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栄養の様に言葉を服用している。 宿便の様に言葉を排出している。 甘えた声が、夜の肯定に戦い…
ギークハウスの破滅を観ない儘、去ったのだ。 リナカフェの閉店を味わう前に、帰ったのだ。 追…
エッセイは生活のパッチワークだ。 自分の人生を切り売りする心地好さが堪らない。 此の半生を…
最近、淋しく成ると指先に鋭い痛みを感じる。 淋しさは助走無しで僕の臓腑の飛び込んで来る。 …
僕は僕の顔が苦手だ。 姿を確認して何度後悔しただろうか。 だから右の拳は、鏡を叩き割るピス…
取り敢えず、無くした全てのモノはメリカリで買っておきなさい。 僕は僕を怖れる人の為に星座…
汚言症の様な関係を築いている。 其の舌禍の為に胃薬はラムネ味。 昨日、プリキュアに成り掛かったりしてた。 夢と希望が掴み放題、詰め放題だったから。 人類は耐久消費財だから、僕も気を衒えるスタミナが欲しい。 今は未だ、自意識にハーネスを付けて歩いてる程度の動物で。 惨事のニュースを悪口の材料にするな。 僕はクリムト氏みたいな線を引きたい。 アームカットをすると腕が毛深く成るからね。 僕っ子、ドジっ子、眼鏡っ子で誤魔化したの。 僕は僕で完結してるから、僕以外の僕に誘惑されないで
安心な僕は誰の隣でも不快じゃないギリギリに成れる。 相変わらず最高の夏を約束している昨今…
他所往きの胃袋を抱えて、今日も空腹を愉しんでいる。 或いは宿便の様に、勿忘草を花壜に活け…
石を民衆の機嫌が済むまで浴びないといけない時も有る。 喩えば、僕は園崎詩音さんと一緒に石…
僕は何時までも独りで善がっていたい。 直径5mmの穴だらけの顔を視て確信した。 夏休みと言え…
AK47を毎分六百発のテンポで乱れ撃ちしていた頃、僕はハッピーエンドに憧れていた。 其のキラ…
僕は意図の視える詩篇が嫌いだ。 反戦、差別、貧困、孤独、失恋、弔意。エトセトラエトセトラ…
気難しい詩篇ばかり書いている。 感性も資質も技術も残骸も持っていない僕なので。 詩篇の中で僕を表現するのが怖かった。 どうやらアンダーグラウンドは東京にしか無いらしいし。 頑張れば報われるとは限らない。 しかし其れが頑張る事を止める理由には成らない。 続ければ成長するとは限らない。 しかし其れが続ける事を止める理由には成らない。 応えれば赦されるとは限らない。 しかし其れが応える事を止める理由には成らない。 夢観れば変貌するとは限らない。 しかし其れが夢観る事を止める理由に