「ストレスは細部に宿る。」
出来レースみたいな薄倖で同情される日々の連続に、眼醒める朝に他人に成っているんじゃないかと思ってた。何かをする度に少しだけ上手く行かない事に触れて、其の気掛かりのせいで人に恋する余裕も無くなっている。哀しい事を述べられたせいで泪を捉える事の困難に、只々忘れないで欲しいと祈るバカリだから馬鹿みたいだ。希望寄りのラベルが空白な感情を携えて居たとして、救えるのは公園で集ってる鳩の群れくらいしか無いので。
篭に閉じ込められた金糸雀の吐く血を薬にしたのに、ちっとも唄を遣って誰彼の精神