#04 Geographic Tide / Noesis (MUTEKで公開した映像作品Noesisについて)
ジオグラフィック・タイド
河川の流れとか、海の波、カオスと思っていたものに、数式がある。
別のトラックコンセプトを構想するために、枝分かれや分岐の法則性を掘ってみようと、池袋ジュンク堂でコンストラクタルデザインの本を探していたときに、同じ棚で見つけたPhilip Ballの3冊のシリーズにインスパイアされた。干上がった湖のひび割れや、湖面の波、全ての形状に計算がある。
映画監督・雨宮慶太さんの特撮作品のタイトルバックを13年くらい手掛けさせていただいている。劇映画だが「光り」「対極」とか抽象的議題だけいただいてイメージを作る作業。これで鍛えられてきた。
2年前の劇場作品で、そのときのコンセプトに龍の鱗が波立つというパラメーターを開発し回答とした。このときのイメージとプログラミングを時間をおいて発展させてできたイメージがもとの作品。
案件を横断してイメージとコンセプトが成長して、今年モントリオールで新たに公開した。さらに、未来館のドームにあわせてまたバージョンを新しくした(というか、し中)案件からアート、アートから案件と横断させているうちに、一つの領域を極めることだけでできないものができる。
Noesis approximately 30min immersive visual art works
2017 Nov 3th&4th MUTEK JP @Miraikan(Tokyo) 3D full dome live
2018 Aug 21th MUTEK @Société des arts Technologiques:SAT(Montreal) full dome live
2018 Nov 2th&4th MUTEK JP @Miraikan(Tokyo) 3D full dome live
2018 Nov 4th MUTEK JP @Miraikan(Tokyo) Geo-Cosmos Sphere screen live
2018 Nov 20-23 MUTEK MX @Domodigital Papalote Museo del Niño (Mexicocity) 2D screening (23m huge dome)
2018 Dec 1th to 2019 Jan 6th The Dome@Plaisirs d'hiver (Brussels)2D screening
2019 Jan 12th to Feb11th VR Salon Immersive Realitys@Tokyo Arts and Space Hongo VR version
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