入浴のすゝめ
お風呂に入ると体がホカホカと温かくなって、すっきりした気分になりませんか。なぜだかはわからないけれど体が軽くなるような感覚は、誰しも実感したことがあるのではないでしょうか。
少し専門的な話になりますが、湯船に入ることによって体にもたらされる作用は5つあるとされています。
1や5の作用はシャワーを浴び続けることでも得られそうですが、2~4は湯船に入らないと得られない作用です。体を温めると同時に水圧や浮力がかかるからこそ、血行が良くなって新陳代謝が活発になりますし、副交感神経が優位になったり、筋肉がゆるんだりすることで疲れが取れたりリラックス効果が得られるなど、一般的にいわれているお風呂のメリットが得られるのです。
湯船に入れば、体にいいことがたくさん待っています。お風呂に入らないなんてもったいない!この機会に、湯船に入る日を1日でも増やしてみませんか。すでにお風呂に毎日入っている方は、せっかくの良い習慣ですのでこのまま継続していきましょう。
お風呂に入りながら、どう過ごす?
お風呂で湯船につかりながら何をするか。人それぞれに楽しみ方があると思います。ここでひとつの参考として、わざわざ社内でお風呂好きといえばこの人、代表の平田のお風呂タイムに迫ってみます。
平田がTwitterで「風呂」とツイートした数は相当数。何件あるか数えてみたのですが、100を超えたところで数えるのをやめました。ざっと見る限り、平田がお風呂で行なっているのは読書・思考の整理・SNS。1~2時間の長風呂だからこそ余計にはかどるのかもしれません。
※長風呂はのぼせたり水分不足に陥る原因にもなり得ます。お風呂は長く入れば良いというものでもありませんので、体調・体質に合わせて自分にとって最適な入浴時間を見つけてくださいね。
お風呂好きの他のスタッフは、お風呂でストレッチやマッサージ、スカルプ(頭皮)やボディケアをすると話していました。ストレッチについては先にご紹介した「4.粘性・抵抗性作用」により、湯船の中だからこそ筋肉への刺激が入るようです。マッサージも湯船で筋肉がゆるんでいるからこそ、ほぐしやすいように感じられます。
また、体が温まったタイミングでのスカルプケアやボディケアは毛穴が開いているため効果的ともいわれています。湯船に入っている時間を、自分の体のメンテナンスにあてるのもいいものです。
おうちが温泉になったら
最高なんだけどな~
蛇口をひねったら温泉が出てきて、おうちでも温泉に入れたらいいのに。そう思うことはありませんか。普通にお湯を張るのでも十分気持ちいいことは分かっていますが、それでも、温泉って別格ですよね。なめらかなお湯に、体がポカポカと芯から温まる感じ。ああ、お風呂もいいけれど温泉に入りたい。
実は、この願望を叶えてくれる入浴剤がわざわざにあるんです。おうちが温泉になっちゃうんです!
こちらの「湯の花」、いわゆる温泉をイメージした入浴剤ではありません。大分は別府温泉の温泉成分を結晶化させたもので、その製法は国の重要無形民俗文化財に指定されています。これさえあれば、大分の名湯、別府温泉の湯がおうちのお風呂にやってきます!
わざわざのスタッフの間でも、湯の花を入れたお風呂の湯上がり後は心地良い温かさが持続すると大評判。お湯には湯の花の成分独特の鉄、金属のような匂いがありますが、湯上りの肌や使用したタオルにはほとんど匂いは残りませんので安心してご利用ください。
このツイートにある「凄いお風呂ブラシ」とは、「海をまもる バスブラシ」のこと。現在オンラインストアでも取り扱っています。
毛先にゴムラテックス加工がされているので、簡単な汚れであれば石けんをつけなくても洗剤不要でどこでも洗えます。持ち手がしっかりしているので、力をいれなくても楽にお掃除できるのも嬉しいです。
湯の花を使った後に掃除するときは、石鹸を併用するとぴっかぴかになりますのでお試しあれ。
長野は温泉の宝庫です
さて、わざわざのある長野県には温泉が山ほどあります。長野にある温泉地は219カ所を数え、これは北海道に次いで国内第2位の多さを誇ります。しかも代表的泉質とされる11種類の湯が全て揃っているから驚きです(参考/信州の温泉巡り)。
移住者も多いわざわざメンバー。長野の温泉の魅力に取り憑かれ、休日は出かけるついでに温泉に寄ったり、温泉を目指してでかけたりする人も多いです。もし実店舗に遊びに来るならついでに温泉も楽しむのがおすすめ。ぜひ参考に湯巡りを楽しんでみてください。
長野にお越しの際は、温泉のご予定もぜひ入れていただきたいです。信州の温泉についてとても詳しく書かれているサイト「信州の温泉巡り」が湯めぐりの参考になりますので、よかったらご覧くださいね。
ちなみに、今回の記事で度々登場しているお風呂の写真はどれも「明神館」のもの。明神館はわざわざ姉妹店・問touもある東御市の「芸術むら公園」内に建つ公共の宿です。わざわざ・問touにお越しの際は、明神館に宿泊するのもおすすめですよ。
温泉を周る際には湯めぐりセットも忘れずに。お気に入りアイテムで揃えておけばサッと準備して出かけられて、しかも満足度高くお風呂に臨めます。近所の銭湯によく行く方、わざわざザンシンバッグはたっぷり荷物が入るので便利ですよ。
お風呂文化に思いを馳せる
さて、日本人はお風呂文化が充実していることもあり、お風呂好きが多いといわれています。毎日湯船に浸かると答えた方が約4割、週1回以上湯船に入る人を加えると約7割になるという調査結果(2020年/リンナイ調べ)もあるほどで、多くの人が毎週のようにお風呂に入る暮らしをしていることがわかります。
日本では、温泉に関しては縄文時代の遺跡から温泉が利用されていた痕跡が出ているほか、各所の温泉地で検証ができないような伝説や神話が残されています。温泉以外で入浴する文化が入ってきたのが6世紀頃とされていて、仏教の伝来とともに、仏に仕える者として身体を洗い清めることは大切であると捉えられるようになっていきます。
その後、明治維新とともにさまざまな西洋の生活様式が入ってくる中でも「洗い場で体をきれいにしてから湯船に入る」というしきたりはそのままに、日本独自の入浴文化を発展させてきました。銭湯あり、温泉あり、高度経済成長期には家庭用のお風呂まで普及(参考/LIXIL 入浴文化の変遷)し、今に至ります。
現代人が自宅でお風呂を満喫していると知ったら、昔の人たちは驚くのかもしれませんね。先人たちから脈々と受け継がれてきたお風呂文化があるからこそ、日本にお風呂の選択肢が山のようにあります。ありがたいことです。
お風呂上がりの一杯、至福の時
お風呂でしっかり温まったら、かならず水分補給をしましょう。お好きなドリンクを用意しておき、お風呂上がりに飲み干せばすっかり生き返ります。
不知火・蜜柑・清見の3種類の柑橘をそれぞれ手絞りした「柑橘ストレートジュース」は現在もロングセラーの座をキープしています。ぜひ冷蔵庫に常備を。
さあ、今日はお風呂に入ろう
ここまで読んでくださった方はお気づきかもしれませんが、温泉が好きな代表平田の商品選定もあって、わざわざのラインナップは入浴シーンからお風呂上がりのタオルに至るまでをトータルサポート。実はすごくこだわりも持って集めています。紹介しきれなかった商品はぜひこちらからお探しください。
(おまけ:風呂好き平田の「お風呂ツイート」はこちらからまとめてご覧いただけます。何につけてもまずはお風呂、という暮らしを感じ取っていただけるはずです。すごくお時間のあるときにでもどうぞ。)
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