子ども夏休み小商い。
お昼ご飯どきに家に帰ると、近所の子ども達が何やら楽しげな商売をはじめていました。南禅寺でとってきたザリガニ670円、裏庭で捕まえたオオカマキリ494円、宝ヶ池テニスコートで服についてきた小くわがた571円、公園で捕まえたセミ50円。
小4のお友達の説明を聞いているところに、すごい勢いで小2次男が走り込んできて、「セミ9匹ゲットしたでー!!」と興奮気味に虫取り網を見せてくれました。
もう一人の小2の友達が、「チラシができたからお母さんにコピーしてもらってくる!」と言ってお家に向かったので、一緒に歩きながら職場へ。
▼ザリガニ 670円
▼小くわがた 571円
夕方に帰ってその後の話を聴いてみたら、
「チラシをポストに入れに行ったんやけどな、そしたら3人くらいセミを買いに来てくれはってな!!すごい大行列やったで!!」
「今日な!120円も売れたんやで!!すごくない!?」
「1時から4時まで3時間もお店してつかれた~」
「お店してたら近所のおっちゃんがメダカくれはってん!」
と楽しそうに満足げに話してくれました。
小学生でも、仕入れ(虫とり)、値決め、広報・集客(チラシ配り)、販売(ケースに入れて陳列)と、いろいろと工夫して、得意なことで役割分担して(捕獲係・チラシ係・店番係)、商いしてるな~と、結構やるやん!小学生!と思いました^^
自分が提供したものを喜んでもらえたら、純粋に嬉しい!!
3時間もめちゃくちゃ集中して頭も身体も使ったらつかれる!!
きっと全集中の呼吸で全身全霊使ったんやろな~
そして、やっていることを面白がって、新しい商品(メダカ)を譲ってくれる人が現れ仕入れ先ができたりと、小さいけれど地域で経済がまわっていて、おもしろいな~と思いました。
売上(利益)の使い方も、1人が「UFOキャッチャーしよう!」と提案したけれど、他のメンバーが「いいわ!(いらないわ)」と言ったので、結局1人が預かってくれているそう。
みんなで得た利益の使い道は、みんなで決める。
いい経験しているな~
「子ども達がたくさんくるのでお茶を3~4回沸かしたわ」
とそんなやりとりを見守ってくれている母にも感謝。
すっかりプチ学童保育状態になっている我が家です。