色んな『ドレミファソラシド』が存在する音楽の世界
こんにちは!
今西レオです!
今回は、何でコードを呼ぶときにCコードやFコードと呼ぶのか?その理由を書いていきます。
そして、飽きない曲の作り方、DTMについても少し触れていきたいと思います。
それでは書いていきますね!
1.ド?C??ハ長調???
セクションのタイトルに色々書いてあると思いますが、ピンとこないかもしれないです。ですが、これ全部『ドレミファソラシド』の中のドなんですよ。
まず、Cから説明しますね。
これはなぜCと呼ぶのかというと、簡単にいうと英語音名なんです!
音階にすると、
C D E F G A B C
になります。アルファベットだと、Aから始まりZで終わります。音楽だとキー(高さ)によって出発点は違いますが、キーCからだとC(ド)から始まりB(シ)で終わります。
次は、ハ長調についてです。このハというのもドという意味であり音階にすると、
ハ ニ ホ へ ト イ ロ
となります。これ、実は日本語音名なんですよ。馴染みがあまりないと思います。
(※因みに、『ドレミファソラシド』はイタリア音名です!)
分かりましたか?まだ、理解してない人はこちらのサイトを見てみて下さい。
すごく分かりやすくまとめております。
popやジャズだと英語音名ばかり使われてるイメージがありますね。
それは、コードを頻繁に使うからだと私は思います。
そして、ハ長調の後に付いている長調とは何か?簡単にいうと聴いていて明るいキー(高さ)という意味です。その逆で短調とありますが、これは聴いていて暗いキー(高さ)です。英語で表すと、メジャー・マイナーと呼ばれます。
文字だけでは伝わらないと思うので、曲を聴いてみて下さい!
上の動画のメロガッパ -MELOGAPPA-さんは、よく有名な曲を短調にしたり長調にしたりと楽しく音楽理論を理解する事ができます。Youtubeにて投稿している方ですので、良かったら他の動画も見てみて下さい!
以上の事から、例えばCコードだったらドから綺麗に三段重ねにしたコードだという説明が理解できると思います。この意味が分からない方は、良かったら私のこの記事を見てみて下さい↓
次に、今まではCキーの『ドレミファソラシド』の説明ばっかりだったんですが、今回から違うキー(高さ)の『ドレミファソラシド』も紹介します。
カラオケに行ったことがある人なら、何となく理解していると思いますが、
「この曲、高いなあ・・・」と思って、カラオケに置いてある機械で1つ下げたり、2つ下げたり、、、。
これが、音楽用語でKey(キー)、調と呼ばれています。これが12段階あり、曲の雰囲気を壊す事なく変える事が可能なんですよ!
でも、ここが紛らわしいんです、、、。
どのキーでも『ドレミファソラシド』に聴こえるということです。例えるならキーFの曲でも、キーGの曲でも聴こえ方は『ドレミファソラシド』なんです。ですが、ピアノで耳コピすると実際の音は違う訳ですね。
この事を理解して、こちらのサイトを見てみて下さい!
各キーの音階早見表です。これで、迷う事なくピアノで耳コピや、その曲に合ったキーのコードをメロディに乗せる事ができるようになると思います。そして、音階を綺麗に三段重ねにした7つのコード『ダイアトニックコード』も載せてますので、曲作りなどに便利ですよ。
サイトを見た方は疑問を感じると思います。♭って何?#って何??mって何???
まず、♭はフラットと呼び半音下げることです。ピアノで表すと、例えばG(ソ)から考えるとG♭(ソ♭)になります。日本語音名でいうと変(へん)と言われます。
・使い方
♭の場合 D♭、G♭、B♭m...etc
変の場合 変二長調、変ト長調、変ロ短調...etc
そして♯。これはシャープと呼び半音上げることです。ピアノで表すと、例えばF(ファ)から考えるとF♯(ファ♯)になります。日本語音名でいうと嬰(えい)と言われます。
・使い方
#の場合 C#、F#、A#m...etc
嬰の場合 変ハ長調、変へ長調、変イ短調...etc
この音名は違うけども、音を出してしまえば同じ音。このことを、異名同音と言います!元々、各キーをちゃんと書くと分かりにくいんですね。上のサイトでも長調・短調どっちも12段階だと思いますが、単純計算で異名同音含めてしまうと長調24段階+短調24段階=キーは48段階な訳です。
ですが正直、作曲をやってると勝手に覚えるので全て覚える必要ないです笑
自分の好きな曲のキーを調べて、そこから曲作りしていけばいいんです。私自身も作曲してないキーが沢山ありますから。
そして、次はmなんですが、これは短調の事であり、マイナーと言われます。上でもチラッと出てきましたね。対をなすメジャー(長調)はコードにわざわざ書かなくていいんです。なので、
メジャー(長調) = C、F、G
マイナー(短調) = Cm、Fm、Gm
と表記します。
上の各キーの音階早見表に出てくるBm-5(ビーマイナーフラットファイブ)とかはまだ難しいので、今は理解できなくても大丈夫ですよ!!!
