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エッセイ

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煩先生の脳髄の詩情に富んだエッセイを纏めています。
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2025年1月の記事一覧

「小粋なステップ、其の後。」

自らをバスタードと宣言して居たらドッペルゲンゲルを目撃するので、カセットテープの中に残っ…

煩先生
3週間前
28

「宇宙のコブで睡る生首。」

職員室の煙草の薫りに文句を言うのを思い付かない程の子供だったから、今はもう薔薇の花びらに…

煩先生
3週間前
25

「原曲に肖った下位互換で。」

何時だって自分の隣に居る逆しまの活躍バカリが眼に付くので、セメテ最後くらいは幻覚みたいな…

煩先生
4週間前
23

「黙る言葉に花は咲かぬ。」

全てはコカ・コーラで洗えば大丈夫なので、蛇苺の呪縛には霊が何時だって不十分だった。泪の修…

煩先生
4週間前
27

「空腹を快楽だと看做せたら。」

詩篇の行間に有る刑務所からは逃げる事が出来ないので、病魔で魘される事に拠り其の濃度を薄め…

煩先生
1か月前
27

「漫画の恋の唱え方。」

活字中毒者にとっては生き易い世の中に成っているので、蛆が涌いても完璧な死骸か如何かを確か…

煩先生
1か月前
29

「三百円の容赦をしたら。」

現代詩と言う檻に囚われている人々が多過ぎる気がしてる。気持ち悪さに於いてだったらアイドルにさえ成れるのだから。塗り絵の縫い目に指を這わせて少し傷付ける。御酒が入った時にだけ現れる下位互換の矜持だって有るのだ。炭に成った声を聴いてはまた間違えてしまった。隣で与するツモリならば迅速で確実な決断を求める。 常識人に成るなんて裏切りだと密かに耳元で囁き続けてる。永遠の反面教師で在る限りは推しメンの過ちさえ防げるから。チャレンジの赤ペン先生に育てて貰っている。深く気持ちの好い事をしよ

「最終兵器ニアイコール緑の指。」

幾ら温かい詩賞が欲しくても、奴隷みたいな懇願の手紙なんて書かない。星座を一つ残らずに滅ぼ…

煩先生
1か月前
29

「心臓売りは梅雨の頃に来る。」

水っぽい心配をする前に、塩辛い行為にピリオドを打ち込んで欲しくて、自惚れみたいな蟻走感を…

煩先生
1か月前
35

「アリアドネの糸で縛って。」

団子虫は岩の下の蔭と言うパライゾで翅も無いにも関わらず倖いな毎日を送れていた。ア・プリオ…

煩先生
1か月前
25

「冬は蛍の夢だから。」

バベルの塔の失敗の御蔭で人類は文化を複雑にする事が出来、多様性を手に入れられた。嘘だけど…

煩先生
1か月前
31

「無理をするを押して下さい。」

現代人の癖に宗教の一つも信じられないなんてと言う風説の宗教性にウンザリしながら、ヤッパリ…

煩先生
1か月前
30

「肥満に滅入る高級さ。」

タオキンくらいの速さで憂欝が脳を駆け巡るから、付録に成ってた浪費癖を抑える事が出来なくて…

煩先生
1か月前
25

「田園を育てるサーカス。」

産まれ付き地獄が備わってる子供として天上天下唯我独尊をして、血統書みたいな虐待を繰り返し繰り返し与えられたので、キュノポリスがオクシリンコスには敵わない事を平気で宣言している。ゴキブリホイホイで出来た地雷原を配置する事で籠城し、空っぽの密室の部屋は白く暖かく大人しくを施して、風船みたいな顔を隠した歌姫にスーパーチャットを送り続けていた。自己を失った後に出来る事が有るとしたなら、其れはキット恋をして笑って泣いて傷付いて傷付けた末の藍ちゃんだけで、堕ちていく駄目な自分を誰かの過失