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わざわざ平田のB面日記

B面の平田が垣間見れる有料日記を始めます。テーマは「毒にも薬にもならない」です。「わざわざの平田」はわたしのA面で、対角にB面の自分がいて今までずっとA面を支えてきました。音楽・…
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2019年8月の記事一覧

#27 今、わたしに足りないこと

先日、急遽、福岡に行くことになった。好きな店の展示会が行われることを知って仕入れの出張1泊2日。翌日の昼には来客があるので長野に戻らないといけないのだけど。来週は四国で取材と仕入れの二本立て。その次の出張は埼玉と東京、その次は名古屋から東京で、久々に飛び回る日々が1ヶ月くらい続いていく。要件は主に取材と仕入れと講演が多い。よかったと思う。出張に出られるということは、問touの運営が一定期間を過ぎて安定してきた証拠でもあるけど、まだまだテコ入れを続けたいと思っているので、しばら

#26 感情の消化と思考の昇華は一致する

熱いアプローチを受けて、1ヶ月間思案した末にオッケーを出し、お世話になっている会社を巻き込んでミーティングして、数時間に及ぶ遠隔ZOOMミーティングを何度も重ねて、来年2月に出版する予定になっていた本の企画が、溶けた。つまりは無くなった。 去年の4月にこのnoteに山の上のパン屋に人が集まるわけを書いた以降、ありがたいことに沢山の出版社さんから経営本を出さないか?と声をかけていただいたけど、全部断っていた。一過性の人気にすがったアプローチに尻尾を振って付いていくような段階で

#25 大人中学生

今日は塩尻市の東京都市大学塩尻高等学校に、講演とワークショップをしに行ってきた。去年、塩尻市の高校へ講演に行ったことがきっかけで、好評であったということで、ありがたいことに今回のお話をいただいた。今回は50分の講演+ワークショップで9時から12時50分までの長丁場。目的は高校生たちに進学・就職以外の選択肢である「起業」を知ってもらうこと。わたしが日頃に大事にしている人の特性を活かした役割分担と、働き方を知ってもらうことだ。 わたしはほぼ高卒みたいなもので(ファッション系専門

#24 伝えたい想いを写真に込める

全身筋肉痛になっている。しばらく休みがなかったのがひとつ、撮影にかかりっきりだったのがひとつ。わざわざではオンラインストアを事業のひとつにしているのだけど、ブツ撮り(商品の単体撮影)にも力を入れている。ただ商品を置いて撮る。それだけのことになんか芸術性を感じている。 好きな画家の一人にジョルジォ・モランディという人がいる。ほぼ一生かけて瓶だの立方体だの花瓶だのそんなものを何もない空間に置いて、描き続けた人だ。言ってみれば行き過ぎた静物画だ。花瓶には花も活けていないし、皿にフ