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ホットスナックと俺と”なにか”

どうも!わをんです!

皆さんはホットスナックってよく食べますか?


ホットスナックというのはコンビニのレジの横においてあるチキンとか唐揚げとかアメリカンドッグとかのやつです。

かくいう俺は月に一回くらいは食べてます。

いや~ホットスナックおいしいすよね。なんか、

「夜ご飯食べに行く予定はあるんだけど、でも昼ご飯何も食べてないから
なにか口に入れたい15時」みたいなシチュエーションの時、このコンビニホットスナック重宝してます。

そんである休みの日、髪を切ろうと17時に美容室の予約を入れてた俺は前日夜通しゲームをしていて案の定昼の12時くらいにその日起きたわけです。

起きてすぐ食欲もわかず、ぐーたらしてたらあっという間に15時。

とりあえずシャワー浴びてぼーっとYouTube垂れ流してたらあっという間に
1時間が過ぎてしまい慌てて家を飛び出す。

とりあえず最寄りのローソンでLチキを購入。

「そうそう、こーゆうときにホットスナックて便利だよな~」
なんて考えながらジャスミン茶でチキンを流し込む。

ちょうど駅につく頃にはチキンを食べ終わり、残されたのはチキンを包んでいたあの油をはじいてるんだが吸収してるんだかよくわからない素材でできた袋。

「まぁ、駅でこの袋捨てれるだろう」と高を括っていたが大間違い。
そこの駅には燃えるゴミをいれるゴミ箱は存在せず、仕方なくその袋とともに乗車することに。

昼下がりの休日の夕方、車内は混んでるとまでは言えないがちらほら席に座れず立ったままの人が見える。

俺がいた車両で立っていたのは自分と若い1組のカップルのみ。

仲つつまじく手を繋いで乗車しているカップル。
どこかへ遊びに行った帰りだろうか?それともこれから外食デートだろうか?
なんて妄想にふけっていたら1つ違和感を覚える。

あれ?俺も”なにか”と手を繋いでいる?

右手に違和感を覚える、少し湿ったような”なにか”を握っているように感じる。

あたりを見渡す、だが自分の周りには人影はない。それどころか電車の隅に鎮座していた俺の右側に人が入れるスペースなんてあるわけがない。

だが、俺の右手には得体のしれないヌルヌルとした”なにか”が確実にそこにある。

俺は心を決めて右手に視界を映すことにした。
もう後戻りはできないかもしれない、でもここで怖気づいてこの恐怖を有耶無耶にしてしまったらそれこそこの先俺は一生後悔するだろう。

右手にゆっくり視線を移動させる、そしてそこにあったのは。。。!





いや!捨てれなくて油でギトギトになったLチキの袋かい!!


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