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エッセイ

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煩先生の脳髄の詩情に富んだエッセイを纏めています。
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2024年12月の記事一覧

「嵐から逃げる避難所の中で。」

化学調味料の薫りがするサイボーグを、何時の間にかアンドロイドと呼び掛けている事に気付いた…

煩先生
1か月前
33

「一つだけでも歪めねば。」

味の素の様な言説バカリ罷り通って、正論を感受性で封をして抱いてる。嫌な味しか残らない台詞…

煩先生
1か月前
32

「節操も無い化けの革。」

半永久機關の中でも飛びっきり特別なヒューマニティは、ルートの中に閉じ篭り病垂を被って居る…

煩先生
2か月前
23

「善かれと想った熱なんて。」

喩えば脳がスポンジみたいな上の空でも絶対に見つけるまで捜し出して欲しいから。只々愚鈍と呼…

煩先生
2か月前
31

「空っぽから始めた重さ。」

巷で話題のワードサラダを駆使して、生き恥を晒して喰べていこうと思っている。そういう自分を…

煩先生
2か月前
25

「近付いて来る子守唄よ。」

死ぬ程頑張ったら、キチンと死なないといけない。今は未だ自殺すると言う選択肢にエンターキー…

煩先生
2か月前
22

「貴方が好む僕が嫌いなモノ。」

シャネルのシャベルで掘り起こした相対性理論を遣ったよく判らない美学の御蔭で床上手に成れた。何時の間にか成りフリ構わずに気味が悪い情熱でヒーローを気取ってしまってた。ラインの背景では雪が降り積もって送信する祈りを監視して居る事は初めから知っていた。蟲篭の中に潜んでいる淋しさの代償として施した化粧で無意味さを忘れてしまった。真面目な其の視線に思わず濡れるし永遠を誓った仲にも風は吹き荒らして居た。自分で開いた集団心理はチリに成るまで続けないといけないのに性能が無いせいで気付けばタブ

「忘れた事すら忘れて忘れた。」

腰痛くて恋したくて、足痛くて愛したくて、頭痛くてまた逢いたくて。言葉は随分と遠回りをする…

煩先生
2か月前
28

「玉葱を齧って誤魔化した。」

アマゾンレヴューの星一点みたいに、誠実の調整を行なって居る人々のオーディエンスに成る、教…

煩先生
2か月前
26

「嫌に成る程の健気さ。」

ちょっと頭が足りなかったバカリに、善も悪も区別を無くし、此の柔肌を触る事も叶わなく成った…

煩先生
2か月前
29

「ブラキャミ姿の仏様。」

少しでも血液の声に近い命の炎を絶やさぬ為に、現在過去未来に誓って軀の毒が憑らない様にして…

煩先生
2か月前
31

「馬鹿の魂、死ぬるまで。」

グチャグチャに成った肉片で、三大欲求を満たして居る。サンタクロースとトナカイの実存を、信…

煩先生
2か月前
24

「東京に産まれる裏技とは。」

未だ短い毛の癖に寝癖を付けて睡って居る心の中のフレンチブルドッグに警戒せよ。教えて欲しい…

煩先生
2か月前
29

「引かないで、笑って笑って。」

業火を吐き出す様な重低音の叫びが、病んで転んだ脳髄をボコボコにしに来る。片想いの様な怨み方をすれば、美感は昆布の天ぷらに陥るだけだから。量子のもつれでは無い状態で思うのは、四次元ポケットのどこら辺が四次元なのかと言う事で。今考えて居る途中だから、少なくとも終わるまでは誰も彼も存在として不確定の儘だ。序文は我慢して伝えるが、理解を促していく羽目だけは勘弁して欲しい。両手の指の肉を脱いだら、ユーエスビーに繋がる水色で細いコードだけが出て来て助かった。何が残って居たら、自分を個人だ