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「慕情は濡れたハンケチ。」

タンゴドーランを大量に購入し、切腹の痕にメンソレータムのへパソフトプラスを塗る必要も無く成り、逆しまの題名で充実した毎日を送っている。アスピリンを服薬する筈が、アダリンに格下げされて、精神の耐久性で戦わないといけないが。ジェネリックじゃないだけマシだと言う意見は、スルーするに限る。最期の晩餐ではキット真面目な顔をすると思うから、後ろから凶弾で撃ち抜いて欲しいのだ。百忍堂も、吉祥堂も、有るかどうかで迷い込んで居るとしても。人間強度を諦めて、言葉を吃音で満たしたら、其の時点で全ては想い出に成るから。

所謂スコシフシギ文学を、後ろを向きながら微笑むべきじゃない。時には、官能に近い冪だって有るのだから。重くて厚い小説を読んだ時の救済感覚は全てマヤカシで在る。出来れば貴重な本なので、脳内に仕舞っておいて欲しいのだ。ジャケットで買った詩集も、評判で買った漫画も、一目惚れした小説も、全てが肉の味に成るまで訓練を欠かしてはいけないと宣言する。しかし、降って来た本棚のせいで死ぬのを、本望にするのは浅墓な感想だと思わざるを得ない。何故、好きな対象に殺される事で自己満足をして、其の後の本棚の罪悪を忘れるのか。

雨の日はシャンプーハットを被って、街中の洗剤の集中攻撃で唄いたい。溜息みたいな喘ぎ声をし、助かるのは、一度でも恋人に裏切られた人々だけだと知り給え。其れが終わったら、ツーリストに応募して、乗り物の中で滑稽な踊りを披露したい。汽笛に合わせて、心配な息子の無事に対するグチャグチャを掻き集めた、最高のステージを。何なら全てをコールテンで着飾っても問題無い。障害物みたいな御金を、働くと言う空前絶後の御得な仕組みを遣い熟しながら。どうしても、自分の天才を疑ってはいけないと又聞きした教えを忘れられないのだ。

トロッとしたかったのに、出来無くてドロドロに成った。其れが酷過ぎてダルダルのダルだ。白い肌に垂らした空想のホクロで、倖いに成ったり、楽に成ったり出来たら佳いのだが。所詮永遠に人生複雑骨折の儘、ドラマ型統合失調症を患って消えたく成るのだ。聴き心地の佳い軽い言葉で、細胞を活動化させている詐欺師バカリ、巧く生きてる現状を顧みても。カスハラからクズハラに成り、クソハラと名前を替え、僕の本性としてのバカハラに落ち着くのだ。もしも世の中に貴方より大切な言葉が有ったとしたら、もう何一つ要らない気分に成るから。

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