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寄り道人生論: 私の寄り道12~とことん

ライオンキングを観てから舞台俳優を目指すことになったワタシ。でも何からすればいいんだ?ということで、早速劇団四季創設者の浅利慶太さんの本を読みました。

バレエが基本!

「踊りの基本はバレエ。歌はオペラだ!」とのことでしたので、まずはバレエを始めることに。35歳男性まったくの初心者のワタシはネットで調べまくって、男性可のバレエ教室へ通い始めました。週3回。なぜかというと、踊ったことなどなかったからです(笑)そして、致命的に身体が固いので、早く初めておく必要があったと感じていたからです。
もう10年以上も前ですので当時はまだ男性のバレエは一般的とは言えず、よく他の人から「恥ずかしくなかったですか?」とか聞かれるのですが、全く感じなかったです。
とにかく、踊りを早く身につけて、舞台に立ちたい!という想いが強すぎて、他の人がどう思うかなんて考えたこともなかったです。ただただ、ひたすら上手くなりたい、早く踊れるようになりたい!という想いだけで突き動かされていた感じでした。

歌はミュージカル!

井の中の蛙とはワタシのことだな、と今は思えるのですが、当時のワタシはなんの根拠もなく、何故か「歌はイケるな」なんて思い込んでたので、最初からミュージカルの楽曲を練習してくださる個人レッスンを受けることに。週二回。
歌は朝早く会社に出勤して朝練。発声練習に始まり課題曲の練習など、こちらも狂ったように練習していました。

そして、舞台研究・・・

劇団四季の素晴らしさに触れ、自分も俳優になる!と決めたワタシ。
上記のような実技だけでなく、たくさんの作品に触れ、感受性も上げる必要がありました。そこで、片っ端から舞台を見たのですが、中でもWickedはワタシにとってツボとなり、なんと10回以上も観ては、感動の涙を流していました。

そんな生活も2年ほど続いたある日。。。