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「足の速い魚を追い掛けて。」

疎外感を憶えた時には珈琲豆の密輸を口実にしながら、木こりの感情で頭蓋をバッサバッサと斬り落としてる。小説を読み終わってもマトモに粗筋が言えないので、暗黒宇宙で几帳面に救助信号の警告音を消していくのだ。時間蠅は矢が好きだと言われるけど、シーティースキャンの結果陰性で異常無しと診断されたので帰宅をせよ。エゴを注いだ詩篇に取り憑いたのは、調節民主主義に於ける依怙贔屓のダイヤモンドで出来た結晶だけだった。

桃色の脳細胞でアゲに両手を挙げて揺らして居ながら、現実を観れば寒過ぎる白樺と成り抱擁を待ち続けてる。大袈裟に喜んだり哀しんだり出来たら丁度佳いので、未開の地みたいな深い考察の沼にハマっては飛び込んだ。高校生が唄った大人のラヴに惚けど、其れ以上の乱れ方をするピロトークに重点を置いて分析解剖再構築せよ。本物の敵を名乗って対角線に成るは、一番の弱者で在ろうとする心理を持った打たれ弱さを否めぬ純白だった。

兎にも角にも両方面から経験をしないと縁も遠いから、邪魔な情報を排除しながら正統の活字に閉じ篭ってる。目出度い事を目出度いと認識した頃が懐かしいので、キッカケの糸の太腿を剃刀で線を引きたく成ってるのだ。目標が有れば自分だってとか述べど、結局は気に食わない韻を消していく作業に収束するだけだと知り給えよ。自分の作品で感動してどうするかは、誰かを殺したり苦しめさせたりする作品を書いてから考えようと思った。

メンチ切りの自負を集団面接で語った事の正しさから、バンド編成で指揮官をする勇気を引いたら答えに成る。過食と拒食を繰り返したら潮風がソット流れたので、入って来る感情を調節する為に現代人の汚名を被るのだ。全ての世界線はコツを掴めて泳げど、色眼鏡の扱い方で精神の奥に潜む害獣の姿も在り方も判る事を意識せよ。性の薫りがするお兄さんが怖いかは、裏側の人にしか宣言する権利は無いと理解しているから口を慎んで居た。

文庫落ちした小説の親しさに友情を感じてたのだから、想い出して泣き喚いても赦して呉れる事を確信してる。片端の宿る審美眼から真剣な醜さを伝えられたので、酷いネタバレが何れ程に溢れようとも耐えてみせるのだ。心臓のブレーカーの押下は躊躇えど、花火に似た帰り道の風景で初めてを捧げて奪い取った現実感を自問せよ。特異点に実存して居たかったのかは、悪口の森と差別の海が挟む不気味の谷の自分を認められない復讐だった。

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