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「近付いて来る子守唄よ。」

死ぬ程頑張ったら、キチンと死なないといけない。今は未だ自殺すると言う選択肢にエンターキーを押してないだけで。だからこそ決して天敵を視誤ってはいけない。正義を自称する人の、口の悪さに善行を感じないから。キット世の中に有る摂理の様な転換点は、新しい視点を持つ事に有ると考えて居る。一つの概念の綻びがチューイングガムの様に拡大されて予想外のエネルギーを生み出すから。宇宙へも過去へも其の延長線上に眠って居る宝石だと理解して居る。丁度地球に存在し続けると言う事実は、容易で予想外の世界に対する準備体操なのだ。

好きとか嫌いとかは、太古から有るオネダリの為の記号に過ぎない。薬指で泪の振りをしている事で何が有るかを一番知ってるのは薄倖な子供達だ。最早訳の判らないモノしか描きたくない。メッセージ性は、今の言葉しか使えぬ不自由な詩人達に任せておく。離陸する終わりを情熱と読むくらいなら、太始から蓋然性を奪い取ってしまおうと想って居る。半端な覚悟ならば幾らで遣り直せるから御得に生きてられるのだ。肉の間で失ったモノは全て骨の底から拾い上げて居る。秘密道具はリュックサックに詰め込んで、黒い蔭を夕凪の中に封じ込めたら。

可愛く無い子と可愛い事をして、可愛い子と可愛く無い事をしたい。女子校は自重を失った動物園に過ぎないから。其れでも夢物語では佳い薫りが漂って居たい。水の深さで判断する様な、ヒーローの馬鹿野郎には成ってはいけないのだ。課金して集めた化け物の貌で、挑戦と呼ばれる殴り方を公開して居る。最強に成れたら怖い夢を観ないで済むのでは無いかと日々落ち込んではいられない。定石とかパターンとか必勝法とか何もかも下らな過ぎて個性が摩耗されて居る。耳を峙てても手に入らない宝物を、強く抱きしめながら地獄へと堕ちていくのだ。

カートマンちゃんの瞼の裏に映る風景の御蔭で、ご飯を三日は摂る事が出来ない。喰べられるか喰べるかならば選ぶべき答えを自覚してるだろうに。買い物の愉しさで人生を売り払っても残った笑顔が有れば負ける事は無い。サヨナラの煌めきに、魂を奪われたとしても。空を嘗めて居ると、全てを取り除いた嵐が飛び込んで来る。銃口が此方を覗いてるウチは未だ大丈夫だと大きな声で決起するのだ。噂の様に消えゆく運命論に無邪気だったタイムカプセルの中の自分を知る。肖っても叶わないなら一層の事、憧れた伝説の樹の木で罪の告白をするから。

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