そして、こんなのを見つけました。コード一覧表です。
ここには、全コードの構成音とピアノでの押さえ方が乗ってますので非常に重宝すると思います。良かったら見てみて下さい。
ここまで、理解できましたか?説明不足な部分があるかもしれないですので、
あまり分からないという方はコメントして下さい。しっかり教えます!
次のセクションは、良いメロディの作り方を1つ紹介します。
2.そもそも良い曲とは?
それは、もう一度聴きたい、そして、覚えやすく感情を揺さぶる音楽だと思います。
音楽の3大要素は、リズム(律動)・メロディ(旋律)・ハーモニー(和声)なんですが、どれも音楽にとって大切なものです。その中でメロディは特に目立つ部分なんです!
なので、どれだけリズムやハーモニーをカッコ良く作曲・アレンジしても覚えにくく、もう一度聴きたいと思われない曲は本当にもったいないです。
そこで今回は、自分の曲を簡単に良いメロディにする方法を教えます!
それは【繰り返し】。
この曲を聞いてみて下さい。
言わずと知れた名曲。坂本九の上を向いて歩こうです。
この曲は、上を向いて歩こう〜♪から続くメロディの塊と、幸せは雲の上に〜♪というメロディの塊しか出てないですよね?
これが曲の終わりまで繰り返され、新しいのは出てこないと思います。
このメロディの塊を『フレーズ』と呼び、その単位を『音型』と呼びます。これを繰り返すことによって、親しみのある覚えやすい曲になってしまうんです!
これが、繰り返しです。
でも、ただ繰り返ししても良いんですが、、、。
例えば、Aメロ→サビとくる曲を作ったとしましょう。
メロディは繰り返してるので、2番があったとしてAメロ・サビのメロディは大体同じですよね。
そこで、2番のAメロのコードを少し変えてみたり!そんな工夫をしてみましょう。そうする事で、その曲を飽きさせないようにするんです。
巷の曲にはそんな工夫がたくさんされています。既存曲のコード進行を調べて研究してみるのも良いかもしれませんね。
では、次はDTMについて書いていきます。
3.DTMについて
DTMとは、デスクトップミュージックの略称でパソコンと電子楽器をMIDIなどで接続して演奏する音楽、あるいはその音楽制作行為の総称。(Wikipedia参照)とされています。下のような感じですね↓
DTMができれば自分1人で、バンド演奏やオーケストラサウンドを作れます。
それだけじゃなく、ボーカル録音、CD作成まで全て自宅で完結するんです!
やってみたいと思う方の為に最低限の必要なものをまとめました。
・PC
・DAW
なんと、これだけで良いんです!!!
「PCは何となく分かるけどDAWって何?」
DAWとはデジタルオーディオワークステーションの略で、音楽制作ソフトのことを指します。基本的にDTMはこのソフトを使って行うんです。これがないとPCでの音楽製作はできないという事です。
そして、DAWは無料のものから有料のものが存在し、それぞれにメリット・デメリットがあります。今回は軽く触れるだけなので割愛しますね。次のnoteで詳しくまとめます!
上でPCが必要と言いました。ですが、スマホからでもDTMが出来るんです!
下のサイトにまとめてあるので見てみて下さい。
4.まとめ
今回は、主に『色んなドレミファソラシド』の事を書きました。これを知ることによってもっとスムーズに作曲ができるようになると思います。
そして、『飽きない曲の作り方』と『DTMについて』も少しだけ触れていきましたね。この2つは次回のnoteで、もっと詳しくまとめたいと思うので良かったら見てみて下さい!
最後までご覧いただきありがとうございました!!