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初海外・北欧旅行記6〜今再びのストックホルム〜

こんにちは。
今回はコペンハーゲン観光を終え、ストックホルムに戻る日です。
旅も終盤。海外にもすこーし、慣れました。
前回の記事はこちら

今日も今日とて早起き。

昨日はコペンハーゲンをこれでもかと満喫しました。その満足感とたくさん歩いたことによる疲労で同行者ともども早々に眠りにつきました。
そのおかげもあってか今日も早起き。そして今日はコペンハーゲンを発つ日です。
やり残したことはないか?と確認していると、ローゼンボー城に行っていないことに気づきました。
ガチガチに予定を組んだわけではなく、行き当たりばったりな旅なので漏れは承知していました。
ということで、時刻は午前8時前ですが早速列車を使ってローゼンボー城を目指します。

ローゼンボー城

列車に乗るために事前にスマホにアプリを入れて、そこからチケットを購入しました。自動改札機はありません。驚きですね。
コペンハーゲンの朝の列車は通勤客が多く、賑わっています。
都市部の列車なのに自転車(折り畳まないやつ)を持ち込めるスペースもあり、日本とは違うな〜と感じました。日本では地方に一部自転車持ち込み可の列車もあるようですが、あまりメジャーではありませんよね。

自転車車両のマーク。もちろん人も乗れる。
結構利用している人も多く、文化として根付いているみたい

目的の駅で無事降車すると、こちらもやっぱり通勤する人がたくさん。自転車通勤の人が多いと感じます。天気がいいからでしょうか。

9月とは思えない寒さと清々しさ。スーツの人はいませんね。


また信号機。

程なくして、ローゼンボー城が見えてきましたが早朝のため門は閉ざされていました。
ネットの情報だと開門は午前10時らしいのですが、13時の飛行機に乗らないといけないので開門は待てません。
まぁしょうがないか〜と周りを歩いていると…あ!!
周りの庭園は開いているんだ!!!お城こそ入れないものの、周りの庭園は開かれていました。近所の人なのか、犬を散歩させていたりランニングしている人がたくさんいる庭園があるじゃないですか!

開かれた庭園の入り口。
なーんじゃこの開けた空!
前を歩いている犬。
すれ違った犬

とても綺麗な庭園です。芝生も青々としているし、草木も立派!まるで不思議の国のアリスの世界に迷い込んでしまったかのようです。どこかでティーパーティーが開かれているかもしれません。

庭園を歩いていると、バラが咲き誇る区画が!そしてそこからはお城がよく見える!

朝露に濡れるバラ。
たくさんの色のバラが咲いている
薔薇と城。城と薔薇。
美しい…

どうでしょうか。最後の写真の右下の柳の木もいい味を出している気がします。
ブログを書いている身でこんなこと言っては身も蓋もないですが、こんなの文章で、文字で伝えるなんて不可能だよ…と思いたくなるほど全てが美しく、新鮮でした。澄んだ空気も相まって輪郭がくっきりとして見えた気がしています。
鳥たちもたくさんいて、全てにおいて現実でないような空間でした。幼いころからこんな場所が近くにあったら芸術的感性や美的感覚は今の自分とは全く違うものになるだろうな、とも思いました。どちらが良いとかではなく。

周りのお堀にいたカモちゃん。寒いのかしら。

再度ホテルに。

素敵な空間を堪能し、満足した我々は何をするでもなく徘徊します。
何度も言っていると思いますが、ただ歩くだけでもとってもおしゃれでかわいい街なので歩くのがまったく苦ではありません。

ただの街。いいねぇ。
こちらもただの街。電柱がないねぇ。

街並みを堪能したのでホテルに帰るため、また列車に乗ってコペンハーゲン中央駅に行きます。

ブレてる〜。左にはセブンイレブン

こちらがコペンハーゲン中央駅。暗い茶色で間接照明。街並みの白く軽い感じとは対照的な、暗く重たい感じが映えますね。
そしてここから歩いて数分のホテルへ帰還。最高の朝を二日連続で過ごしてしまいました。

さようなら、コペンハーゲン。

そしていよいよ、空港に向かいます。潤沢に資金があって休みを取れるのであればもっともっと滞在したいと思える最高の街でした。
空港へは列車で一本、20分ほどです。とても名残惜しいですがフライトの時間も迫っているのでお別れです。

楽しかったよ〜また来るね〜!

とっても最高な時間をありがとうコペンハーゲン!また会う日まで!

〜20分後〜

コペンハーゲン空港に着きました。
成田やトランジットで少し利用したスワンナプームと比べるとかなり小さな空港ですが、とても清潔感があり過ごしやすい空港です。
外に砂場がある!と思ったら犬用のトイレでした。

Terminal2から乗ります。これはTerminal3。
中はこんな感じ。
砂場じゃなくて犬用のトイレ。

再びストックホルム。

さて、飛行機で1時間ほど。ストックホルムに戻ってきました。
もうストックホルムは慣れたもので、難なくホテルまで到着しました。初日に泊まった時と同じホテルです。
慣れたものすぎて写真を全然撮っていませんでした。先ほどの犬用トイレの後は

ストックホルムの地下鉄のホーム。

↑のストックホルムの地下鉄のホームの写真でした。
ストックホルムはコペンハーゲンに比べて無機質な感じのホームで、人も多い印象でした。
もしかすると16時くらいだったので帰宅ラッシュだったのかもしれません。16時に帰宅するなんて日本ではあまり考えられませんが…。
ストックホルム中央駅からガムラスタン駅に行きます。とても近いですが地下鉄に乗ってみたかったので乗ります。
コペンハーゲンとは違い、自動改札機がありました。なんだかこっちの方が安心します。

初日にゆっくりしなかったガムラスタン

初日にもガムラスタンに行きましたが、他にも行きたいところがたくさんあったのでそこまでゆっくりすることはしませんでした。
なので今日は少し遅い時間ではありますがガムラスタンの街並みを楽しもうと思います。

歩きながらでブレブレ。結構寒いけどテラスには人が。

街そのものがとても綺麗なのですが、一つ一つのお店を見ても面白かったり可愛いかったりで、飽きのこない場所です。
歩いていて見かけたとってもかわいいお菓子屋さんで、お土産用のお菓子をたくさん書いました。
外装、内装、商品すべてが可愛く、とても癒され空間でした。

かわいいお菓子!
ライティングがいいからか、いい写真。

その後もガムラスタン散策を続けていると、書店を発見!
そこにはたくさんの"MANGA"が!
全く漫画を読まない私でもとてもテンションが上がります!日本のものがこんなに!
そして結構な人数の海外のお客さんが手に取っている!意味がわからないと思いますが、なぜか少し誇らしいような気持ちになりました。
書店の1階部分の1/3ほどは日本のコーナーでした。日本語辞典や日本の文化を伝えるような、漫画以外の書籍も置いてありリスペクトを感じるラインナップで感動。すごい。

東京リベンジャーズ!
進撃の巨人!
KAWAII

書店には漫画以外にも、書籍はもちろん、ボードゲームやハリーポッターグッズなどたくさん面白いものがあり、見ていて飽きませんでした。
しかし我々に残された時間は多くありません。先に進みます。

次に訪れたのは雑貨屋さん。細い路地にひっそりと佇んでいて風情があります。
青年が一人で店番をしていて、ちょっと入りにくい空気でしたが入ってみると程よく気さくでとても気持ちの良い空間でした。

右の建物の角、オレンジの建物の向かいが雑貨屋さん。

商品もシンプルでおしゃれなものが多く、たくさん写真を撮らせてもらいました。
同行者がおしゃれなすらっとした手袋を2つ買っていました。日本もすっかり寒くなってきたのでそろそろ使っているかも知れません。
使うたびにこのお店を思い出せると思うと、手袋というものの価値以上の価値が生まれますね。

使い方はわからないけど、多分カゴ。
不安定な陳列。攻めている。
クロスが下についちゃってる。ゆらめき。
重厚な○✖️ゲーム。かっこいい写真だと思っている。

どうでしょうか。
個人的には、おしゃれな街の小さな街角にこのような空間があることを知れたことだけでも、人生において良い方向に作用するような気がしています。

夜ご飯

その後もふらりと街を歩いてたっぷりと観光をしました。
すっかり暗くなり、お腹も減ってきたので夜ご飯を食べることにします。
ガムラスタンから中央駅方面に向かって歩き、「Bistro Rolf de Maré」というお店に入りました。
とっても店員さんが気を遣ってくださり、最高のディナーでした。
ここで飲んだお酒がとても美味しく、気に入ったのでスーパーで同じものを探し、お土産として持ち帰りました。

スーパーには0.5%の微アルしか置いていない。

その他の料理も非常に美味しく、大大大満足のディナーです。
お会計をお願いして、店員さんを待っていると店内BGMに聞き覚えのある曲が。
こっこれはまさか!坂本九の「SUKIYAKI」では?!?!
スウェーデンでこの曲を聴くなんて!うえをむぅいて〜♪
同行者とテンションが上がりホカホカしていると、クレジットカードリーダーを持った店員さんが
「あなたたち日本人?この曲、日本の曲でしょ?特別じゃなくていつも流してるのよ〜!」
と話しかけてくれました。いやぁ〜ほっっこり。
最後の夜にこんな粋な体験をしてしまったらいい思い出にならないわけがない!!!!
全て最高のお店でした。また行きます。

明日はいよいよ

翌日の15時過ぎの便で日本に帰ります。
20時間ほどのフライトが控えているので今日は無理はせずホテルで休むことにします。
数ヶ月前から計画し、楽しみにしていた海外旅行。来てみるとあっという間に時間が過ぎてしまいました。
また絶対に訪れたいです。今度は1ヶ月くらい。。。笑

つづく…

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田中と、申します。
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