下手糞な告白が続く。
外に出せと叫んで歴史を動かし。
過ちの後始末は周りに不評だ。
望み通りに生きると言う意味。
螺子の外れた過去を試した。
結果として教わった未来に。
そして奴隷は特別と唱え。
僕の細胞まで我儘を語る。