字はキレイじゃないと恥ずかしい←コレ
はじめまして。わよう書道会 うどよしです。
現在、2020年1月17日~の和様の書展/クセ字コンテストの準備です。
詳細 https://wayoh.jp/exhibition
今回は「クセ字コンテスト」の話です。
クセ字コンテストに関して多くの企業の方にも相談や協力要請をしています。
その時、たいてい出てくるのがこの話。
「既存のお客様がキレイな字を希望しているので、ソレ以外の提案は難しい。」
おっしゃるとおりなんです。
でも、筆記具業界は、多様性の時代に、未だに「楷書/美文字」縛りを業界全体で続けているように見えます。
以下のゲーム業界と筆記具業界を比較した画像を見てください。
ゲーム業界はハードとソフトが相互関係にあります。
ところが、筆記具業界は、手書きを楽しむための書き方(ソフト)が「楷書/美文字」1つしかありません。
「マリオ」以外、ゲームソフトがなかったらゲーム業界、終わってますよね?
でも、手書き業界って、それで、ずーーーーっとひっぱってきたんです。
そこに、私達は「クセ字コンテスト」を通じて、まずは「キレイな字もいいけど、味わいのある手書きもいいよ」という雰囲気作りをしています。(応募〆切12/22 1分もあればすぐできる)
意外かもしれませんが、手書き離れが急激に進んでいることは「クセ字」派にとってはウェルカムです。
というより、待っていた感じすらあります。
手書き離れが起こって、最も減少するのは、圧倒的なシェアを持つマジョリティである「キレイな字」派です。
つまり、前出の「既存のお客様が大事」というロジックの元になる(自称含め)「キレイな字」派の方です。
マジョリティが弱くなると、マイノリティだった「キレイな字より味のある手書きがしたい」という「非美文字」派が影響力を持つようになってきます。
例えば、JーPOPの歌手の音楽売上が減少したことで、マイノリティだったアニメ曲や声優の歌が売れているようにみえる最近の現象です(マニアは落ちにくい)。
現在、急激に文字のデジタル化が進んでいるので、いつ、一般の方にもわかるくらいブレイクするかわかりませんが(しなかったらどうしよう)、すでにマイノリティな「非美文字」派は活動し始めています。
乗り遅れるなこのスモールウェーブに!
【クセ字は伸ばす時代】企業SNSが「クセ字コンテスト」に興味を示す
https://matome.naver.jp/odai/2157622802108274901
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