寄ってらっしゃい、見てらっしゃい! #もんぺ博覧会 2022
さあさあ、やってきました!毎年のお楽しみ、ありとあらゆるもんぺをたっぷりご覧いただけるイベント「もんぺ博覧会」。今年はオンラインストア・実店舗「問tou」の両方で開催いたします。まずはオンラインストアで6/18(土)~、続いて問touで7/7(木)~開始の予定で、いずれも7/25(月)までを予定しています。
履き心地抜群、一度この快適さを知ってしまったらもう手放せなくなるもんぺ。今回もありとあらゆるもんぺをふんだんにご用意した『もんぺ博覧会』。その目玉といえば、限定色・限定柄で作った「わざわざセレクトもんぺ」。
セレクトもんぺ2022ver.は初心に帰り、久留米絣の真骨頂である「柄」をテーマに生地を選んできました。その数、21種類!さまざまなテイストのもんぺを、とある仲良し家族・おかちゃん一家が着回したようですよ。ちょっと覗いてみましょう。
~おかちゃん一家 登場人物~
写真左側から、
おかちゃん夫:若菜(176cm・もんぺLサイズ着用)
おかちゃん:岡田(158cm・もんぺMサイズ着用)
母:平田(159cm・もんぺSサイズ着用)
父:福田(168cm・もんぺMサイズ着用)
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左側より 母/うみ・おかちゃん/あめのひ・父/さざなみ・夫/わらび着用
後列左側より 母/ピーマン・おかちゃん/まゆみ・父/いちょう、前列 夫/ゆうなぎ着用
おかちゃん父母は年の差夫婦、おかちゃん夫妻と仲良く暮らしているという設定でお届けしてみました。あ、設定ですよ!このお話はフィクションです。めでたしめでたし。
さてさて、気になる柄のもんぺは見つかりましたか?今年の生地も、わざわざ代表の平田が毎年久留米絣の織元に直接伺い選定してきました。毎年恒例の坂田織物さんに加えて、今回初となる野村織物さんにも伺っています。
限りある生地から作られているため、その年ごとの限定販売です。サイズによっては数が少ないこともありますので、「これ、着てみたい!」と感じたもんぺを見つけたらまさに買い時です。お気に入りと出会えたらどうぞお早めに。商品一覧はこちらからご覧ください!
<もんぺとは?>
現代にマッチする型にアレンジした、うなぎの寝床の“現代風”もんぺのこと。お尻や腰回りは動きやすさを重視して、旧来のもんぺと同じくゆったりめ。ふくらはぎや足首周りはシェイプされたシルエットで、活動しやすいのにも関わらず、シルエットがスリムという形が”現代風”という所以です。
実店舗・問touのもんぺ博覧会は
7/7(木)~25(月)
問touでのもんぺ博覧会は7月に入ってから、7/7(木)~25(月)の開催となります。実店舗がお近くの方や、ちょうど会期中に長野旅行に来られるご予定のある方は、ぜひ問touでもんぺをご覧ください!実物を触ってみて、試着して、お気に入りのもんぺを心ゆくまで探していただけたら何よりです。
セレクトもんぺ2022ver.も、もちろんご用意します!ただ数に限りがありますので、セレクトもんぺが一番のお目当てという方は早めのご来場をおすすめいたします。
たくさんのもんぺ、
ごゆっくりご覧ください!
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ここからは、もんぺとは一体どういう服なのか、もんぺの魅力とは何か、わざわざが普段から取り扱っているもんぺにどのような種類があるのかなど、ひとつずつご紹介していきます。お時間ありましたら、お付き合いいただけたら嬉しいです。
日本のジーンズ=もんぺ
「もんぺ」と聞くとどんなイメージでしょうか。昔の服?農作業着?つまり、ダサイ?たしかにそうだったかもしれません。でも、それはもう昔の話。わざわざ取り扱いのもんぺは福岡県八女市のうなぎの寝床で作られています。
現代の人にこそ合う 「もんぺ」がうなぎの寝床のもんぺなのです。うなぎの寝床のもんぺは「現代風」というオリジナルの型で作られ、現代人の体形に合うようにデザインを工夫し、老若男女問わず、TPO問わずに日常に取り入れられるように作られています。 「もんぺ」というと腰回りのゆったりした農作業着のイメージがありますが、そうではありません。 既存のもんぺと比較すると腰回りがすっきりとしていて、細身に仕上がっています。
うなぎの寝床のもんぺの大多数は久留米絣(くるめがすり)で作られています。久留米絣のその凄さは経年変化。洗えば洗うほど風合いが増し、着心地も増す、まさしく日本のジーンズといえる服です。育てる楽しさがそこにはあります。
もんぺ、いいところ
もんぺのいいところは、大きく分けて4つあります。この機会にひとつずつ紹介させてください。
伝統がある。
着心地がいい。
経年変化して素敵になる。
オールシーズンで着ることができる。
1.伝統がある。
生地は広川・八女で生産される久留米絣(くるめがすり)をオリジナルで製作し使用しています。 久留米絣とは、福岡県久留米市の伝統工芸品です。絣の産地として日本で産業として成り立っているのは久留米絣だけです。絣は、糸を縛り・染め・織るという技術をベースに30以上の工程を経て布が出来上がります。
久留米絣は、糸を独特な方法で染色することでかすれた柄を出しています。まず、色をつけない部分を他の糸で縛り、色がつかないようにします。
そして、先に糸を染めてから柄を織るため、ミリ単位での擦れが生じ、少しかすれた模様になります。久留米絣の模様は、とても緻密に計算されており、世界に誇れる高い技術を持っています。
2.着心地がいい。
もんぺは腰回りとお腹周りがとてもゆったり作られています。農作業の時にかがみこんだりする作業がとても多く、その姿勢が楽にできるように作られたのがもんぺです。 ウエストはゴムと紐で結ぶようになっているので、 オフィスで長時間椅子に座っている時も楽チン。
ポッケを前にして着るのですが、足のラインは細身なのに、おしりのところがゆとりがあります。これが本当に楽で、畑でしゃがんで作業してもいいですし、ガーデニングにも最高。
動きやすくて仕事もすいすい。ヨガにウォーキングに、スポーツにもぴったりです。ジャンプしたらいつもより高く飛べる気がする!
3.経年変化して素敵になる。
久留米絣のその凄さは経年変化にあります。洗えば洗うほど風合いが増し、まさしく日本のジーンズ。育てる楽しさがそこにはあります。 経年変化で柔らかく気持ちよくなっていくのは薄地で、厚地はジーンズやチノパンのような変化をしていきます。
洗い込んだ久留米絣はうっすらと起毛し、肌に吸い付くような柔らかさになります。まるでネルのようです。この心地よさは他の布ではなかなか味わえません。
4.オールシーズンで着ることができる。
もんぺには薄地と厚地、生地の厚みが2種類あります。日本の一般的な気候だと、薄地は4-10月、厚地は11月-3月が気温的には最適です。薄地は布地が柔らかいので洗うと生地が体に沿うようなラインになっていきます。厚地は生地に張りがあるので、しっかりとした印象を受けます。オフィスなどに履いていく方も多いです。
薄地も厚地もくるくるっとコンパクトにまとまるので、カバンの中でもかさ張らず旅の着替えにもぴったりです。
もんぺは速乾性もばつぐん。吸水性がよく、洗濯しても乾きが早いので、春夏は特に大活躍します。洗えば洗うほどに風合いがどんどんと増し、まさしく日本のジーンズ。育てる楽しさがそこにはあります。
生地から作った
わざわざオリジナルもんぺ
もんぺ好きが高じて、うなぎの寝床とコラボレーションし、わざわざが生地から製作して2種類のもんぺを作りました!その名も「コラボもんぺ」と「わざわざのストレッチもんぺ」。生地は「はんてん」でおなじみの宮田織物さんに別注しました。
うなぎの寝床のもんぺとの大きな違いは3つあります。1つめはオリジナルの生地とカラーバリエーション、2つめはポッケが2つのダブルポケット、そして3つめはSSから3Lまでの6サイズ展開です。
レアな色柄盛りだくさん!
セレクトもんぺ
こちらは毎年のお楽しみ。わざわざ代表の平田が自ら織元さんへ足を運び、生地から選んで作った限定品「わざわざセレクトもんぺ」です。うなぎの寝床とコラボレーションしているので形はそのままで、わざわざオリジナルもんぺと同じくダブルポケット仕様。サイズはSSからLまでの4種類です。
2021年は色鉛筆を思わせる微妙色28色を取り揃え、2020年は色柄、どーんと43種類をご用意していました。わざわざセレクトもんぺ2022ver.は柄でご用意しています。「もんぺ博覧会」のページからぜひご覧ください!
生地の産地を選りすぐった
産地コラボもんぺ
ここまでにご紹介してきたのは生地に久留米絣を用いているもんぺでしたが、実はうなぎの寝床は久留米絣以外の日本各地の産地とコラボしたもんぺも作っています。備後節織・遠州織・福山デニムなど、素晴らしい生地の数々もぜひお試しあれ。
サイズ比較、徹底検証!
SSから3Lまでの6種類のサイズで見えかたの検証を行いました。どんな体型の方でも楽しめるもんぺ。ぜひシルエット、ゆとり感、裾の長さなど、サイズ選びの参考に。
サイズ感がわからずもんぺデビューになかなか踏み切れない…という方へ。サイズの選び方のポイントを紹介します。
もんぺ特集あれこれ
もんぺが好きすぎるゆえに、わざわざではもんぺをテーマにした読み物や特集記事をたっぷりと書いています。新しいものから順に並べていますので、気になるタイトルがあればぜひご一読を!これを読んで、もんぺを穿いて、一緒に「もんぺ愛」深めていただけたら最高に嬉しいです。
文責>いしはら 写真>若菜紘之