【ソフトテニス】2024年国スポ成年女子結果予想

9月21日から行われる国スポ成年女子の結果予想です。

組み合わせや出場選手一覧等については佐賀国スポホームページ等をご参照ください。


成年女子結果予想

優勝:兵庫県
2位:京都府
3位:鹿児島県
4位:群馬県
5位:佐賀県
6位:徳島県
7位:新潟県
8位:福島県


21都道府県で争われる今年の成年女子。出場数が少ない分、どこもかしこも強豪ばかりの一瞬も気が抜けないトーナメントとなっている。


優勝予想は前年優勝の兵庫県。去年はシングルスのエースとして優勝の立役者となった志牟田選手が現役引退でいなくなってしまったが、それを補うように3人の成年の部初登場の超強力な若手がエントリー。前田中谷ペアはインカレダブルス準優勝、佐藤選手は根岸選手とのペアで全日本社会人準優勝と、共に前週の大会で好成績を残しており勢いがある。初戦からナガセケンコー主体の東京都と三重高OG軍団三重県の勝者と対戦するという難しいスタートとなるが、ここでしっかり勝って連覇に繋ぎたい。


2位予想は昨年3位の京都府。今年もワタキューセイモア単独チームで、全日本社会人では2ペアがベスト8、1ペアがベスト16と安定感ある勝ち上がりを見せた。初戦の相手は一昨年優勝のアドマテックス単独愛知県か、実業団多国籍軍の埼玉県だが、実業団の名門チームが貫禄を見せることができるか。


3位予想は鹿児島県。全日本実業団では悲願の優勝を果たしたSHIROYAMA HOTEL kagoshima単独チームで挑む。去年の地元国体では初戦で準優勝チームと対戦する不運もあり結果を残せなかったが、地元国体が終わって衰えるどころか更に力を付けて来た。初戦は強敵広島県で、勝てば2回戦で去年敗れた千葉県とのリベンジマッチとなる。去年の恨みを晴らせるか。


4位予想は去年5位の第4シード群馬県。去年までのチームを支えた社会人ペアが抜け、フレッシュな大学1年生が入りオール大学生チームとなったが、去年一昨年から主力の上級生が頼もしく、今年も上位進出に期待がかかる。初戦の相手は開催地隣県の長崎県か東北高OG中心の青森県だが、しっかり勝ち切って今年も上位入賞できるか。


5位予想は地元の佐賀県。数年前から木瀬選手を呼んで地元国スポに向けて準備を進めてきた佐賀県だが、最終的には木瀬選手に加えて大卒1年目の鈴木選手と立花選手、そして恐らくトップアスリート特例措置を使用して箱崎藤城ペアがメンバーとなり、かなり強力なメンツが顔を揃えた。ここまで選手を県外から集めて挑むというのはソフトテニスではそれほどなかったので、佐賀県の気合いの入りようが現れている。ここまでやったからには優勝するしかないが、初戦は東北高OGたちの宮城県で、勝てば前年優勝の兵庫県が濃厚という初日から山場を迎えるだけにハードルは高い。強敵を倒して地元優勝果たせるか。


6位予想は四国大学単独の徳島県。インカレ個人戦で上位に入った久留選手や上田選手、逸見選手など今年も強力なメンツで挑む。相方が他のチームで参加しておりインカレでの正ペアではないところもあるが、チームメイトの結束を見せて勝ち進めるか。初戦は同じく大学生のみの福岡県との対戦で、福岡県には四国大学の岡田選手もエントリーしているだけに、チームメイト対決・ペア対決の行方も気になるところだ。


7位予想は去年も7位の新潟県。去年から3人入れ替わったが、ヨネックス新潟の鈴木田辺ペアと大学生3人の布陣は強力。特に本間選手はインカレシングルスで優勝を果たしただけにシングルスでポイントゲッターとしての活躍に期待がかかる。初戦は珍しく道外進学者で固まった北海道と実力者が集まった山口県の勝者との対戦。特に山口県は激戦区中国ブロックを通過してきただけにどちらが勝ってもおかしくない戦いになりそうだが、どちらが上位進出を決められるか注目。


8位予想はダンロップ中心の福島県。ダンロップのエース小川清水ペアと大卒ルーキー縄田選手・髙濱選手が参戦し、ここ数年逆風が強いダンロップの新しい強さを見せられるか注目。初戦の石川県は能登高OGを中心に北信越を勝ち抜けてきており、実業団中心チームの福島県とはいえ侮れない存在。無事に勝って入賞できるか。


初戦から豪華メンバーのチーム同士の潰し合いも多く、序盤から消耗が大きそうな今年の国スポ。特に左上のブロックと右下のブロックはどこを見ても優勝候補かというくらい強豪犇めく組み合わせとなっていて、どこが勝ち進むのかとても楽しみ。また、そんな超激戦区を越えてきたチームが勢いを付けて優勝まで一気に行くのか、それとも思わぬ伏兵が現れるのか。名称変更後最初の国スポがどんな結末となるのか目が離せない。