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超初心者向けAI紹介Part7

前回までで大まかにチャット形式のAIサービスについて書いた。
次に気になるのは画像生成AIではないだろうか?
ところが画像生成AIには超初心者向けとして扱うには専門用語が多い。
そこで今回は画像生成AIにアプローチするところまでを書いていく。


画像生成AIの仕組み

これまでのチャット形式のAIではプロンプトを渡せば思った通りの回答が返ってきた。
しかし、画像生成AIでは今まで使っていたプロンプトと言う言葉の他に、
ネガティブプロンプトと言うものがある。
これが画像生成AIのキモと言っても過言ではない。

ネガティブプロンプトって何なんよ?

プロンプトはAIに対する指示である。
ではネガティブプロンプトは何なのか。
結論から言うと、ネガティブプロンプトもプロンプトの一種なのだ
ではネガティブプロンプトの役割について次に話そう。

ネガティブプロンプトの役割

シンプルに言うと「この言葉に関することはNGだよ」というプロンプトだ。
例えば、人間の絵を描いてほしいのに目が4つある人間の絵を描かれたら困るだろう。
つまりは画像生成AIに対するNGリストと思ってもらえればズレない。

何だか面倒くさそうだぞ?

見出しのような感想を持った人も多いことだろう。
わたしもそうだった。
しかし画像生成AI界隈も馬鹿ではない。
一々細かいネガティブプロンプトを書かずに済むようなネガティブプロンプトが用意されている。
代表的なものはEasyNegativeだ。名前の通りネガティブプロンプトを簡単なものにできる。
これを入れるだけでかなりの精度できちんとした人物を描いてくれるようになる。

もしかしてプロンプトにも何かある?

結論から言うと、ある。
代表的なものはbest quality、つまり最高品質で描いてくれということになる。入れないといけない訳では無いが、なにか物足りない出来だなと思ったら入れてみると大分変化する。

プロンプトの書き方

EasyNegative、best qualityと今回の記事で書いた通り、基本的に英語でプロンプトを作ることになる。和風の絵だとしても、だ。
しかも画像生成AIの場合はチャットではないのでハッシュタグのように書く。
例えばとある画像生成AIで生成した画像はこれだ。

SDXL Turbo 

プロンプトは「1boy,black cap,japanese」だ。
この様にカンマで区切って描いてほしい要素を列挙していくのが基本だ。
英語なんて出来ないよ!と言う人もいるだろう。
だが単語だけで良いので、機械翻訳で充分実用に耐える。

まとめ

  • 画像生成AIとチャット形式のAIではプロンプトの書き方が違う

  • 画像生成AIには大まかに二種類、プロンプトとネガティブプロンプトがある。

  • 画像生成AIではXやInstagramのように要素を列挙していくのが基本。

補足

今回例として使った画像生成AIは「SDXL Turbo」というかなり新しいAIの体験版だ。入門としては「Stable Diffusion」 をおすすめするが、画面が煩雑になりがちなので次回以降にAIの体験版を提供するサービスを紹介する。

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