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「神話は何時まで罰するか?」

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春と秋が無くなると言う定番の小噺に飽き飽きして来た頃なので、電気代と共に流れる御風呂場の排水溝を流れる血潮にイエスを出し、問い合わせは講談社に全て委託してる。既に手遅れでも人生のスイッチを止めるのは惜しいので、世の中の無敵を全て救済など与えられない弱者に変換する作業に戻って、少しでも多くの人と相乗りしたい目論見だけを遺して潰したい。読者様に読む上での配慮を尽くし過ぎたせいで、ドンドン狭く成る世界が好きだった事を、忘れてはサヨナラを強く洗い直した。

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