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エッセイ

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煩先生の脳髄の詩情に富んだエッセイを纏めています。
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2024年11月の記事一覧

「知ってたよ、街は邪悪。webに居れば、天国。」

一輪の花にさえ木偶の坊扱いをされて、取り柄なんて新生児の時に浪費したせいでスッカラカラン…

煩先生
2か月前
34

「一点集中に十二分な距離。」

夢の中くらい健気で在りたかった。テレビデオみたいに味の有る恋をするのならば。しかし最後に…

煩先生
2か月前
27

「ベティ・ブルーで宜しく。」

文学は御茶の間を賑やかにしてはいけない。サイバー・パンクに片脚を突っ込んだみたいに脳裡が…

煩先生
3か月前
28

「夜の街で翅を休ませて。」

アイフォンの細かい傷が親切で、アンチ・ヒューマンに成りたく成る。今日もテレヴィジョンでは…

煩先生
3か月前
29

「非才故の最低限の一撃。」

ビニール傘は公器では無い。雨が降る度に盗むのが社会ならば、肩書きなんてもう不要に成ってし…

煩先生
3か月前
26

「不滅の恋人は夢の裡。」

此れからも小銭拾いを注視してるみたいな作風で佳いんじゃないかと思っている。口遊むならばイ…

煩先生
3か月前
29

「心に触れる死を冠した天敵。」

兎にも角にも書くなら書くべきだ。取り敢えず完成した作品を時を置いて眺めて恥ずかしさが発症しなく成るまでは。其れからは精度の高い首肯を期待しておく。アレルギーを持っているので相応しい位置に配した言葉でしか濡れない。レゾンデートルが何かは置いといても無能な歯車こそ詩情の地獄に堕ちた方が佳いのだ。泣けない詩篇に誇りを持っている。特別なんて簡単に書けるから如何に続けて命を消費するかと言う視点だけが確かなモノで。憧れは創作に於いて最も邪魔に成る感情だと思っている。自分が一番じゃ無い理由

「不思議の国のGDP。」

共喰いみたいなアイラヴユー。写真映えバカリ気にする程度には健康で健全だ。気付けば壁には穴…

煩先生
3か月前
32

「人類割る悪魔イコール……。」

取り敢えずダッシュマークを付けて、特別に成ろうとした。どうせなら心の底から天ぷらにして、…

煩先生
3か月前
22

「或いは穴に落ちてる最中。」

発した言葉を所有する事が出来ない様に、ルーベンスの絵の前でも泣く事が出来なかった。躊躇い…

煩先生
3か月前
28

「セロトニンの敢闘賞。」

蜻蛉ゲームをして、中古の戦車を捜しに往くモチベーションを高めている。だからこそ基督を殺し…

煩先生
3か月前
36

「偏差値みたいな秋の空。」

コンビニエンスストアのラジオで、ニュービートに乗せて流れるのは、意味を持とうとしない、イ…

煩先生
3か月前
31

「紅毛には成れなくて。」

在りと凡ゆる事に対して自己暗示を残しておく性格が災いを起こしてる。シャンプーとリンスの関…

煩先生
3か月前
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「躾ける喀血に萎えて。」

スポンジの若者が、自分に投影した自己顕示欲と自尊心を擽る物語の主役に取り憑かれない事ばかり心配している。其れを大きな愛情と名付けるなら、キット世界の密室空間化が衰える事が無いと言うのは自明の理だ。碧い絵の具が含む恋心は首脳会談の思惑くらい重く重く姿を潜めていた。只々、クリムトの様なキスを交わしたかっただけなのに。ペテン師が営業している有害図書館のオナペットは、みさくらなんこつの薫りがして居たので。 ハトロン紙で深海に想いを馳せるのを不健全と言うなら、完全に殺してから先に進ん