簡単!ジュエリー石鹸を作ろう
大人も子どもも一緒になって楽しめる簡単な石けんの作り方をご紹介します。ねば塾のとうめい石鹸キットで、透明度を生かした話題のジュエリー石鹸を作ってみました。作り方は簡単に言うと、透明のMPソープをレンジで溶かして、着色して、お好きな型で固めるだけ。
1時間程度でできてしまう楽ちんさです。苛性ソーダで作る難易度の高い石鹸作りに比べて、材料もこれ一つだけで工夫次第でバリエーションも作れて楽しめるので、ぜひ皆さんもお試しください。小学生くらいの年になれば、十分一人で作ることもできるでしょう。夏休みの工作にもおすすめです。
1時間ほどでこんなにきれいな石鹸ができました。宝石をイメージしたジュエリー石鹸は、出来上がりのかわいさと単純な作り方が評判。ちょっとしたブームにもなっているということで、子ども達と一緒に挑戦してみました。
材料
・とうめい石鹸キット
・耐熱ボウル
・石鹸を切るもの(包丁やカッターなど)
・石鹸を混ぜるための棒
・電子レンジ
・プラスチックコップ
キットの中身はこんなにシンプル。用意する道具はご自宅にあるものばかりです。プラスチックコップは石鹸を流し込み固めるために使用します。香りをつけたいという方は精油などをご用意ください。
1.とうめい石鹸を包丁やカッターでカットする
レンジで溶けやすいように、均等な大きさにカットします。セットに入っていた全てを一気にカットしていきます。細かくカットする方が溶けやすかったです。
5歳の子でも簡単に切れるくらいの柔らかさです。
2.レンジで温める
耐熱容器に細かく切ったとうめい石鹸の適量とお好きな色素を入れて加熱します。600Wのレンジで1分ほどで簡単に溶けました。様々な色を混ぜたカラフルな石鹸を作りたいときは、その都度レンジに石鹸と色素を入れて何度も溶かしては層にしてを繰り返していきます。
外から見ていると溶けていく様子が見えるので、全てが溶けたらレンジから取り出しましょう。
3.色を付け、型に流し込む
色素が溶けた状態です。ボウルをぐるぐる回すと全体に溶けていきました。香りをつけたい方はこのタイミングで精油を数滴垂らすとよいでしょう。今回はアクアマリンのようなジュエリーをイメージして作ったので、清涼感のあるスペアミントの精油を入れてみました。
キットの説明書に書かれている通り、ボウルで溶かした石鹸に後から色素を入れて割り箸で混ぜる方法も試してみましたが、少ない量でやろうとすると空気に触れすぎて泡のようになってしまったり、途中で固まってしまったりしてしまいました。でもそれでも大丈夫です。レンジにもう一度入れて温めてみてください。少し空気が入って白っぽくなった石鹸もそれはそれで味があります。
ブルーのグラデーションを作りたいと話していたのですが、斜めとかも面白いかも!となり、傾けて固めていきました。
薄いブルーを作りたくて入れたブルーの色素の量はこれくらい。本当に少量です。最終的に使った色素の量は全体の1/3でした。
4~5回溶かしては入れを繰り返してこんな感じに。早く固めたかったので、冷凍庫で急冷してみましたがうまくいきました!白っぽい層は混ぜる工程で空気が入った部分ですがどうですか?なかなかいい感じですよね?
4.石鹸を型から外し、形を整える
プラスチックコップに切り込みを入れて、型から抜きます。余談ですが、切り込みを入れるときに使用した木屋の料理ばさみはとにかく切れ味がよく、栓抜きやくるみ割りなどでも大活躍するため長らく重宝しています。
包丁で半分にカットしました。素晴らしい透明感。海のようで、みんな大喜び。途中に空気が入って穴が空いていますが、それはそれで面白いと許容しましょう。
宝石感を出すために包丁でカットしていきます。ぐっとジュエリーっぽくなりました!
カットした石鹸はもう一度集めてレンジで溶かして、プラスチックコップに入れて固めて石鹸にしました。
光に透かしてみるとこんな感じ。大満足の仕上がりです。大人でも楽しくかなり熱中して遊んでしまいます。作った後は、洗面所において手洗い石鹸にしています。皆さんもぜひ休日の手作りの一つに取り入れてみてください。
▼夏休みの時間を利用して、自家製ジンジャーエールの素を作ってみるのもおすすめです。新生姜をすりおろして煮詰めるだけで簡単に作れますので、こちらもぜひ試してみてください